TOEICのアーカイブ
反TOEIC
- 2010/12/14 1:03 AM
- TOEIC
2年前に受けたTOEICの有効期限が切れた。2006年から2008年まで年1回ずつ、計3回受けたうちの最高点が935点。中途半端で本当に恥ずかしくて、満点近い点数が取れるまでは年1回受けようと今年の半ばまでは思っていたのですが、色々と思うことあり、もう二度と受けません。
もともとTOEICは嫌いでした。初回受験の前に、公式問題集は1回分解きましたが、テストのためのテクニックや問題集を何回も回すなんてことはアホらしい。Internetで英語記事や音声がいくらでも手に入る時代に、なぜわざわざ試験対策用に作られた英語を使う必要がある?しかも100%になるまで問題集を数十回も回すなんて。カッコ埋め問題や誰それが何色のコートを着ているなんて、つまんないリスニング問題を何度も聞くより、好きな素材を使って自由に勉強したほうがいい。
それでもTOEICを受けようと思ったのは、英語学習の参考にとネットで情報を集めているうちに、圧倒的に多いTOEIC学習ブログに影響を受けたからです。”TOEICで何点”というのが分かりやすい英語力を測るモノサシで、TOEIC900点が一つの目標とされている。目標に達するために市販の問題数をひたすら勉強する学習者さんとみると圧倒されます。 特に私は、多読・多聴とLingQという、多数派ではないうえに、短期間で効果を実感しにくい勉強法で英語を学習していたこともあって、皆と同じモノサシで英語力を測られたいと思いました。いい点数を取って、楽習と揶揄されることもある多読でも効果を上げられる、試験にも対応できると自分を安心させたかったのもあります。
英語学習開始から5年がたった今でも、今の学習法で大丈夫か時々不安になります。ただ、TOEICを英語習熟度のモノサシとして、皆と同じ土俵で戦う必要はない。TOEICのために勉強するのはおかしい、と思いながらも試験を受けてしまったのは残念ですが、今までTOEIC対策をしていなかったのは不幸中の幸い。
TOEICの点数を上げることがモチベーションアップにつながるという人も多いと思います。ただ、試験を目標にする他にも、モチベーションを維持する方法はあります。例えば、日本語で出版されていない英語の原作本を読んだり、海外のサイトから情報を得ること、去年は聞き取れなかったニュースが聴き取れるようになった時など、上達を実感し本当にうれしくなります。
英語はツールなので、英語記事や本、テレビなどから情報を得るため、またはコミュニケーションの手段として実際に使いながら学ぶべきだと思います。点数にこだわって、目先の点数アップのために試験勉強をするのは本末転倒だと思うのです。
私だけでなく、さしあたってTOEICの点数が必要なわけではないのにTOEICを受けたり、TOEICの問題集を解いている方も多いと思います。何百時間も費やす前に、一体なんのためにその問題集を解いているのかを考え直したほうがいい。
ビジネスのために英語が必要というならば、TOEICの内容を勉強するよりも英語で書かれたビジネス書や自分の専門分野に関連する洋書を読み、自分が本当に興味があって学びたい事を英語で学ぶといいと思います。英語を学びつつ自分のスペックを同時に上げることが必要。iTunes U のレクチャーやTEDなど、英語を学びながら世界の大学で行われている講義を聞くほうがよっぽど為になります。
それでも就職や転職に有利だからとTOEIC高得点のために試験勉強をしたいなら、別にTOEICに特化した学習をしなくても十分点数は取れます。企業側も、TOEICを採用や昇進の基準にするのは止めて欲しい。英語力のある人物を雇いたいなら、英語ディスカッションやWritingなどで英語力を測るほうが、現場で問われる英語力に則した評価が出来るのではないだろうか。今はテストする側の英語力もないのでしょうが、TOEICに依存した英語学習から脱するよう、社会全体もかわるべきです。
多読・多聴とTOEIC
- 2010/06/27 10:29 AM
- TOEIC
TOEICブロガーと呼ばれる人たちのブログを見るのが好き。すごく頑張っている姿を見ると刺激されるから。
TOEIC関連の問題集を繰り返し解く根気はすごいと思う。問題集を何回”まわした”という表現も独特で、ブログからヤル気がはみ出ているのを感じます。
英語学習を始めたころはTOEICで何点取れるか、ということにもかなり関心があって、いろいろな学習者さんたちのブログを訪問してはTOEICの点数と学習方法を比較していました。たまたま目にした多読の方のTOEICが800点台だったことと、LingQ学習者さんたちにも800点台以上の方が多かったことに励まされて、多読とTOEICを中心に英語学習をすすめてきたわけだけど、今でもTOEIC戦士さんたちのブログを見ると心が揺れます。なんというか… 自分もガシガシ問題集やらなきゃヤバイ!って気になるの。焦るだけで実際にはやらないのですが。
自分には問題集で英語を勉強するというスタイルは合わなくて、実際”1分間で〜”という参考書を買ったにもかかわらず、一日1分だって問題集を解けませんでした。遠回りではあるけれど、洋書を読んだりオーディオブックやpodcastを聞いたりして自然に英語力を伸ばしていくのが理想。そしてTOEICブロガーさんたちのブログを見てもやる気だけもらって、焦りや劣等感を感じずにすむようになりたい。
本屋さんの英語コーナーではTOEIC関連の問題集が一番目立つところに平積みされているので、TOEIC問題集派が多いのでしょう。でも、きっと私のように問題集を解くのは嫌だけれども、英語をマスターしたい、そしてTOEICで力試しをしてみたい、という人は多いと思います。
