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【オーディオブック】Free the Darkness (2015) King’s Dark Tidings #1

Free the Darkness (2015)  King’s Dark Tidings #1

時間:16時間33分

発音:アメリカ英語

評価:3.5 out of 5

Free the Darkness

 

【あらすじ】

Ashai王国の人里離れた城砦で、戦士としての英才教育を受けたレズキンは、19歳の時に突然のバトルで師と居場所を失ってしまう。自分の出自や訓練の目的を全く知らないまま育ったレズキンは、自分の人生の目的の手がかりを探すため、先代の王からレズキンに与えられた伝説の剣を携えて旅に出る。

 

【感想】

夢中になれるファンタジーを見つけるのは本当に難しい。この本はGoodreadsやAudibleで絶賛されて評価が高かったので期待して読み始めたけれど、アラが気になって集中出来ませんでした。

 

レズキンは幼いころから色々な武術のマスターたちに鍛えられたためバトルでは負け知らず。百戦錬磨の暗殺者ギルドに乗り込んでも傷一つ負わないどころか、服さえ汚さないという完璧ぶり。他にも医術や社交術もマスターしており、おまけに背も高くハンサムなのです。

 

まあそれはいいとして。この本に出てくる女性たちがアホすぎる。完全無欠なレズキンに惚れてしまうのはわかるのですが、堅物で社会経験のないレズキンが紳士的に自分に接してくれるのを好かれていると勘違いして一人相撲するのがイタすぎる・・・。特に何かに秀でているとか思慮深いわけでもない、なんの魅力があるのかわからない女の子が主人公の相手役になるというのが納得いかないし、女性登場人物の描かれ方が19世紀文学のようで違和感を感じました。

 

レズキンの正体は何なのか。崩壊しかけている王国を今後どうやって立て直していくのか。プロットは面白い部分もあるのだけれど、結構な割合を占めている恋愛部分はバッサリ要らないかも。

現在2巻まで出版されていますが、続きを読むかどうかは微妙なところです。

 

 

 

 

Free the Darkness (King’s Dark Tidings Book 1)

 

YL:7くらい

語数:120,000語 (概算)

 

【今日の一枚】

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オレゴン。カラオケ屋さん?の建物。。。

【オーディオブック】Wizard’s First Rule (Sword of Truth #1) / 魔道士の掟

Wizard’s First Rule (1994)/魔道士の掟

時間:34時間10分

発音:アメリカ英語

速度:160語/分前後

評価:4 out of 5

Wizard's First Rule

 

【あらすじ】

父を惨殺された森の案内人リチャードは、悲しみに打ちひしがれていた。犯人の手がかりを求めて森をさまよううちに、魔法の国との“境”近くで偶然ひとりの女性の命を救う。彼女の名はカーラン。遠い昔に姿を消した偉大な魔道士を見つけるため、魔法の国からきたという。彼女とともに魔道士を探す途上、リチャードは父を殺した邪悪な魔王の恐るべき陰謀と、自らが持つ大いなる力を知った! (Amazonより)

 

【感想】

Audibleで1クレジット2作セールの中に入っていたので何の気なしに選んでみたところ、1990年台の人気ファンタジーシリーズだったらしい。1作20-30時間で全11作のシリーズもの。大変なものに手を出してしまいました。

 

平凡な森の案内人だったリチャードが、魔法使いに惨殺された父の死の真相を探る旅に出るというお話。少年の成長譚と魔法、ドラゴン、旅の仲間たち・・・とファンタジーの王道でありながら、真実の探求者であるSeeker、 人々の懺悔を聞き罪を裁くConfessorなど、このシリーズ独特の世界観もあります。

 

冗長で退屈な部分もあったものの、ストーリーは面白かったです。表現が回りくどかったり、やたらと「青い瞳の〜」と同じ表現が出てくるのは、作者のテリー・グッドカインドは45歳まで美術関係の仕事をしていて、この作品が処女作だったからこなれていない部分もあったのでしょうか。

 

