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学習記録のアーカイブ

習慣×英文読解「よくばり」セミナー参加しました

11月3日、横井菜穂美さんの「習慣×英文読解よくばりセミナー」に参加しました。横井さんは、英検1級、国連英検特1級、TOEIC満点を取得され、全国でセミナーを開催されています。これまでも習慣セミナーや読解セミナーなどを開催されており、参加したかったものの都合が合わず・・・。今回やっと受講することができました。

 

英文読解セミナーで文法寄り、とのことで「私にも理解出来るだろうか・・・」と心配しておりました。実は私、英文法は全く説明できず、基本となる五文型でさえも、「主語と動詞とそれ以外」という認識なのです。スラッシュリーディングはできます。オーディオブックを聞いていると、スラッシュが入るべきところで息継ぎがあるので、そのへんの勘所がおさえられていれば頭から文意を理解することは出来るんですね。ところが、英文を正しく日本語に訳すとなると、自分だけが分かればいいということではなく、文法の決まりごとが必要になります。

 

というわけで、五文型の説明さえ出来ない私が参加しても大丈夫なのか、と思っていたのですが、それは杞憂に終わりました。

 

当日配られた資料の最初に「warm-up」として五文型の説明がありました。他の皆さんにとっては確認事項だったと思うのですが、学校英語から遠ざかっていた人にとってはありがたい心配りでした。最初に基本の五文型についてサラッと説明してからスラッシュリーディング、読解の際にマーカーとなる接続詞、疑問詞、前置詞+名詞などについて、例文をもとに丁寧に解説されました。

 

接続詞のthat と関係詞のthat の見分け方や等位接続詞なんて、試験勉強をされている方にとっては当たり前なのかもしれませんが、私にとっては受験生の時以来。もしかしたら受験生の時でさえ知らなかったかも・・・。

 

読解の合間に英語学習を続けるための「習慣力」についてのお話もあり、あっという間の2時間でした。予備校講師をされていただけあって、聞き手の集中力を途切れさせない話術は流石だと思いました。今後も不定期でセミナーを開催されるようなので、英語学習に興味のある方はレベルにかかわらず受講されるとやる気と読解力がUPすると思います。すべてのレベルの方におすすめ!

 

【今日の一枚】

ノイシュバンシュタイン城

ドイツに行ってきました。ノイシュバンシュタイン城。

多読10年間のまとめ③多読以外にしたこと、しなかったこと

多読10年間のまとめからの続きです。英語学習を始めてから最初の2年半ほどは多読以外にも色々と勉強をしました。使った教材などをまとめてみます。

 

文法

Basic Grammar in Use Student’s Book with Answers and CD-ROM: Self-study Reference and Practice for Students of North American English


English Grammar in Use with Answers and CD-ROM: A Self-Study Reference and Practice Book for Intermediate Learners of English

 

2006年〜2007年にかけて文法本を2冊。この2冊は見開き1ページの左側に文法事項の説明、右側に演習問題が掲載されています。日本の文法集と違うところは、文法用語を使った詳細な説明がないところです。あくまでも右ページの問題を解くのに最低限必要な知識のみに絞られています。英語で書かれているので、中学生レベルの英語が読める必要はありますが、日本語の文法用語が苦手な人には却って良いかもしれません。私も日本の文法書は1冊も読み通せませんでしたが、この2冊はやり通すことが出来ました。

 

ただし、かなりの根気が必要です。“一日4単元やれば3ヶ月で終わる”と軽く考えていたのですが、結局半年以上かかりました。初級と中級で内容が被っていますが、中学生レベルの英語も怪しければBasic Grammar in Useから、一応中学生レベルの文法事項は知っているつもり・・であれば、English Grammar in Useからでも良いのではないでしょうか。

 

説明も英語なので、難しい概念など分かるのだろうか、と心配だったのですが、易しい英語で書かれています。現在完了、過去完了などは長々と言葉で説明するのではなく、図解されていたのでスッキリ理解することが出来ました。品詞分解や5文型さえもありませんので、この本の対象者は、「他人に文法を教える必要はなく、基本的な文法問題を演習中心に学びたい人」「日本語の文法用語が苦手で文法書を読めない人」となるのではないかと思います。

