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【オーディオブック】Red Rising/レッド・ライジング―火星の簒奪者

Red Rising(2013) 邦訳版レッド・ライジング―火星の簒奪者

Written by: Pierce Brown

Narrated by: Tim Gerard Reynolds

時間:16時間12分

発音:イギリス英語

速度:150語/分前後。

オススメ度:4 out of 5

 

【あらすじ】

火星に住む16歳の少年Darrowは、鉱夫として苛酷な環境の中、火星のコアからヘリウム−3を採掘していた。火星のパイオニアである彼らの使命は、十分な量のヘリウム−3を採掘し、火星の大気を呼吸可能にすること。ところが、死にゆく地球に残された人々を救うというミッションを信じて疑わなかったDarrowの身にある事件が起こる。

 

実は人類は700年前に宇宙へ進出しており、500年前にはすでに火星は居住可能となっていたというのだ。火星の表層はGoldsと呼ばれる支配階級により独裁制が敷かれており、Redsと呼ばれるDarrow達炭鉱夫は地上の発展した文明のことを知らぬまま奴隷労働に従事させられていた。反逆分子グループに助けられたDarrowは、社会の内部から体制を崩壊させるため、Goldの子弟達が進学するInstituteへと送り込まれる。

 

【感想】

GoodreadsとAudibleで高評価。さらに最近出た2巻がさらに高評価だったのでAudio版を聞いてみました。レッドは最下層の奴隷労働、ピンクは性奴隷、青は宇宙船の乗組員、グレーは傭兵、黄色は医療従事者などカースト制度のように社会が色で分けられているという世界観が面白かったです。民主制度は悪とされ、色による階級の差は何世代も固定され、人々の髪の色、眼の色さえも従属する色と同化されています。そしてこれらのlow-colorsと呼ばれる人たちの上にGoldと呼ばれる支配階級がいるのです。

 

ゴールドに生まれついた子供たちは特権意識のかたまりで、下層に対する思いやりや友達に対する共感、仲間意識が欠けた者も多いのですが、それでもDarrowの強さに惹かれフォロワーとなった者達の中に、Darrowの人間性に感化されたものが出てくるところが感動的でした。

 

1巻は☆4つ。なんだか青臭い表現が多くて読んでいて気恥ずかしかった部分がチラホラあったので。もうすでに2巻を聞き終えたのですが、2巻は文章もこなれてきて非常に面白いです。オーディオブック版の最初のほうは、アイリッシュ・アクセントが強くて聞き辛かったのですが、特権階級の学校に入るあたりで訛りが直ります。身分の低さをアクセントで表現する、というのも面白かったです。

 

Book review: Red Rising

 

Plot:

A 16-year-old Darrow is a miner on Mars. He engages in dangerous work to mine helium-3 from the planet’s core. Earth is dying, and his mission as a Mars pioneer is to collect enough helium-3 to make Mars’s atmosphere breathable. The pioneers are called “The Reds.”

 

They endure insufferable living conditions to save humankind; they are humanity’s last hope. Or so he believed until one day, his wife is brutally executed by Mars governor. Darrow discovers that what he had believed in his whole life was a lie. Humankind left the Earth 700 years ago, and Mars has been habitable for 500 years. Democracy is banned throughout the universe, and a class of people who call themselves “The Golds” have ruled Mars for generations. The Reds are forced into slavery not knowing that there is an advanced society on the surface of Mars.

 

With help from a dissident group, he disguises himself as a Gold, and infiltrates a prestigious command school as a deep cover agent. His mission is to take down the autocracy from the inside.

 

My thoughts:

Red Rising, the first installment in the Red Rising Trilogy, is Pierce Brown’s debut novel. This book is highly recommended on Goodreads and Audible. That was why I decided to try this fantasy novel.

 

I like the settings. The main characters are well developed. People are born into a certain color suggesting a caste system: Reds are miners, Yellows work in medical care, Pinks are sex slaves, Grays are mercenaries, and Golds are the ruling class. These social classes are fixed for generations, and people even change their eye color according to their classes. Low-level colors work for Golds. The society is corrupt, and people suffer from injustice inflicted by Golds.

 

Darrow is determined to get his revenge on Golds; however, as he infiltrates the command school as a mole, he comes to know Gold children. The majority of them are arrogant, but some are good at heart. Golds are trained to rule, and taught to trample on low-colors; but some of them can change if they are led by a decent person such as Darrow.

 

As I continued to read Darrow’s struggle to raise the school’s hierarchy, I gradually connected with him. The storyline is not perfect; there were several situations that I felt should be clarified, but the story was dynamic enough to make me keep reading.

 

I love Darrow’s coming-of-age story. This book is mix of a dystopian novel, Sci-Fi, and fantasy. I enjoyed every element of these genres. I’m currently reading the sequel to this book, and the writing gets better. This book is a good start to the trilogy. I really want to know how this grand epic story concludes next year.

