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2012年8月のアーカイブ

Vacation と holiday

  夏休みについて英作文した時に、”summer holiday” という言葉を使ったら、全部 vacation に訂正されました。先生によると、アメリカ英語では、”A holiday is only used for Christmas, Easter, the 4th of July, etc.” だそうです。

 

 もう一つの間違いが、”approve” と “approve of”。私が “When I won my summer vacation this year, he didn’t seem to approve  it.” と書いていたところ、”approve of” と訂正。approve it だと、権威あるものが”承認する” というニュアンスになり、私の文章の場合は、同僚が私のプランを快く思っていないという意味なので、 approve of になると。”Approve it” is used when you need an official permission for something.  To approve “of” something means to think it’s a good idea. 

 

 なんてことない短い日記なんだけど、言葉のニュアンスを正しく捉えるのが難しい。練習あるのみ。

  I’m going to take a summer vacation, and I really mean it! There is a senior colleague whose pride is not taking a holiday for 8 years. When I won my summer vacation this year, he didn’t seem to approve of it, but he also decided to take a short vacation for 3 days.

 

  Oddly enough, he came to the workplace anyway. Not only that, he came to work before anyone else, and worked late until everyone got home. I knew I should have praised him for being such a hard worker, but I politely ignored him. Was he implying something? His attitude was like, “Hey, look at me everybody! I’m on vacation! But I’m working! I’m a model citizen! Follow my lead, and bust your ass until you collapse!!!!” Or am I imagining too much?

 

  Anyway, he made me feel bad about taking a vacation.

 

ジュズサンゴ(ヤマゴボウ)

 

 

 

 

多読記録 Team of Rivals

 Team of Rivals. 6月には読み終わっていたんだけど、読後に考えることが多くてなかなか感想をまとめられなかった。原書で900ページ超と、とっつきにくい本ではあったけれども、読んでよかったです。

 1800年代の出来事ながら、当時の書簡、日記、新聞を丹念に調べ、つじつまの合うストーリーにするのはとても大変な作業だったと思う。リンカーンやライバルたちの日記だけではなく、その娘、友達の日記まで調べられている。10年がかりのプロジェクトだったようだ。しかも、ただ事実を年代順に並べるのではなく、当事者が何を考え行動していたのかがわかるのもよい。日記に書き連ねられた、ライバルに対する黒い感情や、表には出せない批判などがストーリーに生き生きとした感情を与えている。

 

 リンカーンの学びに対する姿勢

心にグッとくる文章が多すぎて、マーカー引きまくりだったのだが、その中でも一番のお気に入りは、若き日のリンカーンが親友ジョシュア・スピードに語ったとされる言葉。

 I am slow to learn and slow to forget that which I have learned. My mind is like a piece of steel, very hard to scratch any thing on it and almost impossible after you get it there to rub it out.

 自分の学び方を鋼鉄になぞらえ、鉄をひっかいて何かを刻むことは非常に大変だけれども、一度刻んでしまえば、どんなに擦っても消えない。覚えるのに時間はかかるものの、一度覚えたら忘れない。

 リンカーンは、学校に行った期間は合計で1年にも満たなかったが、独学で法律を学び弁護士になった。空いた時間にはいつも本を読んでおり、大学を出て弁護士になった同僚たちが学校で学んだ天文学や高等数学などを、大人になってから独学でコツコツと学んだ。表面をなぞるような読書ではなく、難しいことでもじっくりと取り組み、わかるようになるまで学ぶ姿勢をもっていた。

 リンカーンのコミュニケーション術

 All his life, he had taken care not to send letters written in anger. 

 決して短気を起こして事態を悪化させないこと。腹立たしいことがあっても、感情にまかせて行動せず、いったん腹におさめる。怒りがおさまってから行動すること。そして人の話をよく聞くこと。ただし、広く人々の意見を聞いた後は自分で決断する。決断をする時は周りに左右されない強い意思を持っていた。

 リンカーンの才能は、ひと目見て誰もが認めるという類のものではなかった。派手さはないものの、じっくりと付き合ううちに彼の懐の深さ、チームをまとめる力、人の良さがわかり、周囲の信頼を得ていった。彼の政敵たちは最初、リンカーンを過小評価し、”田舎弁護士”とバカにするものもいた。後に War Minister となったスタントンは、若き日のリンカーンを侮辱し、皆の前で恥をかかせたのだが、リンカーンはそれを根に持つことなく、組閣の際にはそのポストに最適な、能力のある人物としてスタントンを起用した。

 

  感想

 この本を読むことで、リンカーンの素晴らしさをあますことなく堪能できました!リンカーンの素晴らしさは疑う余地のないことですが、はたしてその資質は今求められるリーダーの資質と同じだろうか、と考えながら読みました。めまぐるしく移り変わる状況や情報に素早く対処し、若いうちから優秀であることを周囲に知らしめなければ現代では成功出来ないのではないかと。ただ、リンカーンのように、広く知識を学び、自分の中で消化して行動に取り入れること、じっくり考えること、目先の問題や今現在の評価に左右されずに大きな目標を見据えて行動すること。このような本質的なことは、時代が変わっても備えたい基本的な資質なのではないかと思いました。

 自分への戒め。現代はインターネットや参考書を使えば知りたいところだけパッとわかるため、じっくり考える、体系的に学ぶということがおろそかになっていると感じました。リンカーンの学問への態度を取り入れたいと思います。そして怒っている時に怒りに任せて発言しない、という教えも。