 

精読

 

LingQシステムを使い、ネット上の記事で精読しました。私の場合、“精読”とは言っても、品詞分解や文型解析などはせず、分からない単語や言い回しを調べて単語帳を作成し、覚えるという程度です。

 

初期に利用したのは、Spotlight, VOA Learning English でした。どちらのサイトも学習者用向けに編集されたニュースが毎日配信されています。基本語彙1500語を用い、記事の読み上げスピードも、Spotlightが通常の半分、VOA Learning Englishは通常の約2/3程度です。スクリプトと音源が揃っているので、精読した後は、リスニング素材として使用しました。

 

また、時事問題や話題のトピックが易しい英文を用いて十分に表現されているため、シャドーイングをしつつ、自分の限られたスピーキング能力の中で幅広い話題を話す練習をするのにも役立ちました。

 

 

VOAの後に用いたのが、Interesting Thing of the Dayというサイト。こちらは個人が作成したサイトですが、音源とスクリプトが揃っているうえに、話題も豊富で朗読もプロ並みに上手です。トピックが多岐にわたるため、様々な分野の語彙に触れるのにも役立ちました。1つ5-10分程度で聞きやすいです。

 

 

英検1級受験を決心し、対策のために2008年夏から購入し始めたのがThe Economist。これは1級1次にも2次対策にも役立ちました。1級対策中の4-5ヶ月は通常の多読、多聴をお休みし、The Economistの精読と、Audibleでは時事問題を扱った、Pocket Issueシリーズを聞きました。

 

The Economistは毎週全て読み切ることは出来ませんでしたが、オンラインで過去のアーカイブも読めるので、気になる記事があれば過去の関連記事に遡って読むことで、理解を深めることが出来ました。

 

 

ライティング

 

英語学習を再開して半年後から、英文添削を受け始めました。とは言っても、最初のうちは一度に書ける英文は100ワード以内でした。私はLingQや個人の先生に頼むなどして、有料で添削してもらっています。Lang-8も試しましたが、全てを細かく直すのではなく、添削しやすい部分のみを直されることが多いと感じたので、お金を払って添削してもらうことにしました。

 

読んだり聞いたりして覚えた言い回しを書いて使ってみる→正しい言い回しに直してもらう、の繰り返しで、少しずつ複雑な事が書けるようになりました。One of the ○○の時は複数形・・・など10回くらい間違ってやっと覚えるという感じですが、試行錯誤しながら書いた文章は忘れにくいように感じます。

 

ライティングに関する本はたくさんありますが、日本語→英語に訳していくタイプの参考書よりも、パラグラフライティングについて書かれた本を読むほうが良いと思います。日本語で書いた文章をそのまま英訳しても、良い英文にはなりません。英文のルールや、パラグラフライティングの構成を理解しないと、文法的には正しくても、何が言いたいか分からない英文になってしまう恐れがあるからです。英文の書き方に関して日本語で書かれた本を何冊か読んだら、ネイティブの小中学生向けに書かれた本を読むと良いと思います。

 

実際に読んで分かりやすかった本を紹介します。

 

ネイティヴ並みの「英語の書き方」がわかる本

 

タイトルは怪しいですが、説得力のある論理的な文章を書くためのコツが書かれた本です。ネイティブと日本人のエッセイを比較しながら、日本風の作文のどこがダメなのかを具体的に指摘します。和文英訳にとどまらない、論理的な英文とはどんなものかを理解するのに役立ちました。

 

 

 

Time for Kids Ready, Set, Write! (Time for Kids Writer’s Handbook)
英語ネイティブ小学校低学年用に書かれた本です。トピックの集め方や、話題を絞るコツなど、英文ライティングの基礎の基礎について学べる良書でした。

 

