第14回ヴァーチャル夏休みの目標

今年もヴァーチャル夏休みに参加します。今年で14年目です。

今年の目標は

1.LingQで記事読み

2.単語

3.オーディオブックリスニング

4.洋書を読む 8月30日までの目標4冊

5.ELSA

6.運動週3回 です。

なにか声を出す系の課題をいれたかったのでELSAのアプリを入れてみました。仕事後は声を出す元気が残っていないので、オンライン英会話は疲れすぎるかなと。ELSAならAI相手の発音練習なので元気がなくても自分のペースで出来そうです。

運動は、フィットボクシング2を張り切って買ったものの、毎日するのは大変すぎました。現実的に週3回目標とします。

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【オーディオブック】The Wheel of Time 時の車輪シリーズ読了

The Wheel of Time/時の車輪シリーズ14冊をオーディオブックで読了しました。

 

全世界で8000万部を売り上げた人気ファンタジーで、2021年11月にAmazon  Originalでドラマ化が開始されました。アメリカにいた頃、麻酔科の先生が「8巻くらいまで夢中になった読んだ。作者が亡くなった後に続きも出たので読みたい」と言っていたのを聞いて気になっていたシリーズでした。ドラマ化されたタイミングで聞いてみることにしたのですが、今年1月から聞き始め、14冊で合計450時間6分。長かった・・・。

 

あらすじは、エモンズ・フィールドに住む3人の若者ランド・アル=ソア、マット、ペリンが闇王の魔の手から世界を救うお話です。1990年第一部The Eye of the World が刊行され、2005年に第11部Knife of Dreamsまで出版された後、2006年に作者ロバート・ジョーダンが心アミロイドーシスに罹患している事を公表、2007年9月に亡くなりました。ロバート・ジョーダンは亡くなる前にエンディングまでの重要なプロットを仕上げていたそうで、作者の死後、妻がミストボーンシリーズのブランドン・サンダーソンを後継に指名。子供の頃からThe Wheel of Time の熱心な読者であったというブランドン・サンダーソンが物語を引き継ぐことになった過程を第12部The Gathering Storm の冒頭で語っていました。

 

シリーズ14冊全部を読んでの評価は3.8/5 かな。時間軸が円環となっているという考え方はヒンドゥー教や仏教から取り入れられたらしく、これに創造神と破壊神の神話的エピソードが組み込まれています。この世界には「絶対力」と呼ばれる超能力のようなパワーの源があり、それぞれの性が使える「男性源」と「女性源」に分かれています。

 

3000年ほど前、世界を破壊しようとした闇王シャイタンを竜王ルーズ・セレン・テラモンは倒しましたが、この時「男性源」は闇の勢力により汚染されてしまったため、ルーズ・セレン・テラモンは発狂、世界を破壊してしまいます。以後、男性源からパワーを引き出す男性達は絶対力を使ううちに発狂する運命となり、男性源を扱える男性は女性源を扱う異能者アイセダイから狩られ能力を消されることになったのです。

 

この世界では時間軸が円環になっているため、竜王ルーズ・セレン・テラモンはいつの日か復活するという伝承があり、女性源を操る異能者たちの集団であるホワイト・タワーから派遣されたアイセダイ、モイレインはいつの日か復活するであろう「ドラゴン・リボーン」を探し世界中を旅しています。辺境の地、トゥー・リヴァーズ地方にあるエモンズ・フィールドを妖獣トロロークが襲った時、モイレインはドラゴン・リボーンと年齢が合致すると思われる20歳前後の3人の若者ランド・アル=ソア、マット、ペリンを連れ出し、異能者の本拠地ホワイト・タワーへと旅立つのです。

 

