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2009年12月のアーカイブ

Walt Disneyのオーディオブック

オーディオブックでWalt Disney: The Triumph of the American Imaginationを半分程聞いたところ。全部で33時間ちょっとの長丁場です。
 今までディズニー映画を1本もみたことがなかったし、ディズニーと言えばディズニーランドの人、くらいしか認識がなかったのだけど。このオーディオブックを聞いて、アニメに対する認識が180度変わりました。
 
 ディズニーが短編アニメを作り出したのが1920年代、アニメから声が出るなんて!という時代。アニメと音声をシンクロさせたり、カラーアニメを作ったり、また白雪姫などの長編アニメに挑戦したり、ディズニーの仕事に対する入れ込みようはすごいです。何かを成し遂げるためには執念が必要だということを思い知らされます。
 
 いっぽうで、常につきまとう財政的不安、仲間たちの裏切り、従業員のストライキ…。映画が大ヒットしても、次の作品やディズニースタジオへの投資のために資金難に苦しみ、完璧な作品よりも低予算で大衆受けしそうな作品も作らざるを得なかったこと。華やかな成功者の一面しか知らなかったディズニーの苦しい時代を知り、オーディオブックを聞きながら胸が苦しくなりました。
 
 伝記を読むと、偉大な人物の一生から感銘を受けて自分も頑張ろうという気持ちになれます。以前から伝記モノは好きだったのですが、最近になって伝記を読むことで自分の一生が有限であるということを良く考えるようになりました。人の一生を30時間かそこらで聞いたり読んだりする訳だから、人生の時間があっという間に過ぎるような感覚にとらわれます。
 
 時間管理や効率化のTips満載の自己啓発本も好きなのですが、著者のノウハウの受け売りになりがち。伝記は直接的で分かりやすいアドバイスはないけれど、自分にとって大切なことを自分自身で考えるきっかけを与えてくれるのが良いところだと思います。

The Guinea Pig Diaries

洋書多読112冊目、The Guinea Pig Diaries. 秋のカナダ旅行の際に書店で購入。30%offという理由だけで選んだのですが、これが思いのほか面白かった!著者のA.J.Jacobsが人間モルモットと称して、いろんな実験を自ら体験してレポートしています。

実験内容は
1. My Life as a Beautiful Woman 彼氏のいない美人ベビーシッターのかわりにオンラインデートサイトで彼氏を募集。美人の威力を体験!

2. My Outsourced Life 日常生活の全てをインドにアウトソーシング。奥さんとの喧嘩もemailを通じて外部委託

3. I Think You’re Fat 脳と口の間のFilterを取り払って完全に正直になったとしたら?

4. 240 Minutes of Fame 俳優Noah Taylorに成りすましてオスカーの会場に潜入。有名人ってスゴイ!

5. The Rationality Project 全ての行動を合理的に。歯磨き粉選びも徹底的に合理主義。

6. The Truth About Nakedness 雑誌にヌード写真を掲載

7. What Would George Washington Do? ジョージ・ワシントンになりきって、彼の110のルールを実践

8. The Unitasker 一度にしていいのは一つだけ。完全なるユニタスクを実行

9. Whipped 奥さんの言いなりになる1ヶ月を体験

特に面白かったのが、第三章。 Radical Honestyという考えがあって、思ったことを全て正直に言うことをモットーとしている人たちがいます。”I think you’re fat.”なんて面と向かって言ったらどうなるか。本当のことを言ってみたい!でも言えない!と思ったことは皆あるはず。そんな、やってみたいけど出来ないことを筆者が実験してくれています。筆者の結論は・・・脳と口の間にあるフィルターを90%取り払ったならば、殴られ、解雇され、離婚されるでしょう、とのことです。ただ、もう一つ学んだことは自分が思っていたよりも、周囲との関係性はradical honestyに耐えうるということ。時には正直に本当のことを言ったほうが上手くいく場合もあります。

この本はカジュアルな言葉で書かれているので最初は読みにくかったけど、抱腹絶倒のエッセイなので楽しんで読めました。buxom: <女性の>胸が豊かな・・・なんて、普段読んでいる本ではお目にかからない単語が出てくるのも良かったです。

YLは7~8くらい?語数は概算で54000語でした。 Total語数688万2816語

来年の目標

定期購読しているThe Economist、どうせ全部は読みきれないので、必ず読む分野を決めています。自分の興味分野は、医療制度、少子高齢社会、女性の社会進出、日本に関する記事、Leaders。あと4コマ漫画も!

アメリカの医療制度改革については、なかなか理解できないことも多い。アメリカの保険制度とイギリスのNHSの比較記事などは特に面白い。日本の制度とも比較してくれたらもうちょっと理解が深まるのに。日本の医療はフリーアクセスで、医療費が安く抑えられていて、なおかつ平均寿命も世界一。なんでなんだろう~? 日本の記事もあわせて読んで理解を深めるのが来年の目標。

背景となる知識不足のせいでよく理解できない記事は、”後で調べよう”と思ってビリっと破って保管しているんだけど、結局調べずじまい・・・。あーとーで!と思っているうちにどんどん溜まってしまった。情報が溢れていているけれど、サラッと表面を撫でるだけで結局深くは理解出来ていないなぁ、と反省中です。

来年は、集めた知識を体系的にまとめて理解するよう努力します。

脂肪吸引手術の死亡率

連日報道されている脂肪吸引術後の死亡事故。 日帰りで手術を受けられて傷も目立たないとあって気軽に受けられるイメージがあるけど、 お昼の情報番組を見ていたら、お腹まわりの手術で73万円以上、両足だと94万円以上かかるとのことでびっくり。全然気軽じゃないじゃん。一回の施術で最大4Kgの脂肪が取れるらしいが、自力で痩せたら自分に70万円のご褒美をあげることにしたほうが安全にダイエットできて断然楽しみがあると思うけど。

