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2015年5月のアーカイブ

おもいっきり日本人英語

2015年7月に公開予定の映画「Pixels」。予告編の中に、おもいっきり日本人英語の面白いお方が・・。1分50秒あたりからです。

 

1982年、NASAが地球の文化を紹介したタイムカプセルを宇宙に放出します。それは、地球外生命体への友好的メッセージとなるはずでした。

 

ところが。

 

メッセージを受け取ったエイリアンたちは、タイムカプセルの中に入っていたパックマンやドンキーコングなどの映像を実体化させ、地球を破壊するために送り込みます。立ち向かうのはかつてのゲーマーたち。果たして人類は最強の敵に立ち向かうことが出来るのか。

 

作品中に、パックマンの生みの親であるプロフェッサー・イワタニが出てきます。演じているのはカナダの俳優、デニス・アキヤマさん。

 

アベンジャーズ・エイジ・オブ・ウルトロン上映の前に、この予告編が流れたのですが、プロフェッサー・イワタニのセリフで皆さん大爆笑でした。おもいっきり日本人英語ですが、日本人訛りの特徴を捉えつつも、聞き取りやすい発音です。

 

俳優さんの見た目も似ていらっしゃったので、本物の岩谷教授かと思いました。せっかくだから記念に出演すればよかったのに。

 

日本人のイメージって・・とやや複雑な気持ちになりましたが、なんだか面白そうな映画なので楽しみです。

多読・多聴 わかったつもりになっているだけ・・・?

多読をされているののさんと「多読・多聴の勧めかた」についてお話をしていて思うところがあったので書き留めておきたいと思います。

 

私が2006年に多読を初めてから9年になります。2006年11月からオーディオブックを聴き始めたので、多聴歴は8年ちょっと。これまでに300冊ほどのオーディオブックを聞きました。洋書多読・多聴とLingQは私の人生を変えたといっても過言ではないほどで、出来るだけ多くの方に多読・多聴をおすすめしたいと思っています。ただ、私が友人・知人に洋書多読・多聴を勧める際になかなかうまく行かないと感じるのは、「読める、聞ける」という感覚をどうやったら伝えられるのかという点です。

 

これまで私に英語学習法について質問をした友人には、ペンギン・リーダーズのスターター本を数冊、伊藤サムさんの英語は「やさしく、たくさん」を貸し出したのですが、そのあと多読が順調に軌道にのった人はいません。その他にも中学レベルの薄い文法問題集を1冊、基本単語2000〜3000語を早いうちに覚えるという一般的なアドバイスもしているのですが、毎日英語を勉強するために、普段の生活における英語の優先度を上げる、という事自体が難しいようです。簡単な絵本レベルでも、いったん英語の本が読めるという喜びを経験すれば、その成功体験が多読を続けるモチベーションになるのではないかと思うのですが、その最初の段階に至るのが難しい。家庭教師のようにつきっきりでお手伝いするわけにもいかず、何よりも本人のやる気が一番大事なので、歯がゆい思いをしています。

 

うまくいかないのは初級者だけではありません。しばらく英語学習を続けていて行き詰まりを感じた人に多読・多聴を勧めても、スラスラ読める感覚をつかむまで続けられない場合のほうが多いようです。ある程度英語学習を続けた方でも、「本当に日本人が英語の本をスラスラ読めるのだろうか」という疑いが常にあって、多読・多聴の継続を難しくしているのではないかと思います。

 

多読・多聴の効果について懐疑的な意見のなかに、「読んだつもり、聞けたつもりになっているだけ」というものがあり、私はこの意見を見るたびに非常に残念な気持ちになります。その方の言う多読・多聴と私のやっている多読・多聴は同じものなのだろうか・・・と。実際に多読・多聴を英語学習に取り入れている方の中にも、「わかる部分だけを拾い読みする」、「筋がわかればよい」と仰っている方もいらっしゃるので、多読情報を探している人がそのような意見を読んでガッカリしてしまう事もあるかもしれません。

