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2011年3月20日のアーカイブ

研究者の英語インタビュー記事より

”良い研究さえしていれば、英語は出来なくても世界の人々が耳を傾けてくれる”という方もいれば、”いや、いくら良い研究をしていても、英語で発信し、コミュニケーションを取れなければ存在しないも同然”という意見もあります。この問題は研究者に限らず、日本の文化や技術についても言えることだと思います。この5年間毎日英語を勉強してきましたが、未だ自分の中で答えはでません。

今日TTBOOKのGoing Apeというエピソードで紹介されたBonobo Handshakeという本から、霊長類思考言語研究者の松沢哲郎教授という方の存在を知りました。松沢教授のことを調べていて偶然たどりついたページに、研究者と英語というテーマでインタビュー記事が載っていました。その中で松沢教授と上野千鶴子教授の英語に関する記事が対照的ですごく面白かったので紹介します。

松沢哲郎教授の記事

上野千鶴子教授の記事

お二方ともアメリカ留学の経験があり、英語で苦労された経験を語っておられます。松沢教授は英語よりも中身が大事、上野教授は英語で伝える力がないと存在しないも同然、という意見です。お二人の意見は違うけれども、この記事は私の心にずっしりと響きました。普段目にする英語教育や大人のやり直し英語について語られる意見は、英語を教えることを生業にした方達の意見が多いと思うのです。英語以外の専門分野があって英語はそのための道具、という立場の専門家が英語について語ることはあまりない気がします。大人になって英語を再学習している人たちの大半は、どうやって英語というスキルを仕事に活かすか、そのためには何を目標にすればいいか、ということで悩んでいると思うのです。そしていつの間にか英語”学習”そのものにはまってしまう人もいます。

お二人の記事を読んで、”伝えたいことがあって始めて英語が必要になるんだ”ということをはっきりと感じました。松沢教授のようにNatureに載るような素晴らしい研究じゃなくても、上野教授のような論客じゃなくてもいい、自分が伝えたいことを相手にわかるように伝えられること。それが一番大事。これは冒頭でも述べましたが、研究に限ったことではないと思うのです。日本での生活のこと、素晴らしい技術、文化などなど、話して伝えたいことはいっぱいあります。自分の場合は今研究していることは細かすぎて一般の人に分かってもらうのは難しいけれど、自分の専門にかかわるダイエットと健康の事などは日本語でも英語でも伝えたい。

学問としての英語にとどまることなく、言語の壁をこえてよりよいコミュニケーションを取るための英語学習を心がけたいと思いました。英語のテストでより良い点数と取ること、英語資格を取ることが目的になってはいけないと思います。何のために英語を学んでいるのか。常に考えながら前に進んでいきたい。


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