– Action | Sci-Fi – 25 July 2014 (USA)
Director: Luc Besson
【あらすじ】
Lucy(スカーレット・ヨハンソン)は台北のクラブで知り合った男にブリーフケースを届けるよう頼まれる。Lucyが訪れた先には韓国マフィアが待ち受けていた。彼女は新しい合成ドラッグが入った袋を腹部に埋め込まれ、ドラッグの密輸を強制される。
腹部を蹴られた事で、中の合成ドラッグがリークし、致死量を超えるドラッグを吸収してしまったLucyだったが、奇跡的に生き延びた彼女は脳が秘めている100%の力を引き出せるようになっていた。
【感想】
極彩色の映像が直接脳に送り込まれてくるような、刺激的な作品でした。普段10%しか使われていない脳のパワーを100%引き出せたらどうなるか。スカーレット・ヨハンソン演じるLucyが、人間のリミットを超えた能力を発揮する場面がクールでした。
そして冒頭の韓国マフィアの容赦無い暴力シーンも、息が詰まる程の緊迫感があって良かった!舞台がアジアだと、何でもアリ!と、ありえないシチュエーションでもあっさり受け入れてしまう勢いがあります。
Lucyが段階的に脳の最大パワーを引き出していくのに合わせ、観客も視覚的にどんどん強い刺激を受けるのが面白かったです。脳のリミットが外れる感覚を、強い視覚効果で体験させようという試みでしょうか。
作品の持つ視覚効果を最大限に楽しむために、是非映画館で見るべき作品だと思いました。日本では2014年8月29日公開のようです。