 

多読・多聴のことを「わかったつもりになっているだけ」と感じるならば、それは自分のレベルに合っていない本を読んでいるからだと思います。分かる部分だけを拾い読みするのではなく、1ページにわからない単語が2-3個、または新出単語でも文脈から意味が推定出来るような、平易な文章で書かれた本を選ぶと良いです。自分が楽しめる本を読むことは大事ですが、いきなり普通のペーパーバックに手を出して、筋だけを追ってそれこそ「分かったつもり」になっているのであれば、その多読法を続けてスラスラと読めるようになるかどうかは怪しいのではないかと。レベルに関係なく読みたい本に挑戦したいのであれば、それと同時にスターターレベルの本も平行して読むことが大事なのではないかと思います。

 

オーディオブック多聴についても同じです。聞き取れる部分だけをつなぎ合わせて筋を理解しているのであれば、本のレベルが合っていないと思います。最初は読めるレベルよりも下のレベルの本を選ぶと良いです。一度読んだ本のオーディオブック版を聞くというのも良い方法です。レベルが低めの本であれば、知らない単語でも文脈から意味を推定することが出来ます。分からない単語でどうしても気になるものがあれば、スペルを推定することも出来ます。LとRの混同や、イレギュラーなスペリングなどで類推出来ないものも時にはありますが、多読を続けていればその単語にいつかひょっこり再会することもあるので大丈夫です。

 

ということで、多読・多聴は「読めたつもり、聞けたつもりになっているだけ」は、決して真実ではなく、適切なステップアップをすることで、無理なくペーパーバックレベルまでたどり着くことが出来るということをお伝えしたいと思いました。私にとってオーディオブックは、日本語のラジオを聞くような感覚です。集中力が削がれると「あれ?今なんて言った?」と巻き戻して聞き直す事はあるものの、しっかりと文章が聞こえてきます。9年間も「分かっているフリ」をしているわけではありません・・・。

 

多読・多聴がベースになって、ドラマや映画のリスニングも出来るようになったと感じているので、英語学習をされている方には是非是非多読・多聴をお勧めしたいのです。英語の本を読んだりオーディオブックを理解することが出来ると言うと、「自画自賛」だとか、「上から目線」などとコメントされたり陰口を叩かれたりすることもあるので、これまで強くお勧めしたことはなかったのですが、その及び腰なところがイマイチ説得力がなかった原因なのではないかと思いました。

 

多読・多聴の事を「読めたつもり、聞けたつもりになっているだけ」とアドバイスしている人がいたならば、その人は「多読・多聴をしたつもりになっているだけ」ではないでしょうか。

 

【今日の一枚】

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フロリダ州Clearwaterにて。海を目の前にしてテンション高めな亀が可愛い。

 

 

【オーディオブック】Red Rising/レッド・ライジング―火星の簒奪者

Red Rising(2013) 邦訳版レッド・ライジング―火星の簒奪者

Written by: Pierce Brown

Narrated by: Tim Gerard Reynolds

時間:16時間12分

発音:イギリス英語

速度:150語/分前後。

オススメ度:4 out of 5

 

【あらすじ】

火星に住む16歳の少年Darrowは、鉱夫として苛酷な環境の中、火星のコアからヘリウム−3を採掘していた。火星のパイオニアである彼らの使命は、十分な量のヘリウム−3を採掘し、火星の大気を呼吸可能にすること。ところが、死にゆく地球に残された人々を救うというミッションを信じて疑わなかったDarrowの身にある事件が起こる。

 

実は人類は700年前に宇宙へ進出しており、500年前にはすでに火星は居住可能となっていたというのだ。火星の表層はGoldsと呼ばれる支配階級により独裁制が敷かれており、Redsと呼ばれるDarrow達炭鉱夫は地上の発展した文明のことを知らぬまま奴隷労働に従事させられていた。反逆分子グループに助けられたDarrowは、社会の内部から体制を崩壊させるため、Goldの子弟達が進学するInstituteへと送り込まれる。

