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2014年10月のアーカイブ

【オーディオブック】The Black Prism ( Lightbringer #1)

The Black Prism(ライトブリンガーシリーズ#1)

時間:22時間6分

発音:アメリカ英語。サーファーみたいでイヤ!というコメント多数あり…。

速度:150語/分前後。

オススメ度:4 out of 5.

 

【あらすじ】
可視光を用いて魔法を使う能力を持つ人々がいる世界。ギャビン・ガイルは、7色の魔法全てを用いることの出来る「プリズム」であり、7王国の魔法力のバランスを保つ役割を担っていた。
プリズム戦争の16年後、辺境の地で「王」を名乗るものが現れ、7王国の侵略を試みる。侵略された地で「ドラフティング」能力を開花させた15歳の少年キップはギャビンの婚外子であったことが発覚する。

【感想】
青、赤、緑、紫、オレンジ、黄、サブレッドなど光の色を利用して魔法を使える「ドラフティング」という能力が存在する架空の世界。魔法を使えない一般人、1色だけ利用出来るモノクローム、2色利用出来るバイクローム、多色利用出来るポリクローム、全ての色を利用出来るプリズムがいる。多くの色を用いて魔法を使える者は希少価値があり重宝されたが、魔法を使えば使うほど寿命が縮まってしまう。

 

読者は、ギャビンの隠し子であるキップが首都クロメリアでプリズムを守るエリート警護隊「ブラックガード」になる過程を通して、この独特の世界のルールを学んでいく。

 

ギャビンには彼の地位を根本から揺るがす大きな秘密がある。物語が進み、彼に感情移入するにつれ、秘密の重さがのしかかってくるようだった。

 

嘘に嘘を重ねて世界を守ろうとするギャビン。辺境の地で育ち、何も知らない子供の立場から徐々に真実を知っていくキップ。2世代の主人公の視点でこの世界を読み解いていくのが面白かった。

 

Audibleでは、ナレーターの評判がかなり悪いかったのだが、私は全然気にならなかった。「サーファーみたいだ!」というのが不人気の理由。ネイティブの神経を逆撫でする何かがあるんだろうな…。

 

YL:7.5 (概算)

語数: 180,000語 (概算)


Black Prism (Lightbringer)

 

【今日の一枚】

ショッピングモールにて。ハロウィーンの飾り付け。

拾ったチキンを客に振る舞う住居用洗剤CM

こちら最近よく見るCM。これはアリなのか…。30秒のCMなのでよろしければ見てみてくださいませ。

 

簡単に内容を説明すると・・・

自宅での夕食会のために料理をしていたところ、旦那がメインディッシュを床に落としてしまいます。

 

チャールズ大失態!誰にも知られてはならぬ!と旦那はmethodという住居用洗剤スプレーで床を掃除し、

 

奥さんのほうは、床から集めたチキンと野菜を手づかみで皿に盛ります・・・。

 

間一髪で掃除終了。そこへゲストの皆さんがやってきて、皆で拾ったチキンを楽しそうに食べます…。「セーフ!」と言わんばかりに目配せする夫婦。

 

何から何まであり得ん設定です。これはメソッドという住居用クリーナーのコマーシャル。掃除用具を売るコマーシャルの清潔観念がこれでよいのだろうか。。。

 

もちろんCM上の演出であると信じたいが、もしかするとこれはOKなのかも、と思い当たるフシもある。

 

例えば、アメリカではまな板を使わない家庭が多い。以前ハウスシェアしていたアメリカ人親子は、ごく稀に料理をする時に、普段勉強する時に使っているキッチンカウンターで直にパスタの麺を打っていた。

 

自宅パーティでは、離乳食期の赤ちゃんをテーブル付き椅子に座らせ、そのテーブルで直にイチゴを潰していた。それもスプーンなどではなく手で・・・。お皿使ったほうが良くない?とか、その手は洗った・・?とか言う間もない出来事であった。

 

サンドイッチ屋さんでは、床に落としたパンをそのまま棚に戻していたのを目撃した。自分のパンではないので何も言わなかったけど。

 

日本なら炎上してしまいそうなCMだと思ったのでした。

【映画】Kill the Messenger (2014)

Kill the Messenger (2014)

主演: ジェレミー・レナー、ロバート・パトリック

評価:9 out of 10.

 

【あらすじ】

アメリカ人ジャーナリスト、Gary Webbに関する実話を元にした作品。

 

ネタバレあらすじ&感想。Spoiler Alert!

