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洋書選びの際に参考にしているサイト

昨夜、ののさん 主催のSkypeトークで、洋書選びの参考にしているサイトの話が出ました。備忘録として教えてもらったサイトと私が参考にしているサイトを記録しておきます。

 

BookBub

まずはののさんに教えてもらったのがBookBubというサイト。こちらはメールアドレスを登録し、自分がよく読むジャンル、お気に入りの作者を登録しておくと、毎日オススメ本のニュースレターが届くという仕組みだそうです。このサイトの良いところは、セール中、または無料の本がリストアップされているという点でしょうか。たくさん読みたいのでセール品狙いで!という時に重宝しそうなサイトです。

BookBub

 

Literary Hub

私が時々参考にしているのはLiterary Hub というサイト。こちらはソースとなっている大手の新聞社や雑誌の間で1冊の本が最低3回紹介されたら、その評価を平均してA+やB−などのグレードをつけるという仕組み。各雑誌の書評をチェックしなくても、今話題となっている本とその評価が分かるのは便利です。ただ、プロの書評家による評価のせいか、こちらで高評価となっている本がAudibleやGoodreadsでは酷評されている事もあります。私はこちらのサイトで本の目星をつけて、Audibleで皆の意見を参考にして実際に読む本を決めています。

Lit Hub

 

AmazonのBest books of the year so far 

今年のベストが決まるまで待ちきれない!ということで、こちらはAmazonのエディターたちが選ぶ「今年度これまで出版された中のベスト20 。全体のベストだけではなく、ジャンル毎に今年これまでのベストカテゴリがあるのが良い感じです。

 

Amazon Best 20

 

また、Amazonには、「一生のうちに読むべき100冊」リストシリーズもあります。一生どころか何回か生まれ変わらなければ消化出来そうにありません。

100 books to read in a lifetime 

100 Leadership and Success book to read in a lifetime

100 Mysteries and Thrillers to read in a lifetime

100 Science Fiction and Fantasy books to read in a lifetime

 

GoodreadsのListopia

こちらは読者投票タイプ。20世紀のベスト本、映画化してほしい本、ブッククラブに最適な本等など。リストをランダムに眺めるだけでも楽しいです。

私がよく本選びの参考にしているのは、北欧ミステリリストエピック・ファンタジーリスト。その他にもリストピアページ内で思いついたキーワードで検索すると、読者が選んだニッチなカテゴリのベスト本もわかります。

 

本屋さんサイトの売れ筋

Barnes and Nobleのベストセラー100とか。アメリカの本屋さんは店内にカフェが併設されていて、コーヒーとインクの混ざり合った独特のいい匂いがするところがあるのです。オンラインでの本選びには全く関係ありませんが、大手の本屋さんは良かったなぁ・・・と思い出に浸りながらサイトを眺めています。

 

 

AmazonやGoodreadsの読みたい本リストには、読みたいけれど読みきれない本が山のように積まれているのに何故本探しを続けるのか・・・。自分でも謎です。でも本にはそれぞれの「読むタイミング」があって、話題性だけではなく今の気分や巡り合わせがあるんですよね。そして「今読むべき本」に当たった時のなんとも言えない嬉しい感覚を味わうために、今日もせっせと積ん読リストを増やしているのだと思います・・・。

 

 

【今日の一枚】

napa

Wineryにて。パラソルの下でワインを飲みながら読書したい!

多読10年間のまとめ② ジャンル、語彙数、リスニング時間など

多読10年間のまとめ①の続きです。

 

本のジャンル

 

GenreGenre [Genre]

 

 

Graded Readers(GR)だけで100万語読みなさいと勧められているようですが、私はどうしてもGRが合いませんでした。GR4冊でいったん挫折してしまったので、好みに合わない方法であれば自分なりにアレンジすれば良いと思います。私の場合は、GR、子供向けの絵本や小学校低学年向けの本、中高生向けヤングアダルト本などが合わせて123冊、全体の24%でした。面白くないGRを我慢して読み続けて挫折するくらいならば、エルマーの冒険シリーズや、How to train your dragonシリーズなど、幼児向けの本に目を向けて見るのも良いのではないかと思います。また、特に面白いわけではなかったのですが、Dr. Seussシリーズは英語圏で人気があり、このシリーズのエピソードをよく知っていることを前提としたエピソードがドラマや映画に出てきます。英語圏で長らく読み継がれている絵本を読むことで、英語圏で育った人なら誰もが知っている共通認識のようなものを知ることが出来るのでお勧めです。

