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2014年12月のアーカイブ

英語学習2014年の反省と2015年の抱負など

2006年にブログと多読を同時に始め、2015年で9年目になります。英語学習を始める時に、10年を一区切りにしようと思っていたので、2015年が最後の仕上げの年です。

 

2006年に思い描いていたような理想のレベルに到達できたかどうか・・・。曲がりなりにもベストセラー小説くらいなら読めるようになったし、字幕なしの映画も楽しめます。その点は良かったかな。 イマイチ満足していないのはライティングのレベル。言いたいことを伝えられるだけでは足りなくて、なぜ読めるレベルの英文が頭から出てこないのか悩み中。喉のあたりまで出かかっている気はするんですけどね・・・。こちらは地道に英作文と添削を繰り返すしかないのかも。2014年に添削してもらった英文は約2万ワードだったので、来年は4万ワード目指したいです。

 

2015年の最大の目標は、「先延ばしをしないこと」。人生において損をしていると感じるほどのprocrastinatorなので、2015年以降、死ぬまで一切の先延ばしをしない覚悟で物事に取り組みます。To Do リストとか生ぬるいことはやりません!やらねばならぬ事はその場でバッタバタと切り倒していく。鼻息荒くいきます。

 

2015年の数値目標は洋書50冊と映画館での映画鑑賞50本。そして読んだ本と観た映画の感想を必ず書くこと。書くことを前提にしていないと、”面白かった♥”という感想だけで終わってしまうので。

 

クローズアップ現代の、「広がる”読書ゼロ”」という記事にあった、「スループット」という言葉が気になっているのですが、スループットとは、

これまでインプットとアウトプット、その2つでしかものを考えていなかったけれども、今はスループットという言葉があって、だから情報が頭を通過する、そのスピード、その内容、そちらを問題にする。
スループットがものすごい勢いで、どんどん増えてるっていうのが、現代の一番の特徴なんですよね。

 

とあるように、インプットでもアウトプットでもなく、ネット上にある情報をササッと消化していくだけのもの。いくら年間50冊本を読んでも、「面白かった」としか思わなければ、スループットと同じなのではないかと思ったわけです。何か書こうとするたびに言葉足らずを実感するのですが、少しずつでも頭のなかを整理していけたらと思っています。

 

2016年には今の状況から動こうと思っているので、2015年中に次はどうするか決めて実行に移さねばなりません。こちらはどうするかまだ迷い中。考えている事を日本にいた時の直属の上司に相談したら、「そんな事したら根無し草になるよ」と言われたのが気になっていて・・・。根無し草が悪い事とは思っていなかった自分にとって、ちょっと立ち止まって考えるきっかけになりました。もうちょっと考えてから決めなければ。

 

何をしても何もしなくても時間は過ぎていきます。2015年も後悔なきよう頑張ります。

 

【今日の一枚】

イエローストーン国立公園にて。

【映画】Into the Woods (2014) / イントゥ・ザ・ウッド

Into the Woods (2014)

主演:アナ・ケンドリック、メリル・ストリープ、クリス・パイン、エミリー・ブラント

評価:1 out of 10

 

【あらすじ】

「赤ずきん」「シンデレラ」「ラプンツェル」「ジャックと豆の木」といった世界的に有名なおとぎ話の主人公たちのその後を描く、ディズニー製作のミュージカル。ブロードウェイで上演され、トニー賞を受賞したミュージカルを基に、『シカゴ』『NINE』などのロブ・マーシャルが映画化。魔女をオスカー常連のメリル・ストリープが演じるほか、ジョニー・デップ、エミリー・ブラントらが出演。ハリウッドが誇る人気も実力も兼ね備えたスタッフやキャスト陣による作品に魅了される。

(シネマトゥデイより)

 

 

【感想】ネタバレありです。

2014年映画館49本目。ミュージカル映画でした。久々に全く良さが分からなかった映画。これはジョークというより、ふざけてるの・・・?と思うほど。

以下に気になった点を挙げてみます。

 