【感想】

1990年代半ば。カリフォルニア州サンノゼ地方紙の記者であったゲイリー(ジェレミー・レナー)は、CIAが南米からの大量コカイン密輸を黙認し、ドラッグで得た資金を、ニカラグアのゲリラ軍への武器援助資金にしていたという内部資料を手に入れる。

 

ニカラグアの刑務所を訪れ、南米側の証人から話を聞き、実際に密輸をしていたパイロットからも裏を取ったゲイリーは、CIAとコカイン密輸、ニカラグアの反乱軍の内情を告発する、”Dark Alliance” という記事を発表する。カリフォルニア州南部やその他の都市で大問題となっていたコカイン乱用の一端を政府が担っていたという告発は、世論を揺るがす大スクープとなった。

 

ゲイリーのスクープに湧いたサンノゼ・マーキュリー紙であったが、他の全国紙からの一斉批判にあい、社内でゲイリーは孤立してしまう。有力紙はCIAとコカインの関係を追及することはなく、ゲイリーの記事が匿名のソースを用いていた事や、記事の細かいあら探しに終始し、ついにはゲイリーの私生活まで暴き、ゲイリー個人の信用を失墜させることで記事自体の信憑性を落とそうとする。また、CIAもゲイリーとコンタクトを取った人々に接触し、ゲイリーと会った事自体を否定させる。

 

こうして組織ぐるみの隠蔽工作にあい、記事はゲイリーの捏造だったのでは・・とまで疑われてしまう。クパチーノ地方事務所に左遷されたゲイリーは、サンノゼ・マーキュリー紙がゲイリーの記事に対する訂正記事を出した事で辞職し、1人で真相を明らかにする決意をしたのだが、彼はその後ジャーナリストとして生計を立てることは出来なかった。

 

数年後、さらなる内部資料が公表され、CIAとコカイン密輸の関係が明らかになったものの、ちょうどクリントン大統領とモニカ・ルインスキーさんの不倫問題の大騒動と重なり、メディアがこの問題を報道することは殆ど無かった。

 

2004年、ゲイリーは頭部に2発の銃弾を受け死亡した状態で発見される。遺書があったために自殺とされた。

 

あらすじここまで。

 

本当の事を明らかにした者が失職し、当り障りのない記事を書いた者が生き残れるとはやり切れないこと。そして自殺で自分の頭に二発銃弾を当てる事が可能なのだろうか。サンノゼ・マーキュリー紙を退職した後、Dark Allianceをまとめた本を出版したものの、記者として生活するほどの収入を得ることは出来ず、非常に悩んでいたらしいが、国家ぐるみで1人のジャーナリストを死に追いやったとしか思えない。

 

主要な全国紙がCIAとコカイン密輸という真相を追求することなく、ゲイリーの記事のあら探しをしたのは、無名の地方紙の大スクープを快く思っていなかったからではないかとも思う。また、有名新聞の記者は政府やCIAの内部の者と懇意にしており、彼らが言う事を真実として記事にしてしまったからではないか。

 

国の秘密を守るために、いとも簡単に個人の生活が破壊される可能性があるという事実を目の当たりにし、空恐ろしい気持ちになる作品だった。

 

日本での公開は未定。アメリカでも大きなチェーン系映画館では上映されておらず、観客動員数もあまり多くないのではないかと。重い内容だったけれども見応えのある作品でした。

 

 

私の周囲の共働き家庭

仕事関係で知り合って色々と話すようになったアメリカ在住の中国人の男性が5人ほどいる。その人達に共通しているのが、男性も家事料理をするということ。そのうちの3人は家庭持ちで共働きなのだが、いずれも料理担当は夫だという。残り2人は中国から単身赴任でアメリカに来ていて、中国人男女5人で一軒家を借りている。そのシェアハウスでは、料理は持ち回り制で、1人が毎晩全員分の夕食を作るそうだ。

 

私が今住んでいる所の大家さんも中国出身のご夫婦。大学生の時にアメリカにやってきて、博士号まで取得。その後IT企業に就職し、社内で知り合い結婚したとのこと。お二人ともエンジニアで、9歳と5歳のお子さんがいる。この30代後半の大家さん夫婦の旦那さんの家事育児ぶりが素晴らしい。

 

朝は妻子が起きる前に家を出て、7時前には出社。奥さんは子供たちを送り出してから9時頃出社する。旦那さんが早く出社するのは、夕方子供たちを学校からピックアップし、夕飯の支度をするため。奥さんは夕飯が出来上がった19時頃に帰宅する。旦那さんは育児に”協力的”どころか、”主体的に”家事育児をこなしていて、いつもてんてこ舞いなのは奥さんではなく旦那さんのほうなのだ。

 

以前日本で働いていた時にも中国出身の女性が2人いて、旦那さんが毎日の食事を作っていた。決して美味しくはないそうなのだが、仕事から帰ってきて自分が作るよりはマシという。私が、「なぜ共働きなのに旦那さんが家事育児をするの?」と聞いたところ、「男のほうが体力があるのだから、男が頑張るのは当たり前」と言っていた。

 

なんて合理的な考え!

