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アメリカで一番良い職業

6月25日のTIMEに、“This Is the Best Job in America”という気になる記事が掲載されていました。

 

成長産業であり、ストレスが最も少なく、年収の中央値がまずまずの値であることなどを考慮して“The best job in America”に選ばれたのはAudiologist。日本語に訳すると“聴覚訓練士”となるようですが、日本では言語聴覚士が最も近い職業なのではないかと思います。

 

記事によると、Audiologistの年収はおよそ$69,720ドル。1ドル120円で換算するとおよそ840万円です。日本ではどうかというと、年収ラボで日本の理学療法士さんの平均年収を調べたところ、平均390万円でした。ただし日本では、高校卒業後に言語聴覚士養成所で3-4年学ぶか、一般の大学を卒業後に2年間専修学校で学んだ後に資格試験を受けるのに対し、アメリカでは聴覚学の博士号を取得する必要があり、その分お給料が高いのかもしれません。アメリカでは医療費自体が高いですしね。

 

Audiologistが成長分野であるというのは、今後2050年までにお年寄りの人口が増えていくこと、若者が大音量のイヤホンで音楽を聴く傾向にあり、聴覚障害が増加すると予想されることなどによるようです。

 

 

今アメリカでベストな職業といえば、IT系の職業ではないかと思っていたので、Audiologistという結果は意外でした。お給料だけからすると、アメリカのソフトウェアエンジニアの平均年収は$90,374ドルでAudiologistよりも上です。さらに、りんごマークの会社では、エンジニアの年収は平均$121,924ドル、会社内カフェテリアの皿洗いバイトでさえ時給15ドル(カリフォルニアの最低賃金は時給9ドル)と聞いていたので、相当景気が良いのではないかと思っていました。今すぐりんごの会社に皿を洗いに行きたいくらいです。

 

IT関係の人が景気よく思えるのは、成功例ばかり目にしているからかもしれません。以前住んでいたアパートには、40代前半でリタイアし、悠々自適な生活を送っている男性がいました。彼は若い頃に会社でプログラム開発をし、お給料以外にも十分に株で儲けたため働く必要がないのだそうです。今の大家さんの旦那さんもバングラデシュからアメリカに大学留学後、エンジニアとして就職し、今では世界的大企業の副社長さんです。この地域はエンジニア不足なので、特に優秀でなくても年収1000万円くらいで雇われていると聞き、羨ましく感じていました。

 

これは隣の芝生は青いというやつなのでしょうか。ただ、日本にいた時は、IT関係の職場といえばブラックで、“IT土方”なる言葉も聞き、あまり良い職業だとは思えませんでした。こちらは職場の文化が全く違うせいか、割と時間の融通もきき、奴隷労働をしているようにはみえません。すぐ解雇される可能性も大きく、日本とは違うデメリットもありそうですが、日本人の私の目から見たThe Best Job in Americaは、IT企業勤めの人だと思いました。

 

【今日の一枚】

ミッドウェー博物館にて

サンディエゴ、ミッドウェー博物館にて。

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