拾ったチキンを客に振る舞う住居用洗剤CM

こちら最近よく見るCM。これはアリなのか…。30秒のCMなのでよろしければ見てみてくださいませ。

 

簡単に内容を説明すると・・・

自宅での夕食会のために料理をしていたところ、旦那がメインディッシュを床に落としてしまいます。

 

チャールズ大失態!誰にも知られてはならぬ!と旦那はmethodという住居用洗剤スプレーで床を掃除し、

 

奥さんのほうは、床から集めたチキンと野菜を手づかみで皿に盛ります・・・。

 

間一髪で掃除終了。そこへゲストの皆さんがやってきて、皆で拾ったチキンを楽しそうに食べます…。「セーフ!」と言わんばかりに目配せする夫婦。

 

何から何まであり得ん設定です。これはメソッドという住居用クリーナーのコマーシャル。掃除用具を売るコマーシャルの清潔観念がこれでよいのだろうか。。。

 

もちろんCM上の演出であると信じたいが、もしかするとこれはOKなのかも、と思い当たるフシもある。

 

例えば、アメリカではまな板を使わない家庭が多い。以前ハウスシェアしていたアメリカ人親子は、ごく稀に料理をする時に、普段勉強する時に使っているキッチンカウンターで直にパスタの麺を打っていた。

 

自宅パーティでは、離乳食期の赤ちゃんをテーブル付き椅子に座らせ、そのテーブルで直にイチゴを潰していた。それもスプーンなどではなく手で・・・。お皿使ったほうが良くない?とか、その手は洗った・・?とか言う間もない出来事であった。

 

サンドイッチ屋さんでは、床に落としたパンをそのまま棚に戻していたのを目撃した。自分のパンではないので何も言わなかったけど。

 

日本なら炎上してしまいそうなCMだと思ったのでした。

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拾ったチキンを客に振る舞う住居用洗剤CM への2件のフィードバック

  1. kov2057 のコメント:

    大らかでいいな。
    もしかして、「いつもこの洗剤でピカピカにしているから、チキンを落としたって食べられるよ(・ω<)」みたいな。

    いや、違うな…。

    • yuko のコメント:

      そこもセールスポイントか!この人達、家の中でも靴を履いてるけど、それでも拾い集めて食べちゃうのね。。。

      私、日本では大雑把な人とされていたけれど、アメリカではとっても繊細で細かい人だということがわかった。

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