Painless Writing (Barron’s Painless Series)
ネイティブ中学生向けあたり。Painlessというタイトルに偽りがあり、やり遂げるのは大変でしたが、ライティングルールについて一つ一つ細かに説明と演習があり、非常にためになる本でした。

 

The Elements of Style
100ページほどの薄い本で、シンプルで分かりやすい文章を書くための基本11項目が書かれています。コンマやダッシュ、コロンの使い方、間違いやすいアポストロフィの注意事項など、ライティングの際に気をつけたい内容がまとまっています。

 

 

発音

 

2007年〜2008年の1年間、English Journalで1日1時間シャドーイングをしました。1時間ほどのCDを最初に5回聴いて、それから本誌を読んで分からない部分を確認し、後は1日1時間シャドーイングという方法です。効果が出始めたかな?と感じるまで5ヶ月程度かかりました。実際に自分の口を動かして練習する前は、もっと上手く話せるはず!と根拠のない希望的観測のようなものがありましたが、ひと言会話のレベルを超え、インタビューで語られているような長い会話についていくのは大変でした。口や舌を動かして練習しないと思ったような音は出ないということを実感した1年でした。シャドーイングすることで、英語のイントネーションやリズムが身についたと思います。

 

Mastering the American Accent

オンラインでアメリカの先生について週1回、9ヶ月間やりました。この本では個々の母音の違いを学びます。日本人が苦手とされているLやRの発音だけではなく、duckのア、Woodのウも実は言えていないこと、Familyという簡単な単語でさえも、ミの部分が微妙に違うと指摘されました。直されたからといって全て完璧に発音出来るようになるわけではありませんが、i、p の発音など比較的直しやすかった部分が改善しただけでも効果があったと思います。

 

 

スピーキング

多読100万語を達成した後にオンライン英会話を週1-2回始めました。英会話は日頃インプットしたものを確かめてみる場、という位置づけです。週1-2回でも話さないと話しにくくなるものの、スラスラと書けないならばそれ以上に上手く話せることはないと気付いてからは、ライティングのほうに力を入れるようになりました。

 

 

ドラマ・映画視聴

海外ドラマや映画を字幕なしで見ています。ドラマが1400話ちょっと、映画は150本程度です。こちらも多読・多聴と同じようなやり方で、辞書は引かないことがほとんど。勉強のような事はせず、視聴しているものが9割程度、残り1割程度はドラマの“精読”をしています。これはドラマのスクリプトをダウンロードし、分からない意味や言い回しを調べ、新出単語を憶えるというやり方です。Supernaturalなどは若者言葉や早口でわかりにくかったものの、100エピソードほどスクリプトをチェックし、繰り返し見るというやり方でキャラクターの話し方に慣れて聞き取れるようになりました。字幕なしで9割方分かるようになればストレスなく楽しめると思います。

 

 

 

しなかったこと

 

時間は有限。多読や多聴にかなりの時間を割いた分、やらなかった事もあります。私の場合、それは「文法解釈」でした。Grammar in Useを2冊解いたので、文章の順番や最低限のルールは分かりますが、文法の解説は一切出来ません。品詞分解、文型解析も出来ません。読む時は、「主語と動詞とそれ以外」というくくりです。ただ、ちゃんと習ったことはありませんが、「スラッシュリーディング」のような方法で区切って意味を理解しているので、構文の名前は分からなくても文章の区切り方は身についていたようです。

 

限られた時間の中で、何を取捨選択するかというのは、自分の英語力にとって何が必要かを考えると自ずと決まってくるのではないかと思います。私の場合、英語の先生でもTOEIC講師でもないので、他人に問題を解説する必要はありません。Loveが状態動詞であり、状態動詞として他には何がある・・・といった文法知識自体が問われることもないので、こんな私でも多読開始後2年半ほどで英検1級とTOEIC900点は取れました。

 

 

