ディスカッション記録 What if story

9月26日のLingQディスカッション記録。じりさ先生にお願いして、”What if…” をテーマにグループディスカッションを行ないました。参加者がお互いに”もし〜だったら?”と質問しあう形式。

あきやんさんからの質問は”生まれる国を選べるとしたらどこにするか”。みんなの答えを聞いているうちに、私のイメージするアメリカと、あきやんさんのアメリカのイメージが随分違うことに気づきました。私の持つアメリカのイメージは大変厳しい競争社会で、自分などとても生き残ってはいけない!という悲観的なものでした。

そのようなイメージを持つに至った経緯が二つあって、一つはスタンフォード大学 Medical school教授の大学院教育に関する講演を聞いたこと。大学院生になると、授業料免除のうえstipendも出るらしいのですが、とにかくその選抜基準が厳しいのです!大学時代の成績はもちろんのこと、学外活動をしているか、リーダー性があるかなどを詳細に検討し、書類選考を通過した学生を面接するだけでも数カ月かかるとか。リーダーシップがあるかどうかなど、どうやって表現すればいいかわからない私にとっては、全てが一発の試験で決まる日本の方が受験する側にとっては単純でいいかも、と思いました。

もう一つのエピソードは研究留学された方達から聞いたもの。留学したばかりの時に、研究室にある物品や機械の使い方がわからず、インド人留学生に尋ねたところ、”私はあなたに教えるためにここに来たのではない”とけんもほろろに断られたとのこと。もう一つの例は、東欧出身の学部生のお世話係をしていたら、自分の実験データをそのまま取られてしまったというエピソード。留学して楽しいこともあったのでしょうが、だいたい大変な話を聞くことが多く、アメリカ=私にはムリ!というイメージが植え付けられていたようです。

実際アメリカに5年近く住んでおられたあきやんさんの話は私のイメージとは逆で、人々は laid-backで、お金はなくても日本よりも広い家に住んでいて、自然も素晴らしい!というものでした。

何か体験話をするときに、”あれが大変だった”、”ひどい目にあった”ということから話す人が多いのは日本人の特徴なのかもしれません。アメリカ人に話を聞くと、自分の行ったところがいかに素晴らしかったか、どんな楽しい体験をしたか、ということを話す人が多い気がします。

仮定法で話す練習が出来たうえに、アメリカの良い印象を聞くことが出来て有意義なディスカッションでした。

<今日の一枚>

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見つめ合うたぁぼうと私。

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ディスカッション記録 What if story への8件のフィードバック

  1. マリ のコメント:

    yukoさん、こんばんは。

    確かに私も旅行に行くと、だめだめエピソードから人にお土産話として話してしまいます。
    なんかそっちのほうが盛り上がる気がして^^;
    仮定法って苦手です。というか文法全般が中学生レベルも怪しいので、
    今日からessential grammer始めました。TOEICまであと二カ月なのでそろそろ焦ってきました。><
    そういえばLingQの1000ポイントがもうすぐ切れちゃうのですが、何に使おうか迷ってます。
    会話はまだ怖くて・・・yukoさんは、私のようにまだ文法もリスニングも怪しい初期のときは
    どうされてましたか~?

    yukoさんの日記を読んでもっと感想書こうとしましたが、最後のたぁぼうちゃんの可愛さで・・・!
    可愛いいいいいい!!鼻ぷにぷにおしたいです♪

    • yukomillennium のコメント:

      マリさんへ。 旅行話で手放しに楽しかったことばかり話すのって、働いている人に悪いというか、妙に気を使ってしまうところもあるんですよね。

      TOEICまで後2ヶ月ですか。Essential Grammarは私もやりました。Grammar in Useも続けてやって、2冊で半年ほどかかりました(>_<) 結構ボリュームがあって大変ですよね。やり終えた後の達成感は格別ですよ〜。頑張ってください!

      LingQで1000ポイントあれば、英作文333wordsか、英会話2回分ですね。英作文なら333語まとめて出さなくてもいいし気楽かもです。英会話も、1on 1ならいいかもしれませんよ。絶対どのレベルで参加しても、しばらくは会話慣れしてないから凹むんだし、早くから参加して慣れておくのもいいかもしれません。どちらか負担のない方法で試してみてくださいね。

      うちのたぁぼうちゃんは、可愛い♪と言われるのが大好きなので、マリさんからのお褒めの言葉を伝えておきます。ペキニーズで鼻がもともとつぶれているので、プニプニできないのが残念です〜。

  2. あきやん のコメント:

    あの時、まだまだ言い足りなかったんやけど、話題がそればっかりになるのもいかんと思って話さなかったのですが….
    ゆーこさんの話を聞いて、アメリカってほんとに多種多様な国やということを思いました。
    どのクラスに属するかで全然変わってくるよね。
    上流の世界はほんまにcompetitiveなんだろうと思う。
    私が付き合っていた人たちはいわゆる中流。中流の上というかんじやったんかなぁ。同じ中流を日本と比べたら、あっちのほうが豊かな感じがしたよ。
    でも、貧困層となると、もうとんでもない生活なんだろうし…. あと、中流の下だと、医療保険にも入れなかったり…
    そういうのを聞くと厳しいナァと思うねぇ…
    自由=自分のことは自分で責任を持て、自分の身は自分で守れ
    ってのが根底にあるんでしょうね…

    たぁぼうちゃんかわいい…… なんともいえない表情ですね。

    • yukomillennium のコメント:

      あきやんさんへ。日本では意識しないけど、アメリカって生活レベルがクラスでだいぶ違う印象。日本のお金持ちとはスケールが違うしね。貧乏具合も…。
      アメリカに1−2年住んでみたいけど、ずっとは無理なような気がします。でも実際に住んでみないとわからないよね。

      たぁぼうちゃんはうちの長男で、8歳。あきやんさんとこの長男と同じくらいかも。実家で孫がわりに溺愛されています。

  3. エミコフ のコメント:

    たぁぼうかわいいいいいいいい!!!!!
    このままパクっと食べちゃいたい。

    ディスカッションの話を書こうと思ったけど、たぁぼうの鼻先をハムハムしてる自分の図ばかり浮かんできてダメだわ。
    小型犬もかわいいねぇ。いいねぇ。はむはむ。

    • yukomillennium のコメント:

      エミコフさんへ。たぁぼう、かわいいけどケモノ臭いから食べるのはちょっと…。
      ディスカッション、楽しかったね。盛り上がるかどうか心配だっだけど。10月もよろしくお願いします。

  4. はゆる のコメント:

    これ見つけた時に図々しくも参加させてもらえばよかったです~。何故ならTOEFLのスピーキングトピックって結構この手の「もし~~ならどうする?」っていうのも多いんですよ。でも「話しやすい作り話」に逃げる戦術を取ることにしたので、結局皆さんについていけないような…。

    たぁぼうちゃん可愛いです~。室内犬もいいな~♪

    • yukomillennium のコメント:

      はゆるさんへ。TOEFLのスピーキングって、いろんな話題が出るんですね。”もし〜だったら”とか、日頃全く考えていないようなことを試験中に聞かれたら焦りますよね。”話しやすい作り話”も咄嗟にひねり出すのは大変そうです。

      たぁぼうちゃん、みなさんに褒めていただいてうれしいです。はゆるさんちのお年寄り犬とネコちゃんが寄り添っていた写真、今でも印象に残ってます〜。

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