少年が主人公で、魔法が〜剣が〜という粗筋だったので、中学生向けかな?と思っていたところ、途中から緊縛SMのような拷問が始まったり、少年愛嗜好のオヤジが出てきたりと、とても少年少女向けとは思えない展開に。大人向けファンタジーでした。

 

日本でも真実の剣シリーズとして邦訳版が刊行されていたものの、途中の第8巻で邦訳は打ち切られた模様。これがあるから海外長編ファンタジーに手を出すのが躊躇われるんですよね。海外ファンタジー好きならば、英語版を読めるようになれば、読書の自由度が広がると思います。

 

 


Wizard’s First Rule (Sword of Truth Book 1) (English Edition)


魔道士の掟〈1〉探求者の誓い―「真実の剣」シリーズ第1部

 

【今日の一枚】

Chinatown

Chinatown.

【オーディオブック】Lord of All Things 

Lord of All Things(2011)

Written by: Andreas Eschbach, Samuel Willcocks (translator)
Narrated by: Nick Podehl

時間:21時間38分

発音:アメリカ英語

速度:160語/分前後

評価:4 out of 5

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【あらすじ】
日米ハーフのヒロシと、フランス外交官の娘シャーロットは10歳の時に出会った。ヒロシの家は母子家庭で、母はフランス大使館で洗濯を担当していた。二人は身分の違いを乗り越えて友情を育むが、ヒロシがお盆で水俣に帰省している間にシャーロット一家は突然の辞令交付を受け、南米に引っ越していた。

 

その後、ヒロシとシャーロットは偶然ボストンで再会する。ヒロシはシャーロットが運命の女性であると確信するが、シャーロットには婚約者がいた。

 

MITでロボット工学を専攻していたヒロシは、この世界から貧困を無くすため、すべての仕事をこなすことが出来るロボットの開発に取り組みはじめる。一方、人類学専攻のシャーロットは北極圏で不思議な物体に遭遇する。

 

 

【感想】
2012年、ドイツのベストSFに選ばれた作品のようです。SFというより、2/3はYA恋愛ものといった感じ。後半1/3で少しSFらしくなるものの、あまりSFという感じはせず、SFとファンタジーと恋愛が入り混じった不思議な感じの作品でした。

 

ウイルスのように自動複製していくナノテクロボットというアイデアについて、どうやって材料や動力源を調達するのか、すべて自動化するためには何が必要かを考えるところが面白かったです。

 

主人公が日米ハーフの男の子という設定なので、日本文化に触れられていることや、考え方が非常に日本的な点が興味深いです。主人公がアメリカ人だったら、”世界を救う”ヒーローものになっていたのではないかと思います。この結末に誘導するために、主人公を日本人にする必要があったのでは・・・。

 

ドイツ人の作者が描く日本の科学と時代がややミスマッチなところが狙っていたのか調査不足なのかが気になりました。主人公の子供時代はそれほど昔ではないはずなのに、文章から昭和30-40年代の日本の雰囲気がするのです。外国人の目から見た日本のイメージを読むのも興味深い体験でした。

 

SFというか普通の恋愛モノ?と思いながら読んでいたところ、シャーロットが北極圏に行くあたりから急に雰囲気が変わったので驚きました。その部分だけ全体と合わず、B級SF作品のような感じ。それでもヒロシの行く末が気になって一気に読める作品でした。ヤングアダルト本に抵抗がなければ読みやすい本ではないかと思います。

 

YL:8(概算)

語数:200,570語(概算)

Lord of All Things

 

【今日の一枚】

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アラスカの景色

【オーディオブック】The First Fifteen Lives of Harry August  ハリー・オーガスト15回目の人生

The First Fifteen Lives of Harry August (2014) 邦題ハリー・オーガスト、15回目の人生

Written by: Claire North
Narrated by: Peter Kenny

時間:12時間10分

発音:イギリス英語

速度:150語/分前後

評価:5 out of 5

Screen Shot 2015-10-07 at 10.56.44 AM

 

【あらすじ】
ハリー・オーガストは特殊な能力を持っていた。どんな死に方をしても、次の瞬間には前世の記憶を持ったまま再び生まれ変わるのだ。何度生まれ変わっても同じところからスタートするが、生き方は自由に変えられるため、生まれ変わるたびにどんどん賢くなっていく。