 

レッド・ライジング―火星の簒奪者


Red Rising (The Red Rising Trilogy, Book 1)

YL: 8(概算)

語数:140,000語(概算)

【今日の一枚】

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フィッシャーマンズワーフ。

【オーディオブック】Theft of Swords: Riyria Revelations, #1

Theft of Swords: Riyria Revelations, Volume 1 (2009)

時間:22時間37分

発音:イギリス英語。

速度:130語/分前後。

評価:5 out of 5.

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【あらすじ】

メレンガー王国の都、メドフォード城下で恐れられる盗賊集団・リィリア。影のように捉えがたきロイスと剣の名手ハドリアンの二人を中心に、どんなものも盗み、不可能に近い脱出を果たしてきた。そんな彼らに突然、高額報酬の依頼が舞い込む。仕事は王宮の礼拝堂から一本の剣を盗みだすだけのはずだったが……!?(Amazonより)

 

 

【感想】

お気に入りのシリーズ。悪名高き2人組の盗賊、ロイスとヘイドリアンの冒険譚。お約束通りのストーリー展開ではあるんだけれども、そのお約束通りを楽しく読ませてくれた。バディもの大好き!

 

ナレーションはイギリス英語。明瞭な発音で聞き取りやすいのも好感度が高い。

 

作者によると、最初は小さく始め、徐々に大きな謎や陰謀が明らかになっていくという仕組みらしい。6作が2作ずつまとまった3冊組。王宮から剣を盗み出すという小さな案件から始まった2人の冒険が、やがて国と教会の対立、エルフの侵略などと絡んでどのように展開していくのか楽しみ。

 

王都の二人組 (盗賊ロイス&ハドリアン) というタイトルで邦訳が出ている。表紙のイラストを見るとラノベ的扱いか。洋書版の表紙は誰が買っても良い雰囲気だけど、日本版は書店で見たら絶対買わない類の本。オーディオブックで出会えて良かった!

 

 

Book Review: Theft of Swords (The Riyria Revelations #1-#2)

 

Plot:

An infamous skilled thief, Royce Melborn, and his partner in crime, Hadrian Blackwater, are known as Riyria in Kingdoms of Avryn. When they set out to steal a sword from Melengar castle, they are framed for killing the King.

 

This book is the first book in the Riyria Revelations series written by Michael J. Sullivan. This high fantasy novel is one of my favorites, but I almost gave up on this book at first; it starts really slow, and I had to wade through a Shakespearean-like quaint part before it really got started.

 

Royce and Hadrian are the antipodes: Royce is a reticent and agile guy who grew up on the streets. Hadrian is chatty, and proficient in ancient swordplay. They successfully stole countless valuables, but they are not evil. As I read, I came to like them very much; the way they conduct misdeeds is elegant, and they help people with their skills. I was fascinated by their illustrious adventures.

 

All in all, this book is a must read for people who enjoy high fantasy books.

 

The author said that he intended to start small and end big. This book starts with the conspiracy in a kingdom, but it unravels the mystery of political parties in Avryn, the world of elves, and gods along with the story of Riyria.

 

This book is the beginning of a grandiose story, and I can’t wait to know more about their world.

 

YL: 7.5

語数:200,000語(概算)

Theft of Swords (Riyria Revelations)

 


王都の二人組 (盗賊ロイス&ハドリアン)

 

【今日の一枚】

ワイオミングの景色

ワイオミングの景色。

【オーディオブック】Firefight( Reckoners, Book 2)

Firefight: Reckoners, Book 2

時間:11時間39分

発音:アメリカ英語。

速度:150-160語/分前後。

評価:3.5 out of 5.

Firefight

 

【あらすじ】

スティールハート駆逐後、レッコナー達はかつてのマンハッタンの跡地、Babylonに目を向ける。そこはリゲリアと呼ばれるハイ・エピックにより支配され、人々は惨めな生活を送っていた。

 

【感想】ネタバレあり

Reckonersシリーズ2作目。1作目、Steelheartの感想

 

1作目のSteelheartが良かっただけに、期待が大きすぎたのかも。作品の前半はとにかく戦闘シーンが多く、あまり物語が進まなかったのでもう諦めようかと思いました。

 

リゲリアを追いながらも、前回敵側のスパイであったことが判明したメーガンとコンタクトをとり続けるDavid。後半Firefightの謎が明かされるにつれ、徐々に面白くなってきました。エピックであるメーガンは、能力を使いつつも良心を保ちつつけることが出来るのか。

 

また、今回は”カラミティ”が実在するエピックであることが明らかになります。カラミティが何故エピック達を作ったのか、彼は何者かという謎が気になりました。これは次巻に持ち越しかな。

 

作品の前半を読んでいた時は、もう続きは読まない!と思ったものの後半で盛り返し、やはり続きが読みたくなりました。

 

YL:8 (概算)

語数:105,000語(概算)

 


Firefight: A Reckoners Novel

 

【今日の一枚】

Southern Gerenuk

Southern Gerenuk. ジェレヌク。首が長く、遠目に見ると地面から首が生えているようでした。

【オーディオブック】The Warded Man (The Demon Cycle #1)

The Warded Man

時間:18時間14分

発音:アメリカ英語。

速度:150-160語/分前後。

オススメ度:5 out of 5.