 

読みたい本をレベルを気にせずに読むことが出来れば一番良いのですが、気をつけなければいけないのは、読みたいけれどもレベルの高い本を分かるところだけ拾い読みして意味を繋げるような読み方はしないという事です。どうしても読みたい本があれば、時にはそのような読み方をする事もあるかもしれません。ただ、いつも「読めるところ、聞けるところだけを拾って意味を類推する」というようなやり方だけを続けていては、いつまでたっても読めるレベルは上がらないと思います。

 

「レベルの低い本から始めて無理なく読めるレベルを上げていく」というのが多読の醍醐味なので、逸り立つ気持ちをいったん抑えて、辞書を引かなくても読めるレベルの本までいったんレベルを落とす事が大事です。多読・多聴わかったつもりになっているだけ・・・?にも書いたのですが、多読で分かるところだけを拾い読みするようなやり方では読めるようにはならない、というのは確かにその通りなのですが、多読は「分かるところだけを拾い読みする方法」ではありません。分からない単語は飛ばす・類推するという原則はありますが、あまりにも分からないようならレベルを落として辞書なしでも分かるレベルの本からやり直す、というのが本来の意味なのではないでしょうか。

 

多読と精読の割合

LingQに登録し、辞書で新出単語やフレーズの意味を調べながら読んだ記事の語数は195万2868語でした。多読で読んだ語数が1207万1989語なので、多読:精読の割合は6:1でした。

 

精読は、2006年〜2007年はVOAを中心に易しい記事を選んでいましたが、2008年からはThe Economistなどの新聞記事から選んでいます。多読で辞書を引かない分、精読記事では分からない単語を全て調べ、単語カードを使って復習しています。精読記事で覚えた単語を多読で目にする機会も多く、新しく覚えた単語の定着率が良いです。

 

Screen Shot 2016-01-01 at 2.11.13 PM

 

 

語彙数の変化

Test your vocab という英語の語彙数測定サイトで2年ぶりに現在の語彙数を測定してみました。結果は、25,100語でした。
test your vocab 2015

初めてこのテストを受けた2011年は20,600語、2013年は25,600語でした。2年前から語彙数が増えていないのは残念ですが、最近は意識的なボキャビルをしなかったので、現状維持という結果は妥当だと思います。

 

2006年、英語学習を開始した当初、SVLレベル2までの単語はさすがに知っていたものの、レベル3から未知単語が増え始め、レベル4、5は半分以上分からない状態だったので、当時の語彙数は5000語以下だったと思われます。

 

当時知らなかった単語を振り返ってみると、本や日常会話で頻出する単語ばかりです。これらの単語を知らずに英語を読み聞きすることは困難でした。SSS多読では、「辞書を引かないこと」を推奨していますが、出現頻度の高い単語は本を読んでいるうちに辞書を引かなくても自然に覚えることが出来ます。

 

ただ、私は多読と平行してボキャビルも行っていて、両者を同時に行うことの効果を実感しています。多読というと、「多読オンリー!辞書、ボキャビル禁止!」のように思われる方もいらっしゃるようですが、SSS多読は辞書を引くこと自体を禁止しているわけではないのです。色々と議論はあるようですが、「多読に辞書を持ち込むのが良くないのだ」と私は解釈しており、多読以外では辞書を引いたりボキャビルをしたりしています。

 

オーディオブックリスニング時間

 

iPhone-90 degree

 

 

オーディオブック329冊のリスニング時間は4384時間でした。聞き流しや、意味が分からずに聴いた分は含まれていません。オーディオブック以外にも、初期のVOAリスニング、イングリッシュジャーナル、podcast類、海外ドラマ・映画の字幕なし視聴等合わせると、現在6500時間前後だと思います。さすがにオーディオブックだけでこれだけ聞くと、一般的なベストセラー本のオーディオブックは良く聞き取れます。