 

ハリーが11回目の生を終えようとしている時、病床に女の子が現れた。未来において世界が終わろうとしているという。ハリーのように何度でも生まれ変わる能力のある”カリチャクラ”がある一定の割合で存在しており、次世代のカリチャクラが死にゆく老人のカリチャクラにメッセージを託すことで、どんどん過去にメッセージを伝えようとしているらしい。

 

カリチャクラの能力を利用し、未来を変えようとしているのは誰なのか。ハリーは志半ばで何度も死にながら、未来が変わる瞬間を突き止めようと試みる。

 

【感想】
面白かった!ファンタジー好きにはお勧め!15回にも渡るハリーの人生を追いながら、過去と未来の出来事を経験出来るお話。

 

1回目は初めて生まれたので普通の人と同じように生きるのですが、2回目、前世の記憶を持って生まれたハリーは混乱し、7歳で自殺してしまいます。3回目に生まれ変わった時は自分の不思議な能力を理解するために宗教に没頭し、4回目に生まれ変わった時は科学に傾倒します。確かに”自分の存在とは何か”を悩む人にとっては妥当な選択だろうと思います。

 

同じ生を何度も生きることが出来るカリチャクラには、”未来を変えない”という不文律のようなものがあるのです。例えばハリーは1919年に生まれ、2000年前後まで生きるのですが、次に生まれ変わった時に2000年の科学技術を1919年に持ち込まないように気をつけます。ところが、自らの好奇心を満たすために未来の技術をどんどん過去に持ち込む人物が現れ、未来が崩壊に向かってしまうのです。

 

この瞬間をやり直せるならば次はもっと上手くやるのに!と思ったことは数知れず。でも実際にそれが出来るとなると、より良く生きられるかどうかは分からないな・・と考えさせられた作品でした。2-3回のことであれば、特殊能力を利用して、お金持ちになりたい!楽に生きたい!という単純な欲望を満たして満足かもしれないけれど、何度でも生まれ変わって死ねない運命となると、何十回目には人生に絶望してしまうかもしれません。命は1回しかないからこそ、どう生きるかが大切だと感じた作品でした。

 

ハリーの十数回ある生命を行ったり来たりするので少し複雑だったものの、最後まで飽きませんでした。Goodreadsでは評価が1と5に分かれていたので好みが分かれる作品なのかも。何度も同じ人生をやり直す、というコンセプトは映画「About Time」と同じような感じですが、あちらはハートウォーミングなラブコメ。こちらはシリアスで、宿敵との対峙が結構グロいです。人生をやり直せたらどのように生きるか・・・というテーマが好きなので、お気に入りの作品になりました。

 

作者クレア・ノースはペンネームで、本名はCatherine Webb。Catherine Webb名義でヤングアダルト、クレア・ノースで大人向けのファンタジーと使い分けているようです。

 

YL: 8.5 (概算)

語数: 87,500語(概算)

 


The First Fifteen Lives of Harry August

 


ハリー・オーガスト、15回目の人生 (角川文庫)

【オーディオブック】Red Rising/レッド・ライジング―火星の簒奪者

Red Rising(2013) 邦訳版レッド・ライジング―火星の簒奪者

Written by: Pierce Brown

Narrated by: Tim Gerard Reynolds

時間:16時間12分

発音:イギリス英語

速度:150語/分前後。

オススメ度:4 out of 5

 

【あらすじ】

火星に住む16歳の少年Darrowは、鉱夫として苛酷な環境の中、火星のコアからヘリウム−3を採掘していた。火星のパイオニアである彼らの使命は、十分な量のヘリウム−3を採掘し、火星の大気を呼吸可能にすること。ところが、死にゆく地球に残された人々を救うというミッションを信じて疑わなかったDarrowの身にある事件が起こる。

 

実は人類は700年前に宇宙へ進出しており、500年前にはすでに火星は居住可能となっていたというのだ。火星の表層はGoldsと呼ばれる支配階級により独裁制が敷かれており、Redsと呼ばれるDarrow達炭鉱夫は地上の発展した文明のことを知らぬまま奴隷労働に従事させられていた。反逆分子グループに助けられたDarrowは、社会の内部から体制を崩壊させるため、Goldの子弟達が進学するInstituteへと送り込まれる。