 

日本では長時間労働のために旦那さんが夕飯の時間までに帰って来られない事が多いのではないかと思う。でも日本も今では残業すればするだけお給料が増える時代ではないのだから、定時退社で共働き夫婦がもっと協力しあって家事と仕事をこなすことが出来たらいいのに、と思う。

 

日本にいる時はそんな事が可能だとは思えなかったが、アメリカで共働きをしている中国出身の方々を見ると、本当に上手く立ちまわっているな・・と感心する。いくら旦那が会社で一生懸命働いても給料が2倍になることはないが、奥さんも正社員ならば世帯収入は2倍になる。 しかも奥さんだけが仕事と家事でヘトヘト、ということもなく、傍から見ると非常に幸せそうなのだ。

 

それには男性が長時間労働をやめて家で家事育児をする時間を確保するというだけではなく、女性の側も、男性がした”完璧ではない”家事を大目に見ることも大事なのではないかと思う。中国人の奥さんに聞いたところ、旦那の料理は「決して美味しくはない」というのがポイント。味が・・栄養のバランスが・・などと言い出したら料理の敷居が高くなりすぎてしまう。

 

もしかすると、わりとなんでも適当な大陸出身の人たちだからこそ成り立っているのかもしれないけれども。それでも、日本人の共働きのお母さんには、あまり頑張りすぎず、「男のほうが体力があるのだから、男が頑張るのは当たり前」という発想が必要なのかも。

 

【今日の一枚】

グランドティトン国立公園の景色。

 

 

【映画】Dracula Untold (2014) / ドラキュラZERO

Dracula Untold (2014)/ドラキュラZERO

ディレクター: ゲイリー・ショア

主演: ルーク・エヴァンス、ドミニク・クーパー、サラ・ガドン

評価:8 out of 10

 

【あらすじ】

15世紀、トルコ勢力下のトランシルヴァニア公国。オスマン帝国のスルタンは、周辺国の侵略に利用するためトランシルヴァニア国の少年1000人を帝国軍に徴兵し、さらに人質としてプリンス1人を提供するよう求める。

 

民衆と幼い息子を守るため帝国の要求を断ったヴラッドは、オスマン帝国の襲撃に対抗するため、ヴァンパイアと契約を交わす。3日間血への渇望に耐えることができれば元の人間に戻れるのだが。。。

 

ここからネタバレ感想です。Spoiler Alert!

【感想】

ルーク・エヴァンスの男前ぶりが作品の難点を全てカバーしたといっても過言ではないかと。オールバックと中世の騎士風衣装がものすごく似合っていたし、自国民と家族を守るためにはヴァンパイアと交渉し、その身を捧げても構わないという決意の表情が良かった。

 

ヴァンパイアの住む洞窟がいかにもセットくさかったのと、妃役の女優さんがルーク・エヴァンスの雰囲気と合っていないのが残念だった。妃はもっとシリアスな美女が良かったのではないかと。

 

オスマン帝国との戦いを最新VFXを駆使し壮大なスケールで描くアクション映画、というのもウリの一つらしいけど、1人で1000人以上の敵を斬りまくるのにCGを多用しすぎている感じで、本当の剣さばきを美しく見せてくれたほうが満足度が高かったと思う。

 

それにしてもトランシルヴァニアの臣下や民の頼りにならないことよ!もう少し皆で一致団結してヴラッドを盛り立てても良かったのに。

 

邦題はドラキュラZERO。原題のドラキュラUntoldというのは、この物語はヴラッドの息子が後に語った話であるのだけれど、実は後日談というか後世には語られなかった真実があり、今回はそれを語りますよ、という意味のUntold だと思う。糖質ゼロみたいで響きはいいけれど、ドラキュラZEROでは意味合いが違ってくると思うんだけどな…。

 

いろいろと思うことはあるものの、ルーク・エヴァンスを愛でる映画だと思えば大満足でした。日本では2014年10月31日より公開。

 

 

 

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