 

オーディオブックリスニングの良い点は、聞いている時間全てリスニング時間になるという事です。ドラマや映画だと、画像もあるので実際に聞いている時間は半分ほど。また、小説の朗読では画像の助けがない分、全て説明しなくてはなりません。耳から得る情報だけで状況を把握する良い練習になります。

 

また、プロのナレーターで評価の高い方達の朗読は素晴らしいです。良いお手本をたくさん聞き続ける事で、発音、リズム、アクセントなどの英語の音感が身につきました。

 

オーディオブックだと、目の疲れを気にせずに長時間聞けるのも良いところです。家事の合間などにも聞けますし、多読と組み合わせることで、読める本の数が飛躍的に増えました。読まずに聞くってズルじゃないの?と最初の頃は後ろめたく思っていましたが、読んでも聞いても入ってくる内容は同じ。情報満載でハイライトやメモを沢山したくなるようなノンフィクションは本で、ぐいぐい先を聞きたいフィクションはオーディオブックで、と使い分けています。

 

身長の2倍洋書を読む

 

「やさしくたくさん」に、読書量の目安として「身長の2倍」読むと良いと書いてありました。読んだ本を実際に全部積み上げることは出来ませんが、持っている本の中から10冊ほどランダムに抜き出し、ページ数と本の厚みの平均を計算、読んだページ数と掛けてみました。その結果、読んだ本、聞いた本の高さは11.27メートル、身長の7.2倍でした!

100クマ身長の7倍

 

細々とでも10年続けられてきたことに感謝です。多読を始めたのは、インターネットで多読の体験談を読んだことがきっかけでした。多読三原則という基本的なルールはありますが、どのように実践するか、細かい部分は個人個人で違います。私の経験も「続けていれば読める範囲が広がってくるんだな」という多読体験談の一つとして読んでいただければありがたいです。

 

多読10年間のまとめ③多読以外にしたこと、しなかったことに続きます。

 

 

 

多読10年間のまとめ① 読了冊数、語数、YLの推移

あけましておめでとうございます。2006年のお正月休みにネットサーフィンでSSS多読にたどり着き、多読って何だ?という状態から見よう見まねで多読を始めてから、今月で10年になります。Graded Readers レベル3から始め、GR4冊目で一度挫折したのですが、4ヶ月後に好きな本を読むようにしてからは順調で、現在まで続けることが出来ました。毎年三日坊主に終わっていた英語学習でしたが、多読をここまで続けられたのはなぜなのか。この10年間の多読記録をまとめつつ、振り返ってみました。

 

読了冊数と総語数

 

この10年間で読んだ洋書は、読んだ本とオーディオブックを合わせて506冊、総語数は5165万1171語でした。

読んだ冊数

 

 

506冊の内訳は、読んだ本が177冊、1207万1989語、オーディオブックが329冊、3957万9182語です。読了数のグラフを見ると、2006年の多読開始時から徐々にオーディオブックに移行していったのがわかります。忙しくて本を読む時間がなくても、オーディオブックなら通勤時間や家事、単調作業をしながら読書することが出来るので、早めにリスニングスキルを伸ばしたことが役立ちました。

 

Number of Books

 

こちらは年度ごとの語数グラフです。黒の点線は100万語を示しています。2006年度、挫折したのち4ヶ月語に再開してからは順調で、100万語に達するまで正味約4ヶ月でした。これは「ダレン・シャンシリーズ」にハマったことが大きかったです。シリーズ12冊を約1ヶ月で一気読み。この時の1ヶ月で50万語読んだ時に、完全に返り読み癖が無くなったのを覚えています。多読には自分のレベルに合った、夢中になれる本の存在が不可欠です。

 

 

年度別語数

 

