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【オーディオブック】The First Fifteen Lives of Harry August  ハリー・オーガスト15回目の人生

The First Fifteen Lives of Harry August (2014) 邦題ハリー・オーガスト、15回目の人生

Written by: Claire North
Narrated by: Peter Kenny

時間:12時間10分

発音:イギリス英語

速度:150語/分前後

評価:5 out of 5

Screen Shot 2015-10-07 at 10.56.44 AM

 

【あらすじ】
ハリー・オーガストは特殊な能力を持っていた。どんな死に方をしても、次の瞬間には前世の記憶を持ったまま再び生まれ変わるのだ。何度生まれ変わっても同じところからスタートするが、生き方は自由に変えられるため、生まれ変わるたびにどんどん賢くなっていく。

 

ハリーが11回目の生を終えようとしている時、病床に女の子が現れた。未来において世界が終わろうとしているという。ハリーのように何度でも生まれ変わる能力のある”カリチャクラ”がある一定の割合で存在しており、次世代のカリチャクラが死にゆく老人のカリチャクラにメッセージを託すことで、どんどん過去にメッセージを伝えようとしているらしい。

 

カリチャクラの能力を利用し、未来を変えようとしているのは誰なのか。ハリーは志半ばで何度も死にながら、未来が変わる瞬間を突き止めようと試みる。

 

【感想】
面白かった!ファンタジー好きにはお勧め!15回にも渡るハリーの人生を追いながら、過去と未来の出来事を経験出来るお話。

 

1回目は初めて生まれたので普通の人と同じように生きるのですが、2回目、前世の記憶を持って生まれたハリーは混乱し、7歳で自殺してしまいます。3回目に生まれ変わった時は自分の不思議な能力を理解するために宗教に没頭し、4回目に生まれ変わった時は科学に傾倒します。確かに”自分の存在とは何か”を悩む人にとっては妥当な選択だろうと思います。

 

同じ生を何度も生きることが出来るカリチャクラには、”未来を変えない”という不文律のようなものがあるのです。例えばハリーは1919年に生まれ、2000年前後まで生きるのですが、次に生まれ変わった時に2000年の科学技術を1919年に持ち込まないように気をつけます。ところが、自らの好奇心を満たすために未来の技術をどんどん過去に持ち込む人物が現れ、未来が崩壊に向かってしまうのです。

 

この瞬間をやり直せるならば次はもっと上手くやるのに!と思ったことは数知れず。でも実際にそれが出来るとなると、より良く生きられるかどうかは分からないな・・と考えさせられた作品でした。2-3回のことであれば、特殊能力を利用して、お金持ちになりたい!楽に生きたい!という単純な欲望を満たして満足かもしれないけれど、何度でも生まれ変わって死ねない運命となると、何十回目には人生に絶望してしまうかもしれません。命は1回しかないからこそ、どう生きるかが大切だと感じた作品でした。

 

ハリーの十数回ある生命を行ったり来たりするので少し複雑だったものの、最後まで飽きませんでした。Goodreadsでは評価が1と5に分かれていたので好みが分かれる作品なのかも。何度も同じ人生をやり直す、というコンセプトは映画「About Time」と同じような感じですが、あちらはハートウォーミングなラブコメ。こちらはシリアスで、宿敵との対峙が結構グロいです。人生をやり直せたらどのように生きるか・・・というテーマが好きなので、お気に入りの作品になりました。

 

作者クレア・ノースはペンネームで、本名はCatherine Webb。Catherine Webb名義でヤングアダルト、クレア・ノースで大人向けのファンタジーと使い分けているようです。

 

YL: 8.5 (概算)

語数: 87,500語(概算)

 


The First Fifteen Lives of Harry August

 


ハリー・オーガスト、15回目の人生 (角川文庫)

【オーディオブック】Red Rising/レッド・ライジング―火星の簒奪者

Red Rising(2013) 邦訳版レッド・ライジング―火星の簒奪者

Written by: Pierce Brown

Narrated by: Tim Gerard Reynolds

時間:16時間12分

発音:イギリス英語

速度:150語/分前後。

オススメ度:4 out of 5

 

【あらすじ】

火星に住む16歳の少年Darrowは、鉱夫として苛酷な環境の中、火星のコアからヘリウム−3を採掘していた。火星のパイオニアである彼らの使命は、十分な量のヘリウム−3を採掘し、火星の大気を呼吸可能にすること。ところが、死にゆく地球に残された人々を救うというミッションを信じて疑わなかったDarrowの身にある事件が起こる。

 

実は人類は700年前に宇宙へ進出しており、500年前にはすでに火星は居住可能となっていたというのだ。火星の表層はGoldsと呼ばれる支配階級により独裁制が敷かれており、Redsと呼ばれるDarrow達炭鉱夫は地上の発展した文明のことを知らぬまま奴隷労働に従事させられていた。反逆分子グループに助けられたDarrowは、社会の内部から体制を崩壊させるため、Goldの子弟達が進学するInstituteへと送り込まれる。

 

【感想】

GoodreadsとAudibleで高評価。さらに最近出た2巻がさらに高評価だったのでAudio版を聞いてみました。レッドは最下層の奴隷労働、ピンクは性奴隷、青は宇宙船の乗組員、グレーは傭兵、黄色は医療従事者などカースト制度のように社会が色で分けられているという世界観が面白かったです。民主制度は悪とされ、色による階級の差は何世代も固定され、人々の髪の色、眼の色さえも従属する色と同化されています。そしてこれらのlow-colorsと呼ばれる人たちの上にGoldと呼ばれる支配階級がいるのです。

