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2020年8月のアーカイブ
第12回ヴァーチャル夏休み報告とLingQ入会14周年
- 2020/08/31 8:09 PM
- LingQ
第12回ヴァーチャル夏休み、今年は299名の皆様が参加されました。100wishlistアカウントのほうで参加表明された方を次々とリストに追加していったのですが、すごい勢いで増えるツイートに圧倒されました!いろいろな学習法や、進捗管理方法、やる気の出そうな可愛らしい文具、シールに至るまで、これまで知らなかったやり方に触れ、やる気を触発された42日間でした。
私はLingQで記事読みすることを目標にしていましたが、The Economist からインポートした記事を毎日読むことが出来ました。大体一週間に20,000語〜 25,000語くらい。
洋書多読は5冊目標に対して6冊達成することが出来ました。
週3回ライティングの目標は、週2回で精一杯。こちらは10月まで添削サービスに課金してあるので、引き続き週3回を目指して頑張りたいと思います。
そして今日はLingQに入会して14年目の記念日でした。確か2006年8月31日に無料体験で入会し、かなり気に入ったので無料期間の2週間を待たず、9月始めに入会したのでした。あれから14年!
今振り返ると、admission, addiction, domestic, collapse, ruin など超基本的な単語も登録してあり、学習開始時の単語数は3000語前後だったのではないかと思われます。
14年で覚えた単語全てが定着しているわけではなく、tetradecagon: 14角形 と覚えたはずの単語を登録した記憶さえない・・・ということもあります。ただ、LingQのボキャブラリーセクションを見れば、これまでに調べて登録した全ての単語がそこにある、という絶対的な安心感は大きい。
読んでも読んでもまだ知らない単語たちが出てくるので、次は15年目を目指して頑張ります。
【オーディオブック】Alibaba (2016)
- 2020/08/26 7:02 PM
- ノンフィクション
Alibaba (2016)
- Narrated by: Jim Meskimen
時間:9時間9分
発音:アメリカ英語
評価:4 out of 5
中国人ならAlibaba創業者、Jack Maの立身出世物語は誰もが知っていると聞いて選んだ本。1999年のAlibaba創業から2015年までの記録。Alibabaだけではなく、YahooやeBay、テンセントなど、米・中国のIT企業との関係も知ることが出来て興味深かった。
作者は1994年から中国を拠点として投資アドバイザーとして活躍しているアメリカ人。操業後まもなくのAlibaba株を一株30セントで買うチャンスがあったのに、あまり業績が芳しくなかったために買わなかったらしい。買っておけばその後30億円相当にまで株価が上昇したと聞いて、投資を生業としている人でもこのような失敗をするのだから、素人である私が創業間もなくの成長株を見つけて株で大儲け出来るわけないと納得したエピソードだった。
Alibabaは1999年、英語教師だったJackが妻や教え子たちと16名で設立した。オンラインショップ以前の中国の実店舗では、中国政府が土地を所有し、地価を決めていたために、店の売り上げが上がると賃料が高騰していたらしい。そのため売り上げが上がっても、設備やサービス向上にお金を投資するインセンティブが少なかったのだとか。2000年以降、中国でインターネットが拡まるに従い、Alibabaは翻訳サービスからタウンページ的サイト、そしてe コマースサイトへと急速に事業を拡大させた。
ジャックは数学もITも得意ではなかったが、英語と対人スキルが高かったようだ。中学生の頃から自転車で40分かかるホテルに通い、観光客相手に無料の観光案内を申し出て英会話スキルを磨いた。そこで知り合ったオーストラリアの一家と文通を続け、ジャックが大学入学後には生活援助を、そして結婚時には新居費用として180万円相当を支援してもらっている。ソフトバンクの孫社長も、ジャックと会ってすぐに巨額の投資を決めた理由として「嗅覚で分かる」と言っていたらしい。こいつは成功する、支援したいと思わせる何かがあったのだろうか。
YouTubeでジャック・マーのインタビューをいくつかみたけれど、カリスマ性のようなものは感じられなかった。ただ、絶対に成功させるという信念、失敗してもそこから学ぶこと、ライバルと敵対せず、誰とでも良い関係を築こうとすること、など“賢者”の雰囲気を感じさせる人だと思った。
YL: 7 (概算)
語数: 81,761 語
【オーディオブック】Too Much and Never Enough (2020)/ 世界で最も危険な男
- 2020/08/23 8:05 PM
- ノンフィクション
Too Much and Never Enough (2020)
- Narrated by: Mary L. Trump PhD
時間:7時間5分
発音:アメリカ英語
評価:4 out of 5
トランプ姪が書いた暴露本。サイコパス系の本が好きなので一気に聞いてしまった。「ドナルド叔父が嫌い、あんな奴を再選させてなるものか」という強い意志が全編にわたって感じられるのが良い。
ドナルド・トランプはドイツ移民フレッド・トランプの第四子、次男として生まれた。この本は、43歳の若さでアルコール依存、僧帽弁疾患で亡くなったドナルドの兄、フレッド・トランプ・ジュニアの娘によって書かれたもの。トランプ大統領の姪である作者がトランプ一家の異常な行動を赤裸々に告発しているのだが、身内でありながら、心理学教授としての考察を交えて語られるところが興味深かった。
日々のニュースからもトランプ大統領の非道さは十分伝わるのだけれども、この本を読んで改めてトランプ大統領には心がないと感じた。身内には良いのかと思っていたら、不動産王だった父に認知症の症状が出現したら、財産を独占すべく遺言状書換を企んだり、43歳で亡くなった長兄の子供たちに遺産が渡らないよう画策したりと、自分1人が勝者であればよいという考えのようだ。
もちろんドナルドの性格に問題があるのは間違いないのだが、トランプ父にも責任の一端はありそうだ。トランプ父は5人の子供たちのうち、自分とウマの合うドナルドのみを優遇し、兄弟たちを競わせ不仲を煽っていた。親ならば自分の死後に兄弟たちが争わないように配慮するべきなのに・・・。
せっかく身内から出た暴露本なのに、アル中の父が43歳で亡くなり、祖父の遺産を貰えなかったせいでトランプ一家に恨みがある・・と内部告発の動機、信憑性を疑われてしまいそうではあった。
YL:7.5くらい
語数:67,275語(概算)
Too Much and Never Enough: How My Family Created the World’s Most Dangerous Man (English Edition)
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