文法が大好きで、文章を分解して完全に理解するのが好きであるならば、文法を中心に学習するのも良いと思います。ただ、私のように、日本語の文法本を読み通すことが出来ず、講師に懇切丁寧に解説されても全く頭に入ってこないどころか、そんなことを知ってどうするの?と思うのであれば、詳細な文法解説は読まずに演習問題を解き、多読や多聴で数多くの文章にあたり、用例を積み重ねていくという方法でも良いのではないかなと思います。

 

多読をお勧めしたい理由

「試験で○○点取ってから」「基礎的なことを習得してから」と、多読が後回しにされているのを見ると、基礎的な学習と同時並行することで相乗効果があるのに勿体ないなと感じます。単語集で覚えようとしている単語や、文法集で見かけた構文、ライティング本で知ったルールなどと実際に出会えるのが多読です。2-3ヶ月で「基礎を習得」するならば多読が後回しになっても良いと思いますが、その習得期間が2-3年以上にも及ぶのであれば、現在の学習内容に多読を取り入れる事を検討されてみては良いのではないかと思います。

 

 

多読10年間のまとめ② ジャンル、語彙数、リスニング時間など

多読10年間のまとめ①の続きです。

 

本のジャンル

 

GenreGenre [Genre]

 

 

Graded Readers(GR)だけで100万語読みなさいと勧められているようですが、私はどうしてもGRが合いませんでした。GR4冊でいったん挫折してしまったので、好みに合わない方法であれば自分なりにアレンジすれば良いと思います。私の場合は、GR、子供向けの絵本や小学校低学年向けの本、中高生向けヤングアダルト本などが合わせて123冊、全体の24%でした。面白くないGRを我慢して読み続けて挫折するくらいならば、エルマーの冒険シリーズや、How to train your dragonシリーズなど、幼児向けの本に目を向けて見るのも良いのではないかと思います。また、特に面白いわけではなかったのですが、Dr. Seussシリーズは英語圏で人気があり、このシリーズのエピソードをよく知っていることを前提としたエピソードがドラマや映画に出てきます。英語圏で長らく読み継がれている絵本を読むことで、英語圏で育った人なら誰もが知っている共通認識のようなものを知ることが出来るのでお勧めです。

 

読みたい本をレベルを気にせずに読むことが出来れば一番良いのですが、気をつけなければいけないのは、読みたいけれどもレベルの高い本を分かるところだけ拾い読みして意味を繋げるような読み方はしないという事です。どうしても読みたい本があれば、時にはそのような読み方をする事もあるかもしれません。ただ、いつも「読めるところ、聞けるところだけを拾って意味を類推する」というようなやり方だけを続けていては、いつまでたっても読めるレベルは上がらないと思います。

 

「レベルの低い本から始めて無理なく読めるレベルを上げていく」というのが多読の醍醐味なので、逸り立つ気持ちをいったん抑えて、辞書を引かなくても読めるレベルの本までいったんレベルを落とす事が大事です。多読・多聴わかったつもりになっているだけ・・・?にも書いたのですが、多読で分かるところだけを拾い読みするようなやり方では読めるようにはならない、というのは確かにその通りなのですが、多読は「分かるところだけを拾い読みする方法」ではありません。分からない単語は飛ばす・類推するという原則はありますが、あまりにも分からないようならレベルを落として辞書なしでも分かるレベルの本からやり直す、というのが本来の意味なのではないでしょうか。

 

多読と精読の割合

LingQに登録し、辞書で新出単語やフレーズの意味を調べながら読んだ記事の語数は195万2868語でした。多読で読んだ語数が1207万1989語なので、多読:精読の割合は6:1でした。

 

精読は、2006年〜2007年はVOAを中心に易しい記事を選んでいましたが、2008年からはThe Economistなどの新聞記事から選んでいます。多読で辞書を引かない分、精読記事では分からない単語を全て調べ、単語カードを使って復習しています。精読記事で覚えた単語を多読で目にする機会も多く、新しく覚えた単語の定着率が良いです。

 

Screen Shot 2016-01-01 at 2.11.13 PM

 

 

