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どんな1日を過ごすかは自分次第

Entrepreneurial Thought LeadersよりLive for the future and survive success.  成功した起業家が語る”成功の秘訣”は大体似通っていると思うのだけど、podcastとはいえそういう人たちが自分の生の体験から学生に語りかけるレクチャーを聞く機会は中々ないので、週一で聞いてみようと思っています。

今回の講演者はOpitiMedicaのCEO、Mark Forchette。OptiMedicaはスタンフォード大学の眼科教授たちが作ったベンチャーで、眼科領域の新しいデバイスを開発し、市場に出すビジネス。講演者であるMarkは創業メンバーではなく、CEOとして他の会社から引きぬかれた人物。彼がが語る成功の10か条は、

1.何をしたいかを知り、目標を設定すること

2.情熱を持って取り組むこと

3.”Sales”について学ぶこと

4.リカバー出来ない失敗はない

5.戦略が大事

6.過去の成功にしがみつかない。成功よりもその維持が難しい

7.お金を第一の目的にしない。お金はいい仕事への副産物的な見返りでしかない。

8.人は好きな人々のために仕事をする

9.とにかく準備が大事 Prepare! Prepare! Prepare!!

10.   適材適所、これが10か条の中で一番重要。Put the right people in the right seats.

3番のセールスについて学ぶこと、これは販売員に限られたことではなく、全ての人が学ぶべきだということです。”売る”というのは、モノを売るだけでなく、自分を売ること。コミュニケーションの仕方、自分の見せ方、すべてにおいて関係するスキルです。これは日本人が苦手とする部分じゃないかと思いました。よい技術や商品があってもそれをうまく売ることが出来ない、個人としても自分をアピールすることが出来ない…。セールスというと漠然としているけど、商品や自分をよく説明し、相手と十分なコミュニケーションを取ることでより良い関係を築くこと。ブランド力、スキル・・・自分の持てるものすべてをレバレッジせよと。


最後におまけとして11番目のアドバイス。私たちは毎朝起きるたびにたくさんの選択が出来る。一生懸命働くのか、ポジティブな態度で過ごすのか・・・すべて自分しだい。そして一つ一つの選択の積み重ねが将来の成功に繋がっている。

11番目のアドバイスが一番心に残りました。しかもこの言葉、”どんな1日を過ごすかは自分次第”という標語として以前の職場に貼ってあったけど、その時は心に響かなかった言葉。メッセージを受け取る側の心理状態、時期によって必要な言葉しか心に届かないのかもしれません。

Twitter共同創業者の話

Entrepreneurial Thought Leaders より TwitterのCo-founderであるJack Dorseyの講義。Twitter大好きで毎日利用していますが、いったいどういう風に始まったのか知らなかったので興味深く講義を聴きました。

なんとJackは現在34歳! 子供の頃、地図に夢中で1984年に初めてMacコンピューターを買ってもらった際、コンピューター上で地図を描く簡単なプログラムを作ったそうです。その地図上でドットを動かすしくみを作り、家にあった無線ラジオから流れる消防車や救急車がどこへ向かうという情報を組み合わせ、車のスピードや方向を予測してMap上で動かすプログラムを作成したと。1984年にコンピューターを使い始めたということは8歳から…。すごい小学生です。


Twitterの原型を思いついたのは2000年頃。Blackberry端末を使って自分の近況をemail listの人たちに送るというソフトを作った彼は、”今公園にいます。”というような内容のメッセージをみんなに送りましたが、”だから何?”というような反応だったそうです。いいアイデアだったのですが、このころはまだBlackberryを使っている人も少なく、彼のメーリングリストに近況を送りかえしてくれる人もいなかったと。この時のことを ”Wrong time, good idea.” と表現しています。このアイデアはいったんお蔵入りし、医療システムなど他のシステム開発などに携わったようです。

2005年~2006年に間に関わっていたプロジェクトが解散したことで転機が訪れます。当時SMSで160字程度のショートメールが流行っていて、彼もよく利用していました。このようなシステムを使う会社を作ろう!とビズ・ストーンらと共に2週間でプログラムを書きました。初めてのTweetは社員募集のtweetだったようです。