「目指せ100万語多読」とあるように、多読の最初の目標は100万語です。100万語読んだ時に実感した効果は、「長文を読める体力がついたこと」でした。最初に読んだレベル3の語彙制限本は語数7000語前後だったのですが、最初は目が泳いでしまい、集中して読めなかったのです。それが多読100万語を達成する頃には、YL(読みやすさレベル)5、語数5万語程度の本であれば3〜5日で読めるようになりました。100万語までにリーディング基礎体力をつけること、これがその後の多読を支えた一番大事なスキルでした。

 

 

こちらは、読書とオーディオブック累計語数の推移です。読書1207万1989語、オーディオブック3957万9182語ですが、やはりオーディオブックのほうが読書が捗るようです。多読を始めた頃は、1000万語なんて達成不可能だと思っていたのですが、読み続けているうちにいつの間にか超えていました。続けているうちにいつの間にか・・で大したことないように思いますが、多読を始める前とは雲泥の差があります。今ではベストセラー小説程度なら週1−2冊のペースで楽に読めますが、これも多読を始めた時には考えられないことでした。

 

累計語数

 

読書ページ数

 

リーディングとオーディオブックで読んだページの合計は、17万2721ページ、1日平均47ページでした。英語の教科書や、TOEICの問題集、TIMEやThe Economistで多読するという方もいらっしゃるようですが、自分がスラスラ読める内容のものをたくさん読む、いろいろなジャンルに触れる、という点ではコンスタントに読み続けるなら本が適していると思います。

 

 

Pages per Year

 

読みやすさレベルの推移

 

このグラフはリーディング、リスニングにおけるYLの推移を年度ごとのYL平均値±標準偏差で示しています。伊藤サムさんの英語は「やさしく、たくさん」にも書いてあるように、多読開始当初どのようなレベルにあっても、一番やさしいレベルの本から始めるべき・・・だったのですが、私はズルをしてレベル3から始めてしまいました。

 

ペンギンリーダーズレベル3,7000語前後の本を1時間ちょっとで読めたのですが、スラスラとは程遠い段階でした。知らない単語は殆どないのに、つっかかりながら、たどたどしくしか読めなかったのです・・・。これは、7000語の長文を連続して読むという経験があまり無かったためだと思います。グラフのバーはYLの標準偏差でバラツキを示していますが、初年度はYL5を中心に、YL2の絵本を手に取ったり、YL7台のペーパーバックに手を出してみたりと試行錯誤の年でした。

 

YL

 

絵本を読む利点は、英語圏の子供なら誰もが知っているような、生活に密着した単語に触れられる事です。私は英語学習再開当初、水道水、襟、コンセント、草原などの基本的な単語さえ知りませんでした。I can read シリーズや、絵本を読むことで、幼稚園生でも知っている生活単語を覚え、自分の身の回りの出来事について簡単な言い回しで説明することを覚えたのは大きな収穫でした。そうは言っても、絵本や学習者向けの語彙制限本はつまらなくて挫折する!というのであれば、自分が読みたいレベルの本を中心に読みつつ、合間に簡単な本をはさむというやり方でも良いと思います。GR4冊であっさり挫折した私も、この方法で簡単な本も読むことが出来ました。

 

オーディオブックリスニングは2006年11月から始めました。いきなりYL7からです。これは、ちょうど良い幼児向けオーディオブックを探すのが大変だったこと、絵本のオーディオブックはコスパが悪かったことが理由です。最初に選んだのが、ハリーポッターと7つの習慣でした。オーディオブックリスニングを始める前に、読書で100万語を達成し、スクリプト付きのVOA Special Englishを3ヶ月で100時間程度聞きました。ハリーポッターは、日本語でも読んでいたおかげか、恐ろしいほどよく理解出来ました。単語集ではなかなか覚えられなかったCauldronという単語も、ハリポタのLeaky Cauldron:漏れ鍋のおかげで一発で覚えることが出来ました。一方で、7つの習慣の理解度は8割ぐらい。作者朗読があまり上手ではなかったこと、馴染みのないジャンルで自分のレベルよりだいぶ高かったことなどもあり眠気をこらえるのに必死で、12月の寒空の下、帰宅後の深夜に川べりを歩きながら聞いていました。初めてオーディオブックに挑戦するならば、日本語でも読んで内容をよく理解している本を選ぶ、読めるレベルよりも少し下の本を選ぶ、AmazonとAudible提携のウィスパー・シンク機能を利用して聞きながら読む、などの工夫をすれば聞きやすくなると思います。