語彙数の変化

Test your vocab という英語の語彙数測定サイトで2年ぶりに現在の語彙数を測定してみました。結果は、25,100語でした。
test your vocab 2015

初めてこのテストを受けた2011年は20,600語、2013年は25,600語でした。2年前から語彙数が増えていないのは残念ですが、最近は意識的なボキャビルをしなかったので、現状維持という結果は妥当だと思います。

 

2006年、英語学習を開始した当初、SVLレベル2までの単語はさすがに知っていたものの、レベル3から未知単語が増え始め、レベル4、5は半分以上分からない状態だったので、当時の語彙数は5000語以下だったと思われます。

 

当時知らなかった単語を振り返ってみると、本や日常会話で頻出する単語ばかりです。これらの単語を知らずに英語を読み聞きすることは困難でした。SSS多読では、「辞書を引かないこと」を推奨していますが、出現頻度の高い単語は本を読んでいるうちに辞書を引かなくても自然に覚えることが出来ます。

 

ただ、私は多読と平行してボキャビルも行っていて、両者を同時に行うことの効果を実感しています。多読というと、「多読オンリー!辞書、ボキャビル禁止!」のように思われる方もいらっしゃるようですが、SSS多読は辞書を引くこと自体を禁止しているわけではないのです。色々と議論はあるようですが、「多読に辞書を持ち込むのが良くないのだ」と私は解釈しており、多読以外では辞書を引いたりボキャビルをしたりしています。

 

オーディオブックリスニング時間

 

iPhone-90 degree

 

 

オーディオブック329冊のリスニング時間は4384時間でした。聞き流しや、意味が分からずに聴いた分は含まれていません。オーディオブック以外にも、初期のVOAリスニング、イングリッシュジャーナル、podcast類、海外ドラマ・映画の字幕なし視聴等合わせると、現在6500時間前後だと思います。さすがにオーディオブックだけでこれだけ聞くと、一般的なベストセラー本のオーディオブックは良く聞き取れます。

 

オーディオブックリスニングの良い点は、聞いている時間全てリスニング時間になるという事です。ドラマや映画だと、画像もあるので実際に聞いている時間は半分ほど。また、小説の朗読では画像の助けがない分、全て説明しなくてはなりません。耳から得る情報だけで状況を把握する良い練習になります。

 

また、プロのナレーターで評価の高い方達の朗読は素晴らしいです。良いお手本をたくさん聞き続ける事で、発音、リズム、アクセントなどの英語の音感が身につきました。

 

オーディオブックだと、目の疲れを気にせずに長時間聞けるのも良いところです。家事の合間などにも聞けますし、多読と組み合わせることで、読める本の数が飛躍的に増えました。読まずに聞くってズルじゃないの?と最初の頃は後ろめたく思っていましたが、読んでも聞いても入ってくる内容は同じ。情報満載でハイライトやメモを沢山したくなるようなノンフィクションは本で、ぐいぐい先を聞きたいフィクションはオーディオブックで、と使い分けています。

 

身長の2倍洋書を読む

 

「やさしくたくさん」に、読書量の目安として「身長の2倍」読むと良いと書いてありました。読んだ本を実際に全部積み上げることは出来ませんが、持っている本の中から10冊ほどランダムに抜き出し、ページ数と本の厚みの平均を計算、読んだページ数と掛けてみました。その結果、読んだ本、聞いた本の高さは11.27メートル、身長の7.2倍でした!

100クマ身長の7倍

 

細々とでも10年続けられてきたことに感謝です。多読を始めたのは、インターネットで多読の体験談を読んだことがきっかけでした。多読三原則という基本的なルールはありますが、どのように実践するか、細かい部分は個人個人で違います。私の経験も「続けていれば読める範囲が広がってくるんだな」という多読体験談の一つとして読んでいただければありがたいです。

 

多読10年間のまとめ③多読以外にしたこと、しなかったことに続きます。

 

 

 