世界観としては面白いし、14巻にも及ぶ壮大な物語に相応しいエンディングを用意してくれたことには満足しているのですが、どうしても女性の描き方がイマイチで、そこが大きなマイナス点でした。どの女性たちも高慢ちきで我が強すぎるのです。大勢いる登場人物たちの中で1−2人なら「そんな人、現実世界にもいるよね」でスルーできるのですが、出てくる女たちのほとんどが相手を自分の思うように操ろうとし、自分だけが正しいと思い込み、相手の気持ちなどお構いなしに策略を練るのです。「強い女」を描いているともいえるかもしれませんが、女性キャラクター部分を読むのが苦痛なレベルでした。

 

邦訳は第14部のうち12巻まで出ているようです。ドラマシリーズが流行れば最後まで邦訳が出るのではないでしょうか。原書は英語自体は難しくはないものの、とにかく登場人物が多いのと、造語が多いのでファンタジー慣れしていないと難しく感じるかもしれません。450時間ぶんの壮大な異世界に浸りたいエピック・ファンタジー好きにはおすすめ。


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新潮文庫の100冊 純金キュンタしおり当選

7月2日から新潮文庫の100冊フェアが始まりました。7月〜8月のフェア開催中に書店で「新潮文庫の100冊」を買うと、キュンタくんのステンドグラスしおりが貰えます。

 

サガンの「悲しみよこんにちは」を購入。4つのしおりのうち、昼も夜も地球を周りながら本を読むキュンタ君の絵柄を選択しました。可愛い・・・。

 

そして、本としおりの写真を一緒に撮影し、#キュンタのハッシュタグと共にインスタグラムかTwitterに投稿すると、抽選で100名に純金キュンタしおりが当たるキャンペーンに応募したところ、当選していました!!!

 

 

24金表面加工でずっしりとしています。ペカペカの金色ではなく、マットで上品な仕上がりで良い感じです。しおりが純金って・・・わたくし急に貴婦人になった気がします。失くさないよう大事にしまっておきたい気持ちもありますが、幸運を持ち運べるよう普段使いにするつもりです。

 

毎年デザインが違うようで、今年は地球の上で本を読む絵柄です。好きな絵柄の年に当たって良かった!抽選は毎週行われているようなので、週1冊ずつ、小分けにして応募すると良いかもしれませんね。

 

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【映画】ザ・ロストシティ(2022)

The Lost City (2022)

監督

出演

サンドラ・ブロック

チャニング・テイタム

ダニエル・ラドクリフ

 

サンドラ•ブロック演じるロレッタは考古学者の夫を5年前に亡くした未亡人。人気ロマンス作家なのですが、学生時代は古代ローマを研究し学位もあるせいか、throbbingなエッチシーンにしか興味なさそうなファン達を下に見ている様子がうかがえます。一方でチャニング・テイタム演じる表紙モデルのアランはアホの子丸出しだけど、いかにもな金髪の長髪カツラを被りロマンス小説の表紙を飾る事にプライドを持っていて、ファンの夢を壊さぬよう大事にしているいい奴なのです。この2人が人気ロマンスシリーズの新作ブックツアー初日に謎の金持ち(ダニエル・ラドクリフ)に攫われて、ロストシティと王妃の冠を探す手伝いをさせられるというお話。

 

救出に来たブラッドピットがアホ程カッコよかったのに序盤であっという間に退場してしまい、ブラピの贅沢遣い感も良かったです。

 

サンドラ・ブロックの方がちょっと年上だなとは思いましたが、チャニング・テイタムと16歳差だとは・・・。全身ピンクラメのジャンプスーツを着ても違和感なかったし、とても57歳には見えませんでした。顔面アップになっても毛穴さえ見えないし・・・。一体どれだけ努力して容貌を維持しているのか。男性の俳優さんではよく役作りのためにこれだけトレーニングしてマッチョボディを手に入れました!と過酷なトレーニングの話をしているけれども、女優さんの体型維持トレーニングと食事療法の方が厳しいのではないかと。一体どれだけ時間と金をかけているのかDVD特典映像などで公開してほしいものです。

 

この作品で“Sapiosexuality“という単語を覚えました。肉体ではなく知性に魅力を感じるという意味です。表紙モデルのアランは脳筋男で知性のカケラも見られないのでロレッタに見向きもされないのですが、共に冒険するうちにアランの純粋さ、ひたむきな情熱に絆されて2人の距離が縮まっていくのです。バカバカしくて楽しかった上にちょっとイイ話でした。人生にはコメディ映画が必要!