街をvisualizationしたい、世界を見たいという彼が幼い頃に持っていた夢、今何が起こっているかという好奇心がTwitterに繋がったと彼は言っています。そして不景気の時ほど新しいことを始めるチャンスと。JackはTwitterの他にも、Squareというクレジットカード決済システムを作っています。従来、クレジットカード決済は店員がカードを読み取り、値段を打ち込んで客にサインを書かせ店側のレシートとサインの2枚をホッチキスで留めるものでした。それを端末を使って煩雑な手続きを電子化する仕組みも作ったようです。


Jackが経営陣として心がけていること、それはeditorial、編集者の役割のようなものだということでした。CEOになるといろいろな報告が上がってきて、やることが1000くらいあるけれども大事なことはやることを絞ること。一つめはチームにbest peopleをいれること。ネガティブな要素を排除するために時にはメンバーにやめてもらうこともあるそうです。それほどチームメンバーは大事。二つめはInternal and External communication. 次の1ヶ月、半年、1年のビジョンをはっきりさせること。そしてプロダクトを重要視すること。そして3番目がお金の流れ。Investmentや収入など会社のお金に関する仕事をするということ。CEOとして重要視しているのはこの3つで、全てのdetailをパーフェクトにする。そのためにはdetailの数を絞ることが重要とのことでした。


Jackのモットーは”Expect the unexpected, and whenever possible, be the unexpected.” これを毎日心がけているそうです。Appleのスティーブ・ジョブズも”Think different.” と言っていますが、Jackのモットーと通じるところがあります。


Jackのレクチャーを聞いた後に彼の年齢を確認してびっくりしました。podcastなので顔をみないで話を聞いていたら50歳くらいかと思いました。 それくらい考え方、話し方がしっかりしてます。 ”The Power of Curiosity and inspiration” というレクチャーのタイトル通り、好奇心とインスピレーションを大事にし、他人と違う考え方を追求することの重要性を感じたお話でした。

幸せの感じ方

Entrepreneurial Thought LeadersのHow Ideas Take Flightより、”幸せの感じ方”についての講義が興味深かったのでメモ。どうしたらもっと幸せになれるか、ということを考える上で参考になりそうです。


”幸せ”には3つのパラドクスがある。1つ目は、”幸せはひとつの概念だ”というもの。これは、”あなたは幸せですか?”と聞かれたとき、私の中の幸せの定義と他の人の幸せの定義は違うということです。”幸せ”には2つのタイプがあり、ひとつは興奮したり、うれしかったり、エネルギッシュに感じたりすることで得られる幸せ。もう一つは平穏、満足、充足感を感じることで得られる幸せ。一つめをexcitement type、二つめをpeaceful typeと呼びます。

幸せのパラドクス2つ目。”幸せの概念は不変である”というもの。今、自分たちが何かの決断を下すとき、現時点での幸せの定義に従った決断を下します。例えば、若い時の幸せはexcitement タイプであることが多い。幸せはお金をたくさん稼ぐこと、いい仕事につくこと、楽しいことがあること、将来の可能性に期待を持つことなどに関連していて、その幸せが満たされるような決断をくだします。年を取ると、家族を大事にすること、穏やかに生活していることなどが幸せだと感じるようになるので、ある時点で下した決断が後々も幸せな結果をもたらすとは限らないのです。

3つめのパラドクス。幸せの意義というものは、短期的な幸せにより得ることができるという考え。これも間違いで、より幸せになるためには、長続きする幸せも追求しなければならない。長続きする幸せとは、家族を持つこと、自己鍛錬すること、教育を受けることなどです。


この話を聞いて思い起こしたのが、先月号The Economistの記事

記事中に引用されていたグラフなのですが、21歳から50歳まで幸せ度はどんどん下がっていきますが、50代以降は右肩上がりです。若い人の感覚だと、年を取って体が思うように動かなくなると辛そうだし、日々楽しいことがなくてつまらなさそう、と思いがちですが、年をとって幸せの尺度がexcitement typeからpeaceful typeに変化するのであれば、年をとる毎に幸せになれるというのも納得出来ます。


決断をする時、後悔のない決断なんてあるのだろうか・・といつも悩みますが、年を取って今こだわっている事柄、幸せのイメージが変わるのであれば、あまり心配をする必要はないのかもしれません。

Technology Ventures podcastより

Stanford Technology Venturesのポッドキャストより、Life Scienceの分野で活躍されているSteve Burrill氏のレクチャーが興味深かった。

 

Burrill氏は1960年代からライフサイエンスの分野でベンチャー企業にかかわり、現在はBurrill&CoというVenture capitalのCEOをされている方。ベンチャーの分野に長くかかわり、成功をおさめた経験から最も大事だと思われるポイントをいくつか。

