ブッククラブ仲間のメキシコ人さんからFacebookに、”ブッククラブを辞めることにした”というメッセージが届きました。2008年から丸3年間、週1回一緒に本を読んで話し合った仲間とのお別れに激しく動揺・・・。
少し前から、メキシコ人さんとチューターとの折り合いが悪いことには気づいていましたが、これまでの2年ちょっと楽しくやっていただけに、関係が壊れるとは思っていませんでした。今50代のチューターの先生が元気でいる限りブッククラブを続けられたらいいね、などと話したこともあったんだけど。
メキシコ人さんとのディスカッションは英語でのコミュニケーションの楽しさ、難しさを感じさせてくれた貴重な時間でした。日本人とメキシコ人の共通認識が違いすぎて説明に窮することも多々ありました。最初の自己紹介の時点からびっくりしたのは、”メキシコは世界で最も豊かな国のひとつ”とか、”自分が働いている大学はトップレベルの大学”などなど、日本人なら遠慮して言わないようなことをさらりと自然に言う点。日本人の謙虚さは自信のなさの現れではないかと考えるようになったきっかけになりました。
夏休みの旅行で撮った写真のプレゼンディスカッションや、読んだ本の中の1章を創作して発表する課外アクティビティも楽しかった。本読みよりもこちらの活動のほうが楽しかったりして。
メキシコ人さんがかなり自分の意見を主張されるので、自分たち日本人も負けないようにと意見を述べるようになったのが良かった点です。負けたくないというのもあったし、自分の気持ちを誤解なく伝えて分かり合いたい!という気持ちになりました。仲良しこよしのグループとは言いがたかったけれども、最後にちゃんとお別れしたかった、とFacebookで伝えてくるあたり彼なりにこのグループを大事に思ってくれていたんだろうと思います。
1回も会ったことはないのにぽっかりと喪失感を味わっているのは、週一で3年間色々なことを話しあって経験を共有してきたからでしょう。グループを抜けたからといって二度と連絡出来ないわけじゃないけど、このメンバーが揃って同じ時間を過ごすことはない、というのは学校の卒業で会えなくなった友人と次第に疎遠になる感覚と似ている気がする。
だいぶ感傷的になってしまったけど、今までの楽しかった思い出を振り返るとともに感謝の気持ちを伝える返事を書きました。こんな時、自分の心をそのまま英語で表現出来るほどの力があれば・・・と切に感じます。
「きちんとお別れをする」って・・・特に行く側の心の準備が必要なのかなぁ?って思います。
今月は、しばんちにはたくさん別れのシーンがありました。
娘2の卒業、しばの教え子達の卒業(こちらは塾から、ね)、息子の転校・・・
Facebookかぁ・・・私も密かにやってるけど、あまり絡まないですね。3月になって、学生時代の旧友1人にアカウント掘り起こされて相互フレンドになったけどね(^。^)
しばさんへ。オンラインでの関係だと、いきなりお別れの挨拶もなしにいなくなる人もいますね。何らかの事情があるんだろうけど、もう二度とお話できないんだな、と思うと急な別れはつらいですね。
Facebook、私は検索されたくないので卒業した学校は載せていません。どこまでオープンにするかで悩みますね〜。