多読10年間のまとめ① 読了冊数、語数、YLの推移

あけましておめでとうございます。2006年のお正月休みにネットサーフィンでSSS多読にたどり着き、多読って何だ?という状態から見よう見まねで多読を始めてから、今月で10年になります。Graded Readers レベル3から始め、GR4冊目で一度挫折したのですが、4ヶ月後に好きな本を読むようにしてからは順調で、現在まで続けることが出来ました。毎年三日坊主に終わっていた英語学習でしたが、多読をここまで続けられたのはなぜなのか。この10年間の多読記録をまとめつつ、振り返ってみました。

 

読了冊数と総語数

 

この10年間で読んだ洋書は、読んだ本とオーディオブックを合わせて506冊、総語数は5165万1171語でした。

読んだ冊数

 

 

506冊の内訳は、読んだ本が177冊、1207万1989語、オーディオブックが329冊、3957万9182語です。読了数のグラフを見ると、2006年の多読開始時から徐々にオーディオブックに移行していったのがわかります。忙しくて本を読む時間がなくても、オーディオブックなら通勤時間や家事、単調作業をしながら読書することが出来るので、早めにリスニングスキルを伸ばしたことが役立ちました。

 

Number of Books

 

こちらは年度ごとの語数グラフです。黒の点線は100万語を示しています。2006年度、挫折したのち4ヶ月語に再開してからは順調で、100万語に達するまで正味約4ヶ月でした。これは「ダレン・シャンシリーズ」にハマったことが大きかったです。シリーズ12冊を約1ヶ月で一気読み。この時の1ヶ月で50万語読んだ時に、完全に返り読み癖が無くなったのを覚えています。多読には自分のレベルに合った、夢中になれる本の存在が不可欠です。

 

 

年度別語数

 

「目指せ100万語多読」とあるように、多読の最初の目標は100万語です。100万語読んだ時に実感した効果は、「長文を読める体力がついたこと」でした。最初に読んだレベル3の語彙制限本は語数7000語前後だったのですが、最初は目が泳いでしまい、集中して読めなかったのです。それが多読100万語を達成する頃には、YL(読みやすさレベル)5、語数5万語程度の本であれば3〜5日で読めるようになりました。100万語までにリーディング基礎体力をつけること、これがその後の多読を支えた一番大事なスキルでした。

 

 

こちらは、読書とオーディオブック累計語数の推移です。読書1207万1989語、オーディオブック3957万9182語ですが、やはりオーディオブックのほうが読書が捗るようです。多読を始めた頃は、1000万語なんて達成不可能だと思っていたのですが、読み続けているうちにいつの間にか超えていました。続けているうちにいつの間にか・・で大したことないように思いますが、多読を始める前とは雲泥の差があります。今ではベストセラー小説程度なら週1−2冊のペースで楽に読めますが、これも多読を始めた時には考えられないことでした。

 

累計語数

 

読書ページ数

 

リーディングとオーディオブックで読んだページの合計は、17万2721ページ、1日平均47ページでした。英語の教科書や、TOEICの問題集、TIMEやThe Economistで多読するという方もいらっしゃるようですが、自分がスラスラ読める内容のものをたくさん読む、いろいろなジャンルに触れる、という点ではコンスタントに読み続けるなら本が適していると思います。

 

 

Pages per Year

 

読みやすさレベルの推移

 

このグラフはリーディング、リスニングにおけるYLの推移を年度ごとのYL平均値±標準偏差で示しています。伊藤サムさんの英語は「やさしく、たくさん」にも書いてあるように、多読開始当初どのようなレベルにあっても、一番やさしいレベルの本から始めるべき・・・だったのですが、私はズルをしてレベル3から始めてしまいました。

 

ペンギンリーダーズレベル3,7000語前後の本を1時間ちょっとで読めたのですが、スラスラとは程遠い段階でした。知らない単語は殆どないのに、つっかかりながら、たどたどしくしか読めなかったのです・・・。これは、7000語の長文を連続して読むという経験があまり無かったためだと思います。グラフのバーはYLの標準偏差でバラツキを示していますが、初年度はYL5を中心に、YL2の絵本を手に取ったり、YL7台のペーパーバックに手を出してみたりと試行錯誤の年でした。