 

読了冊数、語数の推移、YLの推移を見てみると、たくさん読んだことで読めるレベルが上がり、読む量も飛躍的に増えてくる、ということでしょうか。100万語に到達した時点で、読める自信がつきましたが、確実にYLレベルが上がって大人の本も読めるようになった!と思えたのは、2009〜2010年あたり、200冊以上読み、リーディングだけで500万語読んだ頃でした。

 

長くなったので、その②に続きます・・・。

 

 

 

2015年洋書100冊チャレンジ

2015年の目標、洋書100冊読書を達成することが出来ました。

2015 Reading Challenge

 

 

合計105冊、42,948ページです。105冊のうち、90冊がオーディオブック、15冊が読書でした。平均すると1日117ページ、語数は読書が74万9086語、オーディオブックが1105万6440語です。

books and pages

 

今年読んだなかで一番短かった本は192ページ、長かった本は932ページ、1冊の平均は413ページでした。

book pages

 

goodreadsに本を登録しておくと、年末になると”See Your Year in Books!”という項目がHome画面トップに現れます。これをクリックすると、上記のように読んだ本の合計やページ数、平均評価、人気の本などが表示されます。

Screen Shot 2015-12-24 at 5.15.43 PM

 

 

だいたい無理なく読める洋書数は年50冊なので、自分のペースを大幅に超えた読書チャレンジでした。2012年ごろから徐々に目で読む読書からオーディオブックにシフトしていき、今では大部分がオーディオブックです。オーディオブックなら忙しくても読書ペースを落とさなくてすむので、オーディオブック読書が出来るようになって本当に良かったです。

 

洋書100冊リーディングに挑戦して良かったのは、思いがけない良書との出会いがあったことでした。読書目標を年に50冊から100冊に増やしたことで、自分の好み以外でも、ふと目についた本を読んでみようかという気持ちの余裕が出てきます。今年はこれまでにあまり読まなかったSFやミステリーにも挑戦出来た一年でした。特に北欧ミステリーのお気に入り、Department Qシリーズに出会えたのが大きな収穫でした。

 

今年洋書を105冊読んだことで英語力が大幅にアップしたかというと、あまり実感はありません。本を読むたびに面白いように新しい語彙を吸収していった時期も過ぎ、今は読み続けることで現状維持している段階かもしれません。ただ、色々な表現に触れることで、無意識ながらもアウトプットの幅が広がっていると感じています。

 

洋書100冊チャレンジの反省点としては、洋書多聴多読以外の事が出来なかった事です。3月くらいまでは、Podcastを聞いたり、ドラマを観たり、ライティングをしたりと偏りのない勉強を心がけていたのですが、途中から余裕が無くなってしまいました。読んだ感想も全部書き留めておきたかったのですが、そんな余裕もなく・・。読書感想は来年に持ち越しです。来年は洋書に偏らず、アウトプットを心がけたいと思います。

 

【2015年読書】YLと語数は概算です。
Alan Turing: The Enigma: The Book That Inspired the Film “The Imitation Game” YL9、175,000語

The Power of Habit: Why We Do What We Do in Life and Business YL6.5、90,000語

Alex (The Camille Verhoeven Trilogy Book 2) (English Edition)   YL8, 87500語

Undeniable: Evolution and the Science of Creation YL8.5, 80,000語

Grandma Gatewood’s Walk: The Inspiring Story of the Woman Who Saved the Appalachian Trail YL7, 62,500語

Ham on Rye: A Novel YL6.5, 75,000語

Getting Genki in Japan YL6, 36,000語

Do Androids Dream Of Electric Sheep? (S.F. MASTERWORKS) (English Edition) YL8, 62,500語

The Man in the High Castle YL8, 80,586語

 