 

ゴールドに生まれついた子供たちは特権意識のかたまりで、下層に対する思いやりや友達に対する共感、仲間意識が欠けた者も多いのですが、それでもDarrowの強さに惹かれフォロワーとなった者達の中に、Darrowの人間性に感化されたものが出てくるところが感動的でした。

 

1巻は☆4つ。なんだか青臭い表現が多くて読んでいて気恥ずかしかった部分がチラホラあったので。もうすでに2巻を聞き終えたのですが、2巻は文章もこなれてきて非常に面白いです。オーディオブック版の最初のほうは、アイリッシュ・アクセントが強くて聞き辛かったのですが、特権階級の学校に入るあたりで訛りが直ります。身分の低さをアクセントで表現する、というのも面白かったです。

 

Book review: Red Rising

 

Plot:

A 16-year-old Darrow is a miner on Mars. He engages in dangerous work to mine helium-3 from the planet’s core. Earth is dying, and his mission as a Mars pioneer is to collect enough helium-3 to make Mars’s atmosphere breathable. The pioneers are called “The Reds.”

 

They endure insufferable living conditions to save humankind; they are humanity’s last hope. Or so he believed until one day, his wife is brutally executed by Mars governor. Darrow discovers that what he had believed in his whole life was a lie. Humankind left the Earth 700 years ago, and Mars has been habitable for 500 years. Democracy is banned throughout the universe, and a class of people who call themselves “The Golds” have ruled Mars for generations. The Reds are forced into slavery not knowing that there is an advanced society on the surface of Mars.

 

With help from a dissident group, he disguises himself as a Gold, and infiltrates a prestigious command school as a deep cover agent. His mission is to take down the autocracy from the inside.

 

My thoughts:

Red Rising, the first installment in the Red Rising Trilogy, is Pierce Brown’s debut novel. This book is highly recommended on Goodreads and Audible. That was why I decided to try this fantasy novel.

 

I like the settings. The main characters are well developed. People are born into a certain color suggesting a caste system: Reds are miners, Yellows work in medical care, Pinks are sex slaves, Grays are mercenaries, and Golds are the ruling class. These social classes are fixed for generations, and people even change their eye color according to their classes. Low-level colors work for Golds. The society is corrupt, and people suffer from injustice inflicted by Golds.

 

Darrow is determined to get his revenge on Golds; however, as he infiltrates the command school as a mole, he comes to know Gold children. The majority of them are arrogant, but some are good at heart. Golds are trained to rule, and taught to trample on low-colors; but some of them can change if they are led by a decent person such as Darrow.

 

As I continued to read Darrow’s struggle to raise the school’s hierarchy, I gradually connected with him. The storyline is not perfect; there were several situations that I felt should be clarified, but the story was dynamic enough to make me keep reading.

 

I love Darrow’s coming-of-age story. This book is mix of a dystopian novel, Sci-Fi, and fantasy. I enjoyed every element of these genres. I’m currently reading the sequel to this book, and the writing gets better. This book is a good start to the trilogy. I really want to know how this grand epic story concludes next year.

 

レッド・ライジング―火星の簒奪者


Red Rising (The Red Rising Trilogy, Book 1)

YL: 8(概算)

語数:140,000語(概算)

【今日の一枚】

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フィッシャーマンズワーフ。

【オーディオブック】Theft of Swords: Riyria Revelations, #1

Theft of Swords: Riyria Revelations, Volume 1 (2009)

時間:22時間37分

発音:イギリス英語。

速度:130語/分前後。

評価:5 out of 5.

Screen Shot 2015-03-01 at 9.19.30 AM

 

【あらすじ】

メレンガー王国の都、メドフォード城下で恐れられる盗賊集団・リィリア。影のように捉えがたきロイスと剣の名手ハドリアンの二人を中心に、どんなものも盗み、不可能に近い脱出を果たしてきた。そんな彼らに突然、高額報酬の依頼が舞い込む。仕事は王宮の礼拝堂から一本の剣を盗みだすだけのはずだったが……!?(Amazonより)

 

 

【感想】

お気に入りのシリーズ。悪名高き2人組の盗賊、ロイスとヘイドリアンの冒険譚。お約束通りのストーリー展開ではあるんだけれども、そのお約束通りを楽しく読ませてくれた。バディもの大好き!

 

ナレーションはイギリス英語。明瞭な発音で聞き取りやすいのも好感度が高い。

 

作者によると、最初は小さく始め、徐々に大きな謎や陰謀が明らかになっていくという仕組みらしい。6作が2作ずつまとまった3冊組。王宮から剣を盗み出すという小さな案件から始まった2人の冒険が、やがて国と教会の対立、エルフの侵略などと絡んでどのように展開していくのか楽しみ。

 

王都の二人組 (盗賊ロイス&ハドリアン) というタイトルで邦訳が出ている。表紙のイラストを見るとラノベ的扱いか。洋書版の表紙は誰が買っても良い雰囲気だけど、日本版は書店で見たら絶対買わない類の本。オーディオブックで出会えて良かった!

 

 

Book Review: Theft of Swords (The Riyria Revelations #1-#2)

 

Plot:

An