【映画】Delivery Man(2013)

Delivery Man (2013)   –  Comedy Drama  –  22 November 2013 (USA)

 

【あらすじ】

主人公は、家業の肉屋で配達をしている冴えない中年男のデイビッド。デイビッドは若い頃、お金欲しさに不妊クリニックに匿名で精子提供をしたのだが、クリニックの手違いによりデイビッドの精子から533人の子供が生まれてしまう。20年後、533人の子供のうち142人が、”父親が誰かを知る権利”を求めて裁判を起こしたことで、デイビッドは初めて自分が533人の父親であることを知る。子供達のプロファイルを手に入れたデイビッドは、こっそりと一人ひとりの子供に近づき、彼らを見守ることにしたのだが・・・。

 

【感想】

実生活では子供がいないのに、突然533人の父親であることを告げられる主人公。533人って・・・。人工授精ならありえる話ですよね。子供たちは、”父親を探す会”を立ち上げ、皆で集まって話しあったり、キャンプをして交流するのですが、デイビッドも子供の育ての親を装って会に参加します。書類上の見知らぬ”533人”だった子供たちがだんだん現実味を帯びてきて、一人ひとりの幸せを心から望み、陰ながら手助けをする様子が良かったです。大作ではないけれど、じんわり心があたたまるストーリーでした。2011年、カナダ映画「人生、ブラボー」のハリウッド版リメイクのようです。

 

 

 

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