自分が思うには、多読や多聴は一見遠回りのようでいて一番確実に英語力を上げているんじゃないかと。最近はゆるさんがTOEIC900点超えを達成された時の感想をお聞きしてさらにその印象を強めました。問題なのは、多読・多聴も続けなければ意味がないということ。
以前多読の掲示板で、TOEICで高得点を取るためにはYL(読みやすさレベル)5程度のものを楽に読めるレベルが必要、と書かれていたのを読んで、なるほどと思いました。TOEIC用の長文をひたすら解かなくても、同じようなレベルの洋書をたくさん読むことで対応出来ると思います。また、オーディオブックなどを聞き慣れていると、TOEICのリスニングが驚くほど短く感じられます。しっかり聞き取ることができれば、”Whatで始める文章の時の答えは〜”とテクニックを覚える必要もないと思います。
私は2006年11月に、多読100万語、多聴100時間、LingQ3ヶ月間の状態で初TOEICに臨み905点でした。思わぬ高得点に驚きましたが、その頃YL5レベルのものが読めるレベルになっていたので、多読掲示板の意見は的を射たものであったと感じました。
多読・多聴を中心に英語学習されている方は、試験のことにはこだわらない、または控えめな方が多いためか、TOEICに関してはあまり多くを語りませんよね。意見を言うなら満点取ってからにしろ!って突っ込まれたら怖いし。
でもねー、多読・多聴はいいんですよ〜。長くユルく続けているうちに基礎力がつきますから。私はLingQもいっしょにやりましたが、あまり一つのやり方にこだわらず、多読・多聴のいいとこ取りでいいと思います。
多読・多聴が良いとは思っていたものの、これまで声高にオススメできるまでに至らなかったのは、すぐに効果を感じられないというところにありました。もしかしたら、自分には合っている方法だけど他人には合わないのかも、という不安も。だけどきっと私の他にも、”英語勉強したい→とりあえずTOEIC問題集→出来ない→やーめた!” となった方がいらっしゃるはず。多読・多聴も効果のある勉強法の一つとして、是非検討して頂きたいと思います。
11月のTOEIC結果
- 2008/12/23 1:49 PM
- TOEIC
どんだけ試験好きなんだ・・・と思われそうですが、11月の英検に引き続き、11/30にTOEICも受けてまいりました。2006年から毎年秋に受けています。今年の結果は微減でした
905→935→925なのでいったん足踏み状態です。Readingが2006年と同じ点数なのが悲しいです。
TOEICのためのテクニックを使っているわけではなく、頭から順序良く解く!という単純な方法でもリスニングは特に困らなかったです。2006年は聞き取れなかった問題が数問あったのでこれは進歩。 リーディングは今回、わからなかった単語もなく、時間も余ったので単に読解力の問題でしょうか・・・。TOEIC直後は問題集を使って勉強したい気持ちに駆られるけど、”楽しい英語”のポリシーに反するのでここは落ち着いて! LingQでの精読回数を増やすことにします。リスニングはすっかり生活の一部に定着したけど、精読や語彙は工夫しないとすぐにサボリがち。まだ習慣化していないからでしょう。精読、語彙を習慣化する仕組みを考えないと。
それにしても、これまでは950点とったら英検1級を受けようかな・・と漠然と考えていたんですけど、英検が先で良かったです。950点作戦のままでいたら、来年秋のTOEIC後まで英検はおあずけだったと思うから!
初TOEIC結果
- 2006/12/18 10:55 PM
- TOEIC
11月に受けた初めてのTOEIC結果がオンラインで発表されました。
L475 R430 T905 でした。いったい何点なのか予想もつかなかっただけにホッとしたぁ!
しかし予想外! 1月からひたすらリーディングのみ、リスニングは9月から始めたのにListeningのほうが良かった!
どうもリーディングの勉強の成果はリスニングにでている感じ。 多読とThe Linguistの精読の効果を感じています。今年勉強を始める前にTOEIC受けてみれば効果の程を比較できたのに。
リーディングはPart5の穴埋め問題が弱かった・・・ こればっかりは文法書やTOEIC対策本のほうがすぐに効果がでそう、と感じました。
次は1年後かな? 思い切って950点を目標に掲げてみます。留学しなくても英語力は上がるんだ、と自分のために証明したい!
初めてのTOEIC
- 2006/11/26 7:34 PM
- TOEIC
今回初めてTOEICを受けました。今年は1月から英語多読、9月からThe Linguistでの勉強を始めたので、結果は恐ろしいけれど客観的に自分の英語力を知りたかったのです。
会場は学生さんたちでいっぱいでした。自分が学生の時はTOEICの存在さえ知らなかったのに・・・
ちらほらと年配の方やおじいさんもいらっしゃったのでホッとしました。
今までの勉強法を評価したかったので、問題集での試験対策はせず事前に公式問題集を1回解いたのみ。実際のリスニングは公式問題集のよりも随分早く感じました。緊張のせいかしら。
今回の目標は、とにかく試験を受けること、最後まで問題を解くことの2点でした。猛烈な勢いでマークして、10分前に問題を終了。文法問題がアヤシイので見直したんだけど、わからなかった問題は見直してもやっぱりわからん!
いったい何点くらい取れているのか皆目見当もつきません。結果が悪かったら・・・
The Linguistの名誉のため黙っておくことにします
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