1. とにかくせわしなかった。

場面展開が早いというよりは、せわしない印象。そしてやたらとテンションが高い!赤ずきん、シンデレラ、ジャックと豆の木、ラプンツェルをまとめちゃったので、とにかくグイグイ進まないと!という製作陣の鼻息を感じるほど。せっかくお伽話の世界が実写化されたのだから、幻想的な雰囲気にひたらせてほしかった。

 

2. 真面目なのかふざけてるのか分からない。

クリス・パイン演じるシンデレラの王子様や、ジョニー・デップのオオカミなど、ジョークのつもりなのか大まじめにやったうえでスベってるのか分かりませんでした。この人達は”痛い人たち”として描かれているのか・・・。ジョニー・デップは、ローン・レンジャーといい、この映画でのオオカミ役といい、ディズニーに弱みを握られて次々と変な役で出演せざるを得ないんじゃないかとさえ疑ってしまいました。

 

クリス・パインはイケメンなのですが、ディズニープリンスなのにヒゲが濃い。ラプンツェルの王子と共に川辺で熱唱する場面は、カッコイイのか笑うべきところなのか迷いました。そしてディズニープリンスは浮気したらイカンと思います。”I was raised to be charming, not sincere.” には笑ってしまいましたけど。

 

メリル・ストリープの魔女役が上手だったこと、エミリー・ブラントが美しかったことがせめてもの救いです。所々に良いシーンはあったものの、全体として”なんだかなぁ”という印象を拭えない作品でした。2時間の上映中、「もう許して・・・」と何度思ったことか。。。英語の先生は絶賛していたので好みの問題かとは思いますが、私には悪趣味に思えました。IMDbの感想を見ても、高評価の中にもけっこう1/10の厳しい点数も混ざっているので、好みの分かれる映画なのかもしれません。

 

日本公開は2015年3月14日。

 

2014年に見た映画

2014年に劇場で見た映画は48本でした!だいたい1週間に一度の割合で映画館に足を運びました。日本の映画館で洋画を見た後は、そこはかとなく気分が悪かったのですが、思えばあれは字幕酔いだったのかもしれません。アメリカに来てから映画後の気分の悪さが解消されてスッキリです。

 

2014年のベスト5は、The Imitation GameFuryInterstellarThe BoxtrollsThe Secret Life of Walter Mitty。面白くなかったのは、August: Osage CountyNeighbors。それ以外はどれも面白く、満足度の高い1年でした。特にThe Boxtrollsは、お人形さん達の動きの美しさにうっとり・・・。是非日本でも公開してほしいです。

 

アメリカに来てから良く映画館に行くようになった理由は、映画が1本6ドル〜9ドルと、日本の半額以下というのが大きいです。日本でも1,100円のサービスデーや、21時以降割引などがありますが、アメリカだと午前中は6−7ドル。17時以降で12ドルくらい。気軽さが全然違います。日本でももうちょっと映画の値段が安くなって、子供の頃から家族で気軽に映画館に行けるようになるといいのになぁ。

 

2014年に見た映画のリスト

The Secret Life of Walter Mitty

American Hustle

Saving Mr. Banks

Her

Jack Ryan: Shadow Recruit

August: Osage County

Coriolanus National Theatre Live

I, Frankenstein

Frankenstein National Theatre Live

RoboCop

Frozen

The Lego Movie

Captain America: The Winter Soldier

The Grand Budapest Hotel

Muppets Most Wanted

Transcendence

Only Lovers Left Alive

The Other Woman

Brick Mansions

The Amazing Spider-Man 2

Neighbors

Godzilla

X-Men: Days of Future Past

Maleficent

Edge of Tomorrow

22 Jump Street

How to Train Your Dragon 2

Transformers: Age of Extinction

Dawn of the Planet of the Apes

Begin Again

Guardians of the Galaxy

Get on Up

Lucy

The Giver

A Most Wanted Man

When the Game Stands Tall

The Boxtrolls

Hector and the Search for Happiness

The Judge

Kill the Messenger

Dracula Untold

Big Hero 6

John Wick

Interstellar

Fury

Wild

Gone Girl

The Imitation Game

 