 

【あらすじ】

文明社会は悪魔の到来とともに終焉を迎え、人々は夜毎現れる魔物に怯えながら暮らしていた。魔物と対峙する手段はなく、悪魔除けの護符で囲った家の中でじっと朝が来るのを待つしかない。日没後の移動が出来ないため都市間の交易は途絶え、年1−2回、護符描きの訓練を積んだ”メッセンジャー”が村々を周って伝達事項や交易品のやり取りをするのみとなっていた。

辺境の村に住んでいた少年アーリンは、母が魔物に襲われるのを目撃する。為す術もなく見守るだけの父に嫌気がさしたアーリンは村を飛び出し、メッセンジャーとなり魔物と対峙すべく一人で都市を目指したのだった。

 

【感想】
読み応えがあって面白かった!

 

中世ヨーロッパのような描写だが、現代のような科学的な文明が崩壊した300年後の世界らしい。主人公はメッセンジャーを目指すアーリン、薬草師見習いの少女リーシャ、後に旅の大道芸人となるロジャーの3人。それぞれの視点から、この荒廃した世界と、無力な子供たちの絶望感が見えてくる。

 

多くの人々が仕方ないながらも現状を受け入れる中、この世界を変えたいと努力をするアーリン達の成長物語が良い。3人の人生がいずれ交差し、アーリンがどのようにして”Warded Man” となったのかが明らかになっていく場面ではフィクションとは知りながらも辛かった。

 

シリーズ5作のうち現在3作目まで発表されている。1作目だけ日本語版があるものの、続きは邦訳されていない模様。これは面白かったので、日本でもシリーズが出ればいいのに!

 

YL: 8 くらい

語数:150,000語(概算)


The Warded Man: Book One of The Demon Cycle (The Demon Cycle Series)

護られし者 1 萌芽(1) (ハヤカワ文庫 FT フ 16-1)

 

【今日の一枚】

イエローストーン国立公園にて

【オーディオブック】The Black Prism ( Lightbringer #1)

The Black Prism(ライトブリンガーシリーズ#1)

時間:22時間6分

発音:アメリカ英語。サーファーみたいでイヤ!というコメント多数あり…。

速度:150語/分前後。

オススメ度:4 out of 5.

 

【あらすじ】
可視光を用いて魔法を使う能力を持つ人々がいる世界。ギャビン・ガイルは、7色の魔法全てを用いることの出来る「プリズム」であり、7王国の魔法力のバランスを保つ役割を担っていた。
プリズム戦争の16年後、辺境の地で「王」を名乗るものが現れ、7王国の侵略を試みる。侵略された地で「ドラフティング」能力を開花させた15歳の少年キップはギャビンの婚外子であったことが発覚する。

【感想】
青、赤、緑、紫、オレンジ、黄、サブレッドなど光の色を利用して魔法を使える「ドラフティング」という能力が存在する架空の世界。魔法を使えない一般人、1色だけ利用出来るモノクローム、2色利用出来るバイクローム、多色利用出来るポリクローム、全ての色を利用出来るプリズムがいる。多くの色を用いて魔法を使える者は希少価値があり重宝されたが、魔法を使えば使うほど寿命が縮まってしまう。

 

読者は、ギャビンの隠し子であるキップが首都クロメリアでプリズムを守るエリート警護隊「ブラックガード」になる過程を通して、この独特の世界のルールを学んでいく。

 

ギャビンには彼の地位を根本から揺るがす大きな秘密がある。物語が進み、彼に感情移入するにつれ、秘密の重さがのしかかってくるようだった。

 

嘘に嘘を重ねて世界を守ろうとするギャビン。辺境の地で育ち、何も知らない子供の立場から徐々に真実を知っていくキップ。2世代の主人公の視点でこの世界を読み解いていくのが面白かった。

 

Audibleでは、ナレーターの評判がかなり悪いかったのだが、私は全然気にならなかった。「サーファーみたいだ!」というのが不人気の理由。ネイティブの神経を逆撫でする何かがあるんだろうな…。

 

YL:7.5 (概算)

語数: 180,000語 (概算)


Black Prism (Lightbringer)

 

【今日の一枚】

ショッピングモールにて。ハロウィーンの飾り付け。

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