70万円以上払った上に、合併症で亡くなった可能性があるとは残念極まりないことです。手術を受けられる方は、よもや自分が死ぬ可能性があるとは思わないでしょう。家族も”元気だったのに手術で亡くなるなんて許せない”とコメントされていた。今回の死亡は、2日前の脂肪吸引手術と因果関係があるかはわからないそうだけれど、腸管穿孔があったということだから手術との関連が疑われるのも無理はない。ちゃんと合併症の危険性を理解してもらった上での手術だったのだろうか。

日本美容外科学会の脂肪吸引手術の患者向けページを見てみた。”姿見の中のあなたの体型が「締まりがない、ボテボテしている、この脂肪この贅肉が無くなったらいい」と思われる時が脂肪吸引の時期でしょう” とある。合併症については、”過度の量の無理な脂肪吸引は、脂肪塞栓や静脈血栓をつくる危険があります。これらは生命に重大な転機をもたらすことがあります。” と書いてあった。”この脂肪が無くなったらいいと思ったら脂肪吸引を” なんて、こんなカジュアルな感じでいいのだろうか。これを読んで、実際に手術のせいで自分が死ぬ可能性があると思う人は少ないのでは。それにしてもこのページ、日本語がヘン。英文を機械的に翻訳しているみたい。

手術の死亡率についてGoogle scholar で検索したところ、いくつか論文があって、”調べた限り死亡事故なし”みたいな論文もあったけど、割と信憑性が高そうだなと思ったのが、アメリカの美容外科学会雑誌に載っていたこの論文

これは1994年から1998年にかけてアメリカ美容外科認定の外科医によって施行された496,245件の脂肪吸引手術の合併症について調べたもの。リサーチ結果によれば、脂肪吸引手術の死亡率は5224人に一人。アメリカの自動車事故による死亡率が6097人に一人だから、交通事故に遭うよりもちょっと高い。アメリカでは年間30万人以上、脂肪吸引手術を受ける患者さんがいるとのこと。10万人あたり20人という死亡率を当てはめると単純計算では年間60人の死亡事故になる。メキシコなどで手術を受けた方や、学会認定の医師以外の施術を受けた方の合併症は把握できないため、実際の合併症事故はもうちょっと高いのかもしれない。こちらには、”liposuction is not trivial surgery, is not always benign, and is not quite as safe as intimated in glossy office brochures.” と結論づけてあった。つまり全然気軽じゃないってこと。

FDAのサイトに脂肪吸引手術を受ける前の心構え、副作用について書かれている記事があった。これは良くまとまっていて理解しやすい。

手術を受ける前に利益と危険性を検証したうえで、リスクをとるかどうか自分で決めることが大事と書かれている。美容外科側にとっては、詳しく説明している暇がないとか、こんなに詳しく説明したら患者さんが怖がって逃げてしまう・・とか問題があるのかもしれないけど。本来しなくても良い手術で命を落とす危険性があるわけだから、決断にあたっては慎重を期すべき。

脂肪吸引手術の思わぬ高額ぶりに興奮して、自分が受けるかの如く真剣に調べてしまった! Liposuction:脂肪吸引手術という単語を覚えたからヨシとするか。

12月のリスニングテーマ

12月の英語学習テーマは毎年”自己啓発”です。12月は一年のまとめ、反省と来年度の目標設定で気持ちが高まっているので、この時期にオーディオブックで自己啓発モノを聞くと効果絶大です。これまでの3年間、自己啓発月間に聞いたオーディオブックは、

The 7 Habits of Highly Effective People

Rich Dad, Poor Dad

Don’t Sweat the Small Stuff, and It’s All Small Stuff

How to Stop Worrying and Start Living

How to Win Friends & Influence People

Mindless Eating

As a Man Thinketh

The Secret

Managing in the Next Society

Self Developmentを聞くこと自体初めてだったので、最初の頃は日本語にも翻訳されている古典的な作品から聞き始めました。早朝、眠気覚ましに歩きながら聞くようになったら思いのほか気持ちよくなって、12月のみ朝のウォーキングが日課になりました。オーディオブックから流れてくる前向きな言葉と、前へ前へひたすら歩くという行為が妙にマッチしてだんだん元気が出てくるので、なんとなくやる気が出ないときなどにオススメの方法です。

今年はちょっと趣向をかえて、Walt Disney を聞き始めました。 人生で大きなことを成し遂げた人の伝記を読みたいと思ったのがきっかけ。 ディスニーとアインシュタインが候補に挙がってどちらにしようか迷っていましたが、”The Guinea Pig Diaries”に、アインシュタインのオーディオブックが良すぎて車で聞いていたら事故ったという作者の話が載っていたので、ディズニーのほうを聞くことにしました。

ディズニーランドには行ったことがあるけれど、なんとなく”立派な仕事をした人、成功者”という漠然としたイメージがあるだけで、 いったいWalt Disneyという人がどういう人なのか全く知りませんでした。今1/4ほど聞いたところなのですが・・・。もう聞いていて胸が苦しくなるほどの苦労と裏切り、借金だらけ。でも、どんな苦境に立たされても、夢を諦めないというDisneyの姿勢に感動!

ふつうの自己啓発系の本を読むのもいいけどそればかりだと食傷気味になるので、たまには伝記もいいものです。

Walt Disney の Unabriged版は全33時間24分。聞き終わるころには、夢を決して諦めない精神を学べる気がします!

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