「さん」と「ちゃん」の使い分け

今週から職場に新たに中国出身の男性が加わりました。27-28歳かな?と思ったら38歳らしい。アメリカで見るとアジア人同士でも年齢が分かりにくくなるのが不思議です。

 

職場にもう一人いる中国人は、日本で博士号を取得した方で、日本語がとても堪能です。私には英語や日本語で話しかけてくるのですが、新しくやって来た中国人の男性についての説明が面白かったので紹介します。

 

「彼はいいところのお坊さんだから。」と日本語で言われたのですが、ここはお坊さんとは全く関係ない職場。

「家業のお坊さんを辞めて来たってこと?」と聞いても会話が通じません。家がお金持ち、という説明を聞いて、「彼はいいところのお坊ちゃんだから。」と言いたかったのだということがわかりました。お坊さん、お坊ちゃん。書くとどちらも「ぼう」なのに、話す時は「おぼうさん」と「おぼっちゃん」。「ちゃん」と「さん」の使い分けは、外国人には難しいようです。

 

彼の日本語は細かいミスは多いのですが、とにかくすごい勢いで話します。日本語ネイティブも押されるほど!「インチキをしてはいけない」を、「インキチ」と言ったりはしますが、文脈から分かるのでたいがいの細かいミスは問題になりません。マイナーミスが多くても、どんどん話すほうが流暢に聞こえるな・・・と、自分の英語をふりかえって反省した次第です。

 

<今日の一枚>

プレデターに睨まれちゃった人。

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