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ありえない日本料理

今月10日間ほど日本に出張していたベルギー出身の女性と話す機会がありました。彼女が日本に対して持った印象は、「とにかく食事が美味しかったこと」。高級料理店や和食に限らず、フードコートやファミレスのような安い店でもハズレが全くなかったというのが驚きだったようです。

 

「日本の食べ物はなんでも美味しかった!」と大満足だった彼女ですが、たった一つだけ許せないものがあったそうです。それはコンビニで売っていた「焼きそばパン」。麺類をパンに挟むということが受け入れがたいそうなのです。「塩気があって美味しいよ。日本では学生さんに人気があるよ。」と教えてあげたのですが、「あれはあり得ない」と受け入れてもらえませんでした。

 

 

日本食に対して好意的な外国人の方でも、「これはありえない!」と感じるポイントがそれぞれあるようです。これまでに私が見聞きした「日本食のこれはあり得ない」ポイントを紹介したいと思います。

 

 

  1. 海苔

アメリカに来て私が味海苔をおやつに食べていたところ、「黒い紙を食べているみたい」と気味悪がられたことがありました。アメリカの巻き寿司はカリフォルニアロールのように、海苔は外側ではなくて内側に巻いてありますよね。あれは、やはり海苔で巻くと「黒い紙みたい」と嫌がる人がいるからのようです。

 

  1. お好み焼きのソースとマヨネーズ

お好み焼き好きのイギリス人とお好み焼き屋さんに行った時のことです。その男性は、お好み焼きにソースもマヨネーズもつけず、お好み焼きのみで食べていました。理由は「パンケーキに塩味系のソースやマヨネーズをかけるなんてイヤだから」だそうです・・・。お好み焼きはパンケーキ枠じゃあるませんから!と力説してもダメでした。彼にとってはホットケーキにお好みソースとマヨネーズをかけるイメージなのでしょうか。でもなんの味もしないお好み焼きなんて美味しくないと思うんですけどね。私の中で奴は自称「お好み焼き好き」に格下げされました。

 

 

3.フルーツサンドイッチ

食パンに生クリームとイチゴやキウイを挟んだフルーツサンドイッチ。日本にいた時は大好物でよく食べていましたが、アメリカでは見かけません。やはりこれもパンに甘いものを挟むのに違和感があるようなのです。食事とデザートを兼ねたデブ御用達サンドイッチが、デブに優しい国、アメリカで受け入れられないのが不思議です。そもそもアメリカでは日本のような調理パン自体を見かけません。パンにハムやお肉、ツナを挟む王道のサンドイッチが主流です。最初のうちは、ライ麦パンやハムが美味しいと思って食べていましたが、あまりにも代わり映えしないので、もうパンで何かを挟んだ食べ物自体が嫌いになってしまいました。アメリカ人のパンに挟む具に対する固定観念には驚くばかりです。

 

 

  1. タコ

アメリカで放送されていたブラインドデート的な番組を見ていたところ、相手が「新しいことに何でも挑戦出来るかどうか」を試すためにタコを食べさせるという企画があり、試金石にされるぐらいダメなのか・・・?と驚いた事があります。

 

アメリカにも「カラマリ」と呼ばれるイカフライがあり、イカを食べるのは抵抗がないようですが、タコはダメな人が多いようです。イカがよくてタコがダメな理由が分からないのですが、英語の先生に聞いたところ、吸盤が気持ち悪い、姿が怖いとのことでした。

 

 

  1. ジュンサイ

これは「米国人一家、おいしい東京を食べ尽くす」という本で、日本食好きが高じて家族で1年間日本に引っ越してきた筆者が唯一イマイチだったものとして挙げていたのがジュンサイでした。あの透明でドロっとした食感が鼻水を連想させてしまったようなのです。それを聞いてからというものの、私もジュンサイに対して複雑な想いを抱くようになりました。子供の頃から「食べ物」として接しているものにはあまり変な連想はしないものですが、大人になってから違う文化の食べ物に触れると、それを「食べ物」とは認識出来ないのかもと思ったエピソードでした。

 

 

6.サイドメニューのポテト

これは食材ではないのですが、日本のレストランでハンバーグ定食を頼んだアメリカ人から聞いた話です。鉄板にのってジュージュー音を立てている熱々のハンバーグの脇に添えられた3本のポテトフライを見てジョークかと思ったそうです。アメリカでサイドメニューのポテトといえば、メインの覆い隠すほどガバッとよそわれるもの。決して美しく盛り付けられるものではないのです。

 

 

私にとってはアメリカのポテトフライの量のほうが驚きでした。ミシガンのダイナーでハンバーガーのサイドメニューとしてついていたポテトフライが、ハンバーガーを覆い隠し、皿からはみ出すほど多かったのです。しかもフライドポテトのおかわり自由!コーヒーなどの飲み物のおかわり自由というのは聞いたことがありますが、フライドポテトまでおかわり自由というのは初めてでした。これだけ気前よくポテトが振る舞われるのであれば、日本のレストランのポテト3本+ニンジン、インゲンという副菜が何かの冗談のように感じてもおかしくはありません。食事を味や見た目の良さ、栄養バランスといった面でとらえるのか、サービスを重要視するのかで日本食に対する印象も大きくかわるのではないかと思いました。

 

 

 

アメリカのあり得ない食べ物

逆に私にとってアメリカで出される食べ物で食べられないものは無いと思っていましたが、一つありました。それは、リコリス/ハリボー/レッドバイン などと呼ばれるヨーロッパや北米で人気のお菓子です。

アメリカでよく見かけるのは、真っ赤に着色して、ねじってあるタイプ。ゴムのような食感で、甘草が入っているせいか漢方の味がします。まるで漢方の薬液に浸したタイヤを食べているよう・・・。さめざめと泣きたくなるほど美味しくないのですが、好きな人にとっては、”止められない止まらない”状態で、あっという間に一袋食べ終わってしまうほど”美味しくて病みつきになる”食べ物だそうなのです。職場にあるお菓子の自動販売機でも、ポテチやクッキーと共に売られています。

 

「オエー!こんなものが人気のお菓子だなんて!」と思ってしまいますが、アメリカ人にとっての焼きそばパンやフルーツサンドイッチも同じような感覚なんでしょうね。

 

【今日の一枚】

行列のできるレストラン

ミシガン、行列のできるレストラン。毎日同じ時間帯にフライドポテトを与えているようで、15時になると大量のアヒルさん達がやって来ます。きちんと列を作っているのが偉い・・・のですが、アヒルさんたちの健康が心配です。

 

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