 

【感想】

GoodreadsとAudibleで高評価。さらに最近出た2巻がさらに高評価だったのでAudio版を聞いてみました。レッドは最下層の奴隷労働、ピンクは性奴隷、青は宇宙船の乗組員、グレーは傭兵、黄色は医療従事者などカースト制度のように社会が色で分けられているという世界観が面白かったです。民主制度は悪とされ、色による階級の差は何世代も固定され、人々の髪の色、眼の色さえも従属する色と同化されています。そしてこれらのlow-colorsと呼ばれる人たちの上にGoldと呼ばれる支配階級がいるのです。

 

ゴールドに生まれついた子供たちは特権意識のかたまりで、下層に対する思いやりや友達に対する共感、仲間意識が欠けた者も多いのですが、それでもDarrowの強さに惹かれフォロワーとなった者達の中に、Darrowの人間性に感化されたものが出てくるところが感動的でした。

 

1巻は☆4つ。なんだか青臭い表現が多くて読んでいて気恥ずかしかった部分がチラホラあったので。もうすでに2巻を聞き終えたのですが、2巻は文章もこなれてきて非常に面白いです。オーディオブック版の最初のほうは、アイリッシュ・アクセントが強くて聞き辛かったのですが、特権階級の学校に入るあたりで訛りが直ります。身分の低さをアクセントで表現する、というのも面白かったです。

 

Book review: Red Rising

 

Plot:

A 16-year-old Darrow is a miner on Mars. He engages in dangerous work to mine helium-3 from the planet’s core. Earth is dying, and his mission as a Mars pioneer is to collect enough helium-3 to make Mars’s atmosphere breathable. The pioneers are called “The Reds.”

 

They endure insufferable living conditions to save humankind; they are humanity’s last hope. Or so he believed until one day, his wife is brutally executed by Mars governor. Darrow discovers that what he had believed in his whole life was a lie. Humankind left the Earth 700 years ago, and Mars has been habitable for 500 years. Democracy is banned throughout the universe, and a class of people who call themselves “The Golds” have ruled Mars for generations. The Reds are forced into slavery not knowing that there is an advanced society on the surface of Mars.

 

With help from a dissident group, he disguises himself as a Gold, and infiltrates a prestigious command school as a deep cover agent. His mission is to take down the autocracy from the inside.

 

My thoughts:

Red Rising, the first installment in the Red Rising Trilogy, is Pierce Brown’s debut novel. This book is highly recommended on Goodreads and Audible. That was why I decided to try this fantasy novel.

 

I like the settings. The main characters are well developed. People are born into a certain color suggesting a caste system: Reds are miners, Yellows work in medical care, Pinks are sex slaves, Grays are mercenaries, and Golds are the ruling class. These social classes are fixed for generations, and people even change their eye color according to their classes. Low-level colors work for Golds. The society is corrupt, and people suffer from injustice inflicted by Golds.

 

Darrow is determined to get his revenge on Golds; however, as he infiltrates the command school as a mole, he comes to know Gold children. The majority of them are arrogant, but some are good at heart. Golds are trained to rule, and taught to trample on low-colors; but some of them can change if they are led by a decent person such as Darrow.

 

As I continued to read Darrow’s struggle to raise the school’s hierarchy, I gradually connected with him. The storyline is not perfect; there were several situations that I felt should be clarified, but the story was dynamic enough to make me keep reading.

 

I love Darrow’s coming-of-age story. This book is mix of a dystopian novel, Sci-Fi, and fantasy. I enjoyed every element of these genres. I’m currently reading the sequel to this book, and the writing gets better. This book is a good start to the trilogy. I really want to know how this grand epic story concludes next year.

 

レッド・ライジング―火星の簒奪者


Red Rising (The Red Rising Trilogy, Book 1)

YL: 8(概算)

語数:140,000語(概算)

【今日の一枚】

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フィッシャーマンズワーフ。

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