 

Industry をよく知ること

自分がかかわる業界についての専門知識を得ること。その業界で一番のエキスパートになれば、皆が自分の所に意見を求めに来るようになる。Technical knowledge を得て専門家になることが大事。

 

Relationshipを築くこと

Networkを大事に。15年前に大事だとは思わなかった人が将来重要な役割を果たすことになることもある。

 

情報から Insightを得ること

今の時代、情報は溢れている。たくさんの情報を吟味し、そこからinsightを得て価値ある情報に出来ることが大事。そこからadvantageが得られる。
たとえば、現在の情報から2050年の医療を予測することなど。

 

Capitalについて理解すること

会計知識なども重要。マーケット、組織の仕組みを理解すること。

 

Focusする時間をとる

やりたいことに集中する時間を取ること。

 

以上がレクチャーの大まかなポイント。話の中で、私にとっても重要だと思ったのは、情報からInsightを得ること。洞察力を養うことと理解したんだけど、あっているだろうか。巷にたくさんある情報をいったん消化して、そこから洞察するということは非常に大事なことだと思った。専門家になれ、というTipsとも関係すると思うんだけど、情報を読んだり集めたりするのは誰にでも出来る。みんな同じニュースや情報を得ているのに、そこから価値ある情報を見出すのが難しい。ただの一次情報から何かを得るためには、専門家としてこれまで時系列的に体系的な知識が蓄積されていて、バラバラの情報から付加価値を持った情報へと昇華できる能力が求められていると感じた。

 

もう一つ印象深かったのは、見方一つで状況はかわるという例。The glass is half full. という表現がある。楽観的な人は、コップに半分入った水を見てhalf full と言い、悲観的な人は half emptyという。起業家はhalf full と考えるべきという例えで、医療の未来についての話が面白かった。アメリカではGDPの約20%を医療費として使用しているが、その対象は人口の5%の病気の人に対して。今後は予防医学が大事になるので、残り95%の健康な人をLife Scienceのターゲットとすれば大きな市場となるという話。

これは今まで自分の中になかった発想だった! 私は悲観論者で、日本などGDPの8%程度しか医療費に使われていない上、2050年までにGDPは激減するという予想があって、インドネシアにまで抜かれてしまう。人口は現在の1/3近くにまで減少する。これから老人が増えるので医療・介護は成長分野!という声を聞くけれども、国も個人もお金を持っていなければ医療にかけられる金自体が少ないはず。2050年の老人は今の私たちだし、金を持っているとは全く思えない。全く成長産業じゃないし、医療者の給料確保でさえ怪しいのではないかと思っていた。Burrill氏の The glass is half full. という観点で物事を考えれば、日本の老人医療は先細りかもしれないけど、予防医学で健康な人を対象に商売をすれば、新しいマーケットが開けるということになる。

 

そういえば、先月アメリカでも今後は予防が大事だという話を聞いた。2050年にアメリカにおけるヒスパニック系の割合は30%前後になる。肥満や糖尿病など生活習慣に起因する病気は貧困層に多く、それは健康教育の不足によると思われる。今後ヒスパニック系が増えれば、生活習慣病から心疾患や脳疾患などの予防可能な病気が増え、医療費が高騰する恐れがあるため、貧困層を教育し理想の生活習慣を提案することが重要と。

 

この話を聞いた時は、”未来は恐ろしい!”と思っただけだったのですが、これをチャンス!と捉える発想の転換が大事。日本の老人医療は縮小するかもしれないが、例えば日本の生活習慣や食べ物をアメリカに紹介して、日本食健康ブームでも起こせばいい商売になるかもしれない。マクドナルドみたいにドライブスルー方式でお惣菜を売るチェーン店とか。アメリカでは、毎晩ピザ→ハンバーガー→メキシカンフードのローテーションという家庭も珍しくないそうだから、お手軽に日本食をカロリー制限食にして売りだせば日本の”健康な国”というイメージも相まって成功するかも。

 

11月のThe Economistの日本特集を読んでからもう日本は駄目だ…私も野垂れ死ぬ!と悲観的に考えていたのだけど、物の見方を変えることでチャンスを見つけることは出来るということを学びました。このPodcastシリーズはテクノロジーベンチャーという起業に関するシリーズですが、起業するしないは別として、生き残る術を学ぶいい機会です。

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