【2015年オーディオブック】

Theft of Swords (Riyria Revelations) YL7.5, 200,000語

Rise of Empire (Riyria Revelations) YL8, 230,000語

Heir of Novron (The Riyria Revelations) YL8, 270,000語

Firefight: A Reckoners Novel YL7.5,100,000語

Furies of Calderon (Codex Alera) YL7, 180,000語

Academ’s Fury (Codex Alera) YL7, 180,000語

Cursor’s Fury: The Codex Alera: Book Three YL7, 180,000語

Captain’s Fury: The Codex Alera: Book Four YL7, 170,000語

Princeps’ Fury: The Codex Alera: Book Five YL7, 160,000語

The Hitchhiker’s Guide to the Galaxy YL7, 54,000語

Dark Places (EXP): A Novel YL7, 120,000語

Ready Player One: A Novel YL7.5, 135,000語

Tune In Tokyo:The Gaijin Diaries YL7, 72,000語

The Golem and the Jinni (P.S.) YL8, 170,000語

The Girl on the Train YL7, 90,000語

The Rithmatist YL7.5, 90,000語

Hyperion (Hyperion Cantos, Book 1) YL8, 180,000語

Irène (Verhoeven Trilogy Book 1) (English Edition) YL7.5, 102,500語

Daemon (English Edition) YL7.5, 150,000語

Freedom (TM) (Daemon) YL7.5, 120,000語

Odd Thomas YL8.2, 92,000語

The Bone Collector: Lincoln Rhyme Book 1 YL8, 111,167語

Deal Breaker (Myron Bolitar) YL7.5, 77,400語

A Clean Kill in Tokyo (Previously Published as Rain Fall) (A John Rain Novel) (English Edition) YL7.5, 78,300語

The Buried Giant (Vintage International) YL8, 94,400語

1356 YL7.5, 108,000語

The Emperor’s Blades: Book One YL7.5, 162,000語

The Girl with All the Gifts YL8, 111,700語

Zero Day: 1 (John Puller Series) YL7.5, 118,000語

Red Rising: Red Rising Trilogy 1 (The Red Rising Trilogy) YL7.5, 145,000語

Golden Son (The Red Rising Trilogy, Book 2) YL7.5, 170,000語

High-Rise (Flamingo Modern Classic) YL7.5, 58,500語

The Woods YL7.5, 112,000語

What If? (International edition): Serious Scientific Answers to Absurd Hypothetical Questions YL7.5, 59,400語

So You’ve Been Publicly Shamed YL7, 63,000語

Elantris (English Edition) YL8, 247,000語

Off to Be the Wizard (Magic 2.0 Book 1) (English Edition) YL6, 90,000語

Harvest YL8, 112,000語

Wonder YL7, 72,000語

The Dragons of Dorcastle (The Pillars of Reality Book 1) (English Edition) YL7, 100,000語

The Strain: Book One of the Strain Trilogy YL7.5, 115,000語

The Nightingale YL7.5, 150,000語

The Gunslinger (English Edition) YL8, 70,000語

The Dark Tower II: The Drawing Of The Three: The Drawing of the Three: Drawing of the Three Bk. 2 YL8, 110,000語