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NTLive The Lehman Trilogy (2019)

National Theatre Live The Lehman Trilogy

第75回トニー賞で最多5部門の演劇作品賞、演劇演出賞(サム・メンデス)、演劇主演男優賞(サイモン・ラッセル・ビール)、演劇照明デザイン賞(ジョン・クラーク)、演劇装置デザイン賞(エス・デヴリン)を賞したリーマン・トリロジー。6月24日から池袋シネリーブルで2週間限定上映されたため観に行きました。

 

素晴らしかった!3時間超のお芝居を立った3人で!男性ベテラン俳優3人が幼児から若い女性、お爺さんまで160年にわたる登場人物を全て演じ分けた様子は圧巻でした。舞台セットもオフィスのまま、背景の画像だけが変わっていきます。音楽はピアノの生伴奏だけ。鑑賞前は、3時間半は長すぎるかも・・・と自信が無かったのですが、一度も集中力が途切れることなく舞台上の3人に目が釘付けでした。トニー賞最多5部門受賞も納得の良さでした。

 

1844年、リーマン3兄弟の長兄がドイツからアメリカに移住し、アラバマに小さな衣料品店を開く所から2008年に経営破綻するまでを描いた作品です。「デニムという破れない布があるらしい」というような時代。最初は衣料品のみ扱っていましたが、周囲の農園から契約をまとめ、綿花を買い取り北部に転売する仲介業者となります。

 

大火事で綿花畑が焼けてしまい、多くの綿花プランテーションが再起不能と思われた時、農場主に資金を貸し付け、作付けに必要な種や道具なども売りつけました。6年にもわたる南北戦争で街が破壊された時は、投資銀行を設立しアラバマ州知事から資金を取り付けます。ピンチを活かしてビジネスが順調に拡大していく様子にワクワクし、1929年暗黒の木曜日の場面では、自分の持株のことが不安でたまらず株価をチェックしたくなるほど不安な気持ちに・・。リーマン兄弟のエキサイティングな人生を一緒に体験させてもらったような舞台でした。

 

心に残った名言をいくつか挙げておきます。リーマン創業者は「モノを買うために金を使うのではない。金を増やすために金を使うのだ」と言い、孫の世代のリーマンは「マーケティングの時代には客は必要だからモノを買うのではない。欲望のために買うのだ」と述べます。金持ちがどんどんお金持ちになるには理由がある・・・と自分の消費行動を反省した台詞でした。

 

もう一つは、年を取るために心構えというユダヤ教の教えです。“年を取ることは新しい土地に移住するようなものだ。これまでのやり方は通じないし、新しい言葉も覚えないといけない“というもの。ここでいう言葉は言語の事ではなく、新しい世代の仕事や経済の仕組み等のようです。リーマン一家の中で新しい世代が台頭してくる時は、最先端の感覚を持ち、新しいことにもどんどん挑戦し、眩しいくらいに頼もしいのに、70歳くらいになると過去の成功体験に囚われ投資先の嗅覚も鈍ってしまいます。自分は何も変わっていないのに周囲が先に進んで取り残されてしまう。年を取るということは、新しい国に突然放り出されるようなものだ、という心構えが急に自分の身にも降りかかってきたような感覚でした。

リーマン3兄弟の3世代、160年にも及ぶ歴史をたった3人で演じきったもの凄い作品でした。再上映してくれて良かった。ナショナルシアターライブは、トム・ヒドルストンファンにもかかわらず、「コリオレイナス」で寝落ちしてしまったので、その後は敬遠してしまっていたのですが、今後は積極的に見にいこうと思いました。

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