 

【感想】

GoodreadsとAudibleで高評価。さらに最近出た2巻がさらに高評価だったのでAudio版を聞いてみました。レッドは最下層の奴隷労働、ピンクは性奴隷、青は宇宙船の乗組員、グレーは傭兵、黄色は医療従事者などカースト制度のように社会が色で分けられているという世界観が面白かったです。民主制度は悪とされ、色による階級の差は何世代も固定され、人々の髪の色、眼の色さえも従属する色と同化されています。そしてこれらのlow-colorsと呼ばれる人たちの上にGoldと呼ばれる支配階級がいるのです。

 

ゴールドに生まれついた子供たちは特権意識のかたまりで、下層に対する思いやりや友達に対する共感、仲間意識が欠けた者も多いのですが、それでもDarrowの強さに惹かれフォロワーとなった者達の中に、Darrowの人間性に感化されたものが出てくるところが感動的でした。

 

1巻は☆4つ。なんだか青臭い表現が多くて読んでいて気恥ずかしかった部分がチラホラあったので。もうすでに2巻を聞き終えたのですが、2巻は文章もこなれてきて非常に面白いです。オーディオブック版の最初のほうは、アイリッシュ・アクセントが強くて聞き辛かったのですが、特権階級の学校に入るあたりで訛りが直ります。身分の低さをアクセントで表現する、というのも面白かったです。

 

Book review: Red Rising

 

Plot:

A 16-year-old Darrow is a miner on Mars. He engages in dangerous work to mine helium-3 from the planet’s core. Earth is dying, and his mission as a Mars pioneer is to collect enough helium-3 to make Mars’s atmosphere breathable. The pioneers are called “The Reds.”

 

They endure insufferable living conditions to save humankind; they are humanity’s last hope. Or so he believed until one day, his wife is brutally executed by Mars governor. Darrow discovers that what he had believed in his whole life was a lie. Humankind left the Earth 700 years ago, and Mars has been habitable for 500 years. Democracy is banned throughout the universe, and a class of people who call themselves “The Golds” have ruled Mars for generations. The Reds are forced into slavery not knowing that there is an advanced society on the surface of Mars.

 

With help from a dissident group, he disguises himself as a Gold, and infiltrates a prestigious command school as a deep cover agent. His mission is to take down the autocracy from the inside.

 

My thoughts:

Red Rising, the first installment in the Red Rising Trilogy, is Pierce Brown’s debut novel. This book is highly recommended on Goodreads and Audible. That was why I decided to try this fantasy novel.

 

I like the settings. The main characters are well developed. People are born into a certain color suggesting a caste system: Reds are miners, Yellows work in medical care, Pinks are sex slaves, Grays are mercenaries, and Golds are the ruling class. These social classes are fixed for generations, and people even change their eye color according to their classes. Low-level colors work for Golds. The society is corrupt, and people suffer from injustice inflicted by Golds.

 

Darrow is determined to get his revenge on Golds; however, as he infiltrates the command school as a mole, he comes to know Gold children. The majority of them are arrogant, but some are good at heart. Golds are trained to rule, and taught to trample on low-colors; but some of them can change if they are led by a decent person such as Darrow.

 

As I continued to read Darrow’s struggle to raise the school’s hierarchy, I gradually connected with him. The storyline is not perfect; there were several situations that I felt should be clarified, but the story was dynamic enough to make me keep reading.

 

I love Darrow’s coming-of-age story. This book is mix of a dystopian novel, Sci-Fi, and fantasy. I enjoyed every element of these genres. I’m currently reading the sequel to this book, and the writing gets better. This book is a good start to the trilogy. I really want to know how this grand epic story concludes next year.

 

レッド・ライジング―火星の簒奪者


Red Rising (The Red Rising Trilogy, Book 1)

YL: 8(概算)

語数:140,000語(概算)

【今日の一枚】

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フィッシャーマンズワーフ。

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