Jurassic Park: A Novel YL7.5, 124,820語

An Ember in the Ashes (An Ember in the Ashes, Book 1) YL7, 130,000語

Trauma: A Novel YL8, 99,000語

Elon Musk: Tesla, SpaceX, and the Quest for a Fantastic Future YL8, 115,000語

The Shadow Of What Was Lost (The Licanius Trilogy Book 1) YL7, 220,000語

Finders Keepers: The Bill Hodges Trilogy 2 YL8, 117,000語

The Real Doctor Will See You Shortly: A Physician’s First Year YL8, 72,000語

The Crown Tower (The Riyria Chronicles) YL8, 110,000語

Leviathan Wakes (The Expanse) YL7, 170,000語

The Lost Fleet: Dauntless YL7, 90,000語

Red: A History of the Redhead YL8, 60,000語

Hannibal Rising (Hannibal Lecter) YL7.5, 57,000語

Age of Iron (Iron Age) YL7, 130,000語

Fahrenheit 451  YL8.1, 50,000語

I Am Pilgrim YL7.5, 200,000語

Never Let Me Go YL7, 96096語

Dead Until Dark: A Sookie Stackhouse Novel  YL7, 90,000語

Armada: A Novel YL7, 100,000語

A Man Called Ove  YL7, 81,000語

Dark Secrets YL7.5, 120,000語

The Keeper of Lost Causes: Department Q 1 YL8, 130,000語

The Absent One: A Department Q Novel (Department Q Series) YL8, 120,000語

The Redbreast YL8, 144,000語

Lord of All Things YL7.5, 189,000語

A Conspiracy of Faith: A Department Q Novel (Department Q Series) YL8, 135,000語

The Knife of Never Letting Go (Chaos Walking) YL7, 100,000語

The First Fifteen Lives of Harry August YL8, 110,000語

Nemesis: A Harry Hole thriller (Oslo Sequence 2) YL7.5, 117,000語

The Girl in the Spider’s Web (Millennium series Book 4) YL8, 110,000語

The Ask and the Answer  YL7, 108,000語

Packing for Mars: The Curious Science of Life in the Void YL7.5, 90,000語

The Devil’s Star: A Harry Hole thriller (Oslo Sequence 3) YL7.5, 126,000語

Proof: The Science of Booze YL8.5, 72,000語

The Purity of Vengeance: A Department Q Novel  YL8, 126,000語

The Godfather YL7, 167,000語

Working Stiff: Two Years, 262 Bodies, and the Making of a Medical Examiner (English Edition) YL8, 84,320語

Catch-22 YL7.5, 168,640語

Flowers for Algernon YL7.5, 83,309語

Assassin’s Creed the Renaissance Codex Book 1 YL6, 153,760語

The White Tree (The Cycle of Arawn Book 1) YL7, 132,060語

Wildflower YL7.5, 89,280語

The Bazaar of Bad Dreams: Stories YL8, 158,720語

The Andromeda Strain YL8.5, 119,040語

Chasing the Scream: The First and Last Days of the War on Drugs YL8.5, 124,000語

The Waste Lands: (The Dark Tower #3)(Revised Edition) YL7, 173,849語

The Last Kingdom (The Last Kingdom Series) YL7.5, 110,379語

The Marco Effect: A Department Q Novel  YL8, 158,720語

The Curious Incident of the Dog in the Night-Time: A Novel YL7, 70,060語

The Story of the Human Body: Evolution, Health, and Disease YL8.5, 148,800語

Carrie YL7.5, 94,240語

A Place Called Freedom  YL7.5, 143,840語

I Hunt Killers (Jasper Dent 1) YL7.5, 87,053語

 

2015年のベストは順不同で

Elon Musk: Tesla, SpaceX, and the Quest for a Fantastic Future
Finders Keepers: The Bill Hodges Trilogy 2
Chasing the Scream: The First and Last Days of the War on Drugs
Working Stiff: Two Years, 262 Bodies, and the Making of a Medical Examiner (English Edition)
Department Qシリーズ全部!

でした。

 

多読・多聴 わかったつもりになっているだけ・・・?

多読をされているののさんと「多読・多聴の勧めかた」についてお話をしていて思うところがあったので書き留めておきたいと思います。

 

私が2006年に多読を初めてから9年になります。2006年11月からオーディオブックを聴き始めたので、多聴歴は8年ちょっと。これまでに300冊ほどのオーディオブックを聞きました。洋書多読・多聴とLingQは私の人生を変えたといっても過言ではないほどで、出来るだけ多くの方に多読・多聴をおすすめしたいと思っています。ただ、私が友人・知人に洋書多読・多聴を勧める際になかなかうまく行かないと感じるのは、「読める、聞ける」という感覚をどうやったら伝えられるのかという点です。

 

これまで私に英語学習法について質問をした友人には、ペンギン・リーダーズのスターター本を数冊、伊藤サムさんの英語は「やさしく、たくさん」を貸し出したのですが、そのあと多読が順調に軌道にのった人はいません。その他にも中学レベルの薄い文法問題集を1冊、基本単語2000〜3000語を早いうちに覚えるという一般的なアドバイスもしているのですが、毎日英語を勉強するために、普段の生活における英語の優先度を上げる、という事自体が難しいようです。簡単な絵本レベルでも、いったん英語の本が読めるという喜びを経験すれば、その成功体験が多読を続けるモチベーションになるのではないかと思うのですが、その最初の段階に至るのが難しい。家庭教師のようにつきっきりでお手伝いするわけにもいかず、何よりも本人のやる気が一番大事なので、歯がゆい思いをしています。