 英語はそれほど難しくないものの、読み終えるには根気が必要。初めての洋書としては不向きかも。ある程度背景知識があったほうが読みやすいので、この本の前に簡単なリンカーンの自伝を読むとよいと思いました。


 
YL8, 語数187500(概算)

7月の読書まとめ

7月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1903ページ
ナイス数:0ナイス

 

 読んだ本とオーディオブックあわせて6冊。聞くほうが圧倒的にラクなので、オーディオブック優位なんだけど、新しい表現を覚えるには本で読んだほうが定着しやすい。8月は読むほうを増やしたい。

 

Dearly Devoted Dexter (Vintage Crime/Black Lizard)Dearly Devoted Dexter (Vintage Crime/Black Lizard)
Dexterシリーズ2巻目。今回は、ドークスが軍隊時代にエルサルバドルで関わったミッションにまつわる話。ドラマシーズン2とはストーリーが異なるが、Dexterとドークスの敵対関係が軸となる部分は同じ。ドラマとオリジナル、別物として両方楽しめるのが良い。
読了日:07月29日 著者:Jeff Lindsay

 

 


Darkly Dreaming Dexter (Vintage Crime/Black Lizard)Darkly Dreaming Dexter (Vintage Crime/Black Lizard)
Showtimeのドラマ、Dexterの原作。昼間のDexterはマイアミ警察の鑑識課で働く、Blood Spatterアナリスト。夜は自らが他の殺人者達を”処刑”する連続殺人犯、という設定。Dexterは極めてAnti social な連続殺人犯でありながら、好きにならずにはいられない魅力がある。  ドラマは基本的には原作を踏襲した作りになっているが、ドラマのほうがプロットが複雑で面白かった。オーディオブックは作者による朗読。プロの朗読家なみに上手だった。
読了日:07月24日 著者:Jeff Lindsay

 

 


Most Talkative: Stories from the Front Lines of Pop CultureMost Talkative: Stories from the Front Lines of Pop Culture
小さい頃からテレビドラマが大好きで、テレビに関わるキャリアを突き進んだ結果、”Real Housewives” という、アメリカで大人気のリアリティショーのプロデューサーになった、アンディ・コーエンの自伝。底なしに明るいゲイの筆者の青春時代が面白おかしく語られている。外交的で全く物怖じせず、自分の好きなこと、やりたいことをグイグイ進めていく姿勢を見習いたいと思った。オーディオブックは作者による朗読。とにかくおしゃべりで、筆者の性格が良く出た話し方だと思った。自分と全く違うバックグラウンドを持った人の話なので、何を聞いても珍しく、楽しむことが出来た。
読了日:07月20日 著者:Andy Cohen

 

 


The Mythology of Supernatural: The Signs and Symbols Behind the Popular TV ShowThe Mythology of Supernatural: The Signs and Symbols Behind the Popular TV Show
ドラマ”スーパーナチュラル”にまつわる神話。ドラマに出てくるEpisodeは聖書に基づくものが多いため、この本を読んで、背景知識を得ることで、ドラマをより楽しむことが出来そう。キリスト教信者の方なら常識として知っている聖書のエピソードを知ることが出来たのもよかった。
読了日:07月15日 著者:Nathan Robert Brown

 

 


Drop Dead Healthy: One Man's Humble Quest for Bodily PerfectionDrop Dead Healthy: One Man’s Humble Quest for Bodily Perfection
旅先で肺炎にかかり入院をした反省から、”世界で一番健康な人間になる!”ことを目標として、ありとあらゆる健康法を試したお話。この本の良い所は、巷のトンデモ健康法に惑わされず、1つの健康法にたいして、賛成/反対両方の立場の論文を読んだうえで客観的に判断していること。  始める前は、スタンディングオベーションで立つのも嫌な程の運動嫌いであった作者なのだが、2年間の健康プロジェクトが終わる頃には、トレッドミルをしながら原稿を書き、トライアスロンに挑戦する程の健康オタクに変身。自分にも出来るかも・・と前向きな気持ちにさせてくれる1冊。オーディオブックバージョンは、作者本人による朗読。ソフトな語り口がいい感じだった。
読了日:07月11日 著者:A. J. Jacobs

 

 


Finding Freedom: The Untold Story of Joshua Glover, Runaway SlaveFinding Freedom: The Untold Story of Joshua Glover, Runaway Slave
1852年、ミズーリ州の主のもとから逃げ出した黒人奴隷ジョシュア・グラバーの物語。1850年台アメリカから逃亡したジョシュアが1880年台のカナダで81年の生涯を終えるまでを、当時の新聞、日記、買い物の帳簿などを元にまとめたもの。

 彼がカナダに逃げるまで、多くの白人たちが関わり、手助けをした。当時、逃亡奴隷に手を貸す行為は犯罪であり、逮捕、投獄され、奴隷の持ち主から法外な法外な賠償金を要求されることもあった。ハックルベリー・フィンの物語で、ハックが逃亡奴隷の手助けをすることに良心の呵責を感じるシーンがあったのだが、人道的な事をしているのにどうしてそんなに悩むのだろう、と思ったことがあった。この本でジョシュア・グラバーと奴隷制度廃止活動家たちの苦境を知り、ハックとジムの旅がただの冒険ではなく、命を賭けた逃亡劇だったということがわかった。
読了日:07月04日 著者:Ruby West Jackson,Walter T. McDonald

2012年7月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

 

 

 

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