【今日の一枚】

特大のサンタ靴下には大きなプレゼントが来たのでしょうか。

2014年洋書多読のまとめ

2014年度の洋書多読目標は50冊。オーディオブックで聞いた本と目で読んだ本を合わせ、56冊読むことが出来ました٩(๑❛ᴗ❛๑)۶。

 

ページ数では25802ページなので、1日平均70ページほど。多読を始めた2006年から通算すると、語数では3914万7452語。今年一年で785万6499語読んだ事になります。一年で785万語!?  何かの計算間違いかと思い、何度も計算しなおしたのですが、1冊の平均が13万語ほどで56冊なので、桁が間違っているということはないはず。。。。多読800万語に達するまでに2006年1月〜2011年3月までかかったことを考えると、オーディオブックにシフトしてから目の疲労を気にせず本をリスニング出来るようになったので、加速度的に語数が増えてきたようです。

 

今年読んだ本の中で面白かったのは、ファンタジー系ではThe Warded Man: Book One of The Demon Cycle (The Demon Cycle Series)。ミステリーでは、Gone Girl: A Novel、サイエンス・フィクションでは、The Martian: A Novel。ノンフィクションでは、Wild: From Lost to Found on the Pacific Crest Trailでした。Wildは、筆者がお母さんを亡くしたことで精神不安定になる過程にシンクロしてしまって、号泣してしまいました。うちの母は生きているのに。。。自分探し系が苦手な人には全然ダメかもしれませんが、自分はこれからどうしたらいいか迷っている人、1人になって考えたい人などにはぴったりハマる本だと思います。

 

【2014年に読んだ本】

The Republic of Thieves
David and Goliath: Underdogs, Misfits, and the Art of Battling Giants
Wolf Hall
Old Man’s War
The Ghost Brigades
HRC: State Secrets and the Rebirth of Hillary Clinton
Mistborn
Stiff: The Curious Lives of Human Cadavers
The Well of Ascension: Book Two of Mistborn
Breakfast at Tiffany’s
The Hero of Ages (Mistborn)
In Cold Blood
The Alloy of Law: A Mistborn Novel
Orange Is the New Black: My Year in a Women’s Prison
Homeland (Forgotten Realms: the Dark Elf Trilogy)
Exile: The Legend of Drizzt, Book II
Sojourn: The Legend of Drizzt, Book III
The Android’s Dream
The Crystal Shard: The Legend of Drizzt, Book IV
Blood Song (A Raven’s Shadow Novel, Book 1)
The Martian: A Novel
The Way of Kings (The Stormlight Archive, Book 1)
Words of Radiance (Stormlight Archive)
East of Eden
Tower Lord (A Raven’s Shadow Novel)
The Hundred-Year-Old Man who Climbed Out of the Window and Disappeared
Winter’s Tale
The Stand
Surely You’re Joking, Mr. Feynman!
To Kill a Mockingbird
Liberty’s Torch: The Great Adventure to Build the Statue of Liberty
The Importance of Being Earnest (English Edition)
Perks of Being a Wallflower
Shantaram
Black Prism (Lightbringer)
Edge of Eternity (The Century Trilogy Book 3) (English Edition)
The Blinding Knife (Lightbringer)
The Broken Eye (Lightbringer)
Gulp: Adventures on the Alimentary Canal
Mitosis (Reckoners 1.5)
Call the Midwife: A Memoir of Birth, Joy, and Hard Times
Across the Nightingale Floor
The Warded Man: Book One of The Demon Cycle (The Demon Cycle Series)
The Desert Spear: Book Two of The Demon Cycle (The Demon Cycle Series)
The Daylight War: Book Three of The Demon Cycle (The Demon Cycle Series)
A Time to Kill
Wild: From Lost to Found on the Pacific Crest Trail
Hard Magic: Book I of the Grimnoir Chronicles (English Edition)
Childhood’s End
Pacific Rim: The Official Movie Novelization
INHERIT THE STARS
Patient Zero: A Joe Ledger Novel
Gone Girl: A Novel
Mr. Mercedes: A Novel
Big Little Lies