 

うまくいかないのは初級者だけではありません。しばらく英語学習を続けていて行き詰まりを感じた人に多読・多聴を勧めても、スラスラ読める感覚をつかむまで続けられない場合のほうが多いようです。ある程度英語学習を続けた方でも、「本当に日本人が英語の本をスラスラ読めるのだろうか」という疑いが常にあって、多読・多聴の継続を難しくしているのではないかと思います。

 

多読・多聴の効果について懐疑的な意見のなかに、「読んだつもり、聞けたつもりになっているだけ」というものがあり、私はこの意見を見るたびに非常に残念な気持ちになります。その方の言う多読・多聴と私のやっている多読・多聴は同じものなのだろうか・・・と。実際に多読・多聴を英語学習に取り入れている方の中にも、「わかる部分だけを拾い読みする」、「筋がわかればよい」と仰っている方もいらっしゃるので、多読情報を探している人がそのような意見を読んでガッカリしてしまう事もあるかもしれません。

 

多読・多聴のことを「わかったつもりになっているだけ」と感じるならば、それは自分のレベルに合っていない本を読んでいるからだと思います。分かる部分だけを拾い読みするのではなく、1ページにわからない単語が2-3個、または新出単語でも文脈から意味が推定出来るような、平易な文章で書かれた本を選ぶと良いです。自分が楽しめる本を読むことは大事ですが、いきなり普通のペーパーバックに手を出して、筋だけを追ってそれこそ「分かったつもり」になっているのであれば、その多読法を続けてスラスラと読めるようになるかどうかは怪しいのではないかと。レベルに関係なく読みたい本に挑戦したいのであれば、それと同時にスターターレベルの本も平行して読むことが大事なのではないかと思います。

 

オーディオブック多聴についても同じです。聞き取れる部分だけをつなぎ合わせて筋を理解しているのであれば、本のレベルが合っていないと思います。最初は読めるレベルよりも下のレベルの本を選ぶと良いです。一度読んだ本のオーディオブック版を聞くというのも良い方法です。レベルが低めの本であれば、知らない単語でも文脈から意味を推定することが出来ます。分からない単語でどうしても気になるものがあれば、スペルを推定することも出来ます。LとRの混同や、イレギュラーなスペリングなどで類推出来ないものも時にはありますが、多読を続けていればその単語にいつかひょっこり再会することもあるので大丈夫です。

 

ということで、多読・多聴は「読めたつもり、聞けたつもりになっているだけ」は、決して真実ではなく、適切なステップアップをすることで、無理なくペーパーバックレベルまでたどり着くことが出来るということをお伝えしたいと思いました。私にとってオーディオブックは、日本語のラジオを聞くような感覚です。集中力が削がれると「あれ?今なんて言った?」と巻き戻して聞き直す事はあるものの、しっかりと文章が聞こえてきます。9年間も「分かっているフリ」をしているわけではありません・・・。

 

多読・多聴がベースになって、ドラマや映画のリスニングも出来るようになったと感じているので、英語学習をされている方には是非是非多読・多聴をお勧めしたいのです。英語の本を読んだりオーディオブックを理解することが出来ると言うと、「自画自賛」だとか、「上から目線」などとコメントされたり陰口を叩かれたりすることもあるので、これまで強くお勧めしたことはなかったのですが、その及び腰なところがイマイチ説得力がなかった原因なのではないかと思いました。

 

多読・多聴の事を「読めたつもり、聞けたつもりになっているだけ」とアドバイスしている人がいたならば、その人は「多読・多聴をしたつもりになっているだけ」ではないでしょうか。

 

【今日の一枚】

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フロリダ州Clearwaterにて。海を目の前にしてテンション高めな亀が可愛い。

 

 

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