 

YL

 

絵本を読む利点は、英語圏の子供なら誰もが知っているような、生活に密着した単語に触れられる事です。私は英語学習再開当初、水道水、襟、コンセント、草原などの基本的な単語さえ知りませんでした。I can read シリーズや、絵本を読むことで、幼稚園生でも知っている生活単語を覚え、自分の身の回りの出来事について簡単な言い回しで説明することを覚えたのは大きな収穫でした。そうは言っても、絵本や学習者向けの語彙制限本はつまらなくて挫折する!というのであれば、自分が読みたいレベルの本を中心に読みつつ、合間に簡単な本をはさむというやり方でも良いと思います。GR4冊であっさり挫折した私も、この方法で簡単な本も読むことが出来ました。

 

オーディオブックリスニングは2006年11月から始めました。いきなりYL7からです。これは、ちょうど良い幼児向けオーディオブックを探すのが大変だったこと、絵本のオーディオブックはコスパが悪かったことが理由です。最初に選んだのが、ハリーポッターと7つの習慣でした。オーディオブックリスニングを始める前に、読書で100万語を達成し、スクリプト付きのVOA Special Englishを3ヶ月で100時間程度聞きました。ハリーポッターは、日本語でも読んでいたおかげか、恐ろしいほどよく理解出来ました。単語集ではなかなか覚えられなかったCauldronという単語も、ハリポタのLeaky Cauldron:漏れ鍋のおかげで一発で覚えることが出来ました。一方で、7つの習慣の理解度は8割ぐらい。作者朗読があまり上手ではなかったこと、馴染みのないジャンルで自分のレベルよりだいぶ高かったことなどもあり眠気をこらえるのに必死で、12月の寒空の下、帰宅後の深夜に川べりを歩きながら聞いていました。初めてオーディオブックに挑戦するならば、日本語でも読んで内容をよく理解している本を選ぶ、読めるレベルよりも少し下の本を選ぶ、AmazonとAudible提携のウィスパー・シンク機能を利用して聞きながら読む、などの工夫をすれば聞きやすくなると思います。

 

読了冊数、語数の推移、YLの推移を見てみると、たくさん読んだことで読めるレベルが上がり、読む量も飛躍的に増えてくる、ということでしょうか。100万語に到達した時点で、読める自信がつきましたが、確実にYLレベルが上がって大人の本も読めるようになった!と思えたのは、2009〜2010年あたり、200冊以上読み、リーディングだけで500万語読んだ頃でした。

 

長くなったので、その②に続きます・・・。

 

 

 

第7回ヴァーチャル夏休み報告

1週間ほどアラスカに行っていたので遅くなりましたが、第7回ヴァーチャル夏休みの経過報告です。

 

今回の課題は、

Art of Styling Sentences

 

150ページほどの薄い本ですが、かなり手応えがありました。単調な文章を避け、読みやすくするための20のテクニックを学ぶ本です。

 

文章とは・・から始まり、コンマやセミコロン、コロン、接続詞や修飾句の使い方などを学びました。

ライティングに関する基本的な項目は記載されておらず、いきなり各論が始まります。演習問題に答えはありませんが、説明を読んでルールに従って書くだけなので、答えは特に必要ありませんでした。

 

単純な文章をand やbut, so, などでつないでしまい、たどたどしい印象となってしまう・・・という悩みを解決出来そうな本です。

 

ヴァーチャル夏休みというきっかけが無ければ、問題集を1冊仕上げることは出来なかったと思います。良いきっかけをもらいました。

 

ヴァーチャル夏休み終了後はこれまで通り、多聴多読を続ける予定です。現在77冊目。このまま順調にいけば今年の目標100冊達成出来るかも・・・?

 

【今日の一枚】

20011901666_fbea74ddc3_z 20043459261_dbe2208a45_z

オレゴンで見かけたハミングバード。ホバリングで静止しているように見えます。

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