なぼむしさん、エミコさんと毎週金曜日に行っている記事読みディスカッションのうち、月イチでプレゼンテーションの練習をすることになりました。各自のテーマは自由、形式も発表時間も自由です。面白かった本の紹介、読んだ記事からの問題提起など、みんなに紹介したいと思った事柄をテーマとします。各自のプレゼンの後、質疑応答があり、それぞれのプレゼンの良かった点、工夫が必要な点をフィードバックしあうという形式です。
先日のアメリカ滞在で、英語力はもちろんのこと、プレゼンテーション能力、ディスカッション力が重要なことを痛感したので、お題はなんであれ、自分の言いたいことを英語で表現する練習が必要ではないかということで、12月から新たな試みです。
最近立て続けに講演会や学会発表などを聞く機会があり、またプレゼンテーション自体に興味を持ち出したこともあって、いいプレゼンテーションとはどういったものかを意識して聞くようになりました。その中で感じたことは、いいプレゼンテーションは、
1. 伝いたいメッセージが明確
2. ストーリーがある
ということです。
なんだ、そんなこと?と思うものの、講演会で1時間話される方達の中で、”面白かった、為になった” と思えるのは、3割もありません。講演会のうちほとんどは、こんなことがあった、あんなこともあったと事実や数字を並べて、最後に総括して終わるというもの。話の流れが練られていないうえに、一番伝えたいメッセージがなんなのかハッキリしないため、話を聞き終わった後に何も印象に残らないことが多いです。
何のためにプレゼンテーションの練習をするかといえば、今までまとまった意見を言う機会もなく、苦手意識があったからです。若い時は意見を求められることもあまりありませんでしたが、年をとるにつれて意見を求められたり、発表の場を与えられることが多くなってきました。”プレゼン”という形で時間をとって意見を発表する場はない人でも、何かの反省会や会合で一人ずつ意見を言わされる機会はあるのではないかと思います。
せっかく英語を学んでいるのだから、物怖じせず英語で意見を言えるようになりたい。英語の知識を追求する勉強から、やりたいことがシフトしてきたように感じています。
ピンバック: yukoxoxo2000