オバサン大発生

アメリカ在住の日本人同僚が体験した話。アパートに蟻が大発生したので、管理人さんに”家にアーンツがたくさんいる!”と訴えたところ、家にオバサン大発生と勘違いされ、なかなか通じなかったそうです。

日本人:家にアーンツがたくさんいる!
管理人:え?家にオバサン大発生!?
日本人:家に”黒いアンツ”
管理人:え?黒人のオバサン?
日本人:家にこれくらいの”小さいアンツ”
管理人:え?小さいオバサン?

こんな時ボキャ貧だと苦労しそうです。

antとaunt, 発音記号でも同じにみえますが…。ケンブリッジオンライン辞書のantの発音はコチラ。auntはコチラ。発音記号はどちらもæntなのに、スピーカーマークを押して聞いてみると、アの長さに微妙な違いがあるような…。

 

私もだいぶ前にアメリカで、”送別会でフラワーを送りたい”と言ったら、小麦粉を持ってこられたことがありました。flowerとflour、日本の英語辞書ではどちらも同じ発音記号だし、ネイティブでもflowerとflourどちらも同じ!という意見もあるようです。ただ、その時私のフラワーを小麦粉と勘違いしたアメリカ人女性は、私のflowerのwの長さが違うと言っていました。ケンブリッジオンライン辞書では、flourは/flaʊɚ、flowerは /ˈflaʊ.ɚと書いてあります。この微妙な違い、耳で聞き分けるより文脈で判断するほうがよっぽど簡単そうです。家にアントが大量にいるといえばオバサンじゃなくて蟻!送別会でフラワーを送りたいと言えば小麦粉じゃなくて花ですから!

 

そういえば、郵便物を送りたいのでスタンプを買いたいと言ったらポカーンとされたこともありましたっけ…。切手のstamp, 切り株のstumpも文脈から分かりそうなものですが。

 

今回は渡米前にアメリカンアクセントの本でしっかり発音を練習したので大丈夫だと思いたいです。

 

<今日の一枚>

ハイキングに行こうと思って丘の麓まで来たら、思ったより急だったので登らず帰ってきました…。体力つけてから登らねば。

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