 

【今日の一枚】

クリスマス・イルミネーション。個人のお宅でこの気合いの入りよう。凄いです。

【映画】The Imitation Game (2014) / イミテーションゲーム

The Imitation Game (2014)

主演:ベネディクト・カンバーバッチ、キーラ・ナイトレイ、マシュー・グッド

評価: 10 out of 10

 

【あらすじ】

第2次世界大戦時、ドイツ軍が世界に誇った暗号機エニグマによる暗号の解読に成功し、連合国軍に勝機をもたらしたイギリスの数学者アラン・チューリングの人生を描いたドラマ。

(映画.comより)

 

【感想】ネタバレ感想です。Spoiler!

アメリカで11月28日に公開された、The Imitation Gameを観ました。日曜日朝9時台の回でしたが、7割程の入り。なぜか観客の殆どがお年寄りでした。

 

主演のベネディクト・カンバーバッチが、シャーロック風で良かったです。孤高の天才を演じさせたら非常にハマりますね。脳の高速回転に手足が追いついてなさそうなところとか、悪気は無いのに周りと上手く協調できずに誤解されるところなどが本当に自然!素敵でした。

 

ドイツ軍が世界に誇った暗号機エニグマには、”159 million million million” パターンの可能性があったとのこと。しかも毎日0時になるとルールがリセットされるのです。そして翌朝6時に新しく暗号化された指令が出回るので、18時間のうちに暗号を解読しなければなりません。政府の諜報機関に専門家が集められ、毎日毎日紙と鉛筆を持って必死に暗号を解きまくるのですが、京の単位の可能性がある暗号を人間の手で解読するのは全くの不可能。アランが設計した暗号解読機械がドイツ軍の暗号を解読することがなかったならば、第二次世界大戦の結果は違うものになっていたかもしれません。実際に、アランのおかげで第二次世界大戦の終結は2年早まり、何百万人もの命を救ったとされています。

 

ナチス・ドイツの侵略から全世界を救ったとも言えるアラン・チューリングでしたが、彼の功績は軍の最高機密とされ、エニグマが解読されたという事実も彼の存命中には公表されることはありませんでした。それどころか、当時は違法であった同性愛を理由に逮捕され、2年間の刑務所収監か、化学的去勢を受けるかの二択を迫られます。化学的去勢を選んだアランはその後青酸カリ入りのリンゴを齧って自殺。41歳でした。

 

エニグマの暗号を解くことで人類に大きく貢献し、現在のコンピューターの礎を築いた類まれなる才能が、同性愛を理由に迫害され、自殺に追い込まれる様子を見るのは辛かったです。イギリスでは1885年から1967年までの間に、およそ49,000人の同性愛者が有罪判決を受けたとのこと。大勢の名もなき人々が受けた理不尽な扱いを思うと涙が出ました。アランの場合は、2013年にエリザベス女王による正式な恩赦が認められましたが、死後60年以上経って功績が認められ、汚名を晴らせたとしても、亡くなった本人は勿論のこと、アランが自殺した当時には生きていたお母さんや家族などは、アランの功績を知ることもなく、同性愛者として罰せられたという辛い思いを抱えたまま亡くなったのではないでしょうか。

 

先週、映画館でFuryを観たのですが、第二次世界大戦を違う角度から描いたFuryとThe Imitation Game が自分の中でリンクして相乗効果をもたらした感じでした。Furyで描かれた、前線で戦車に乗って駒として動いた人々と、イミテーションゲームで描かれた、暗号を解くために後方で頭脳労働をした人々。それぞれが、置かれた立場で皆一生懸命頑張っているんだけれども、戦争が一旦始まってしまうと、個々の人々は大局に飲み込まれて、いくら個人が叫んでも考えても何も変えられなくなります。戦争に勝たねば!という大義のもと、不条理ばかりでどちらも切ない作品でした。

 

日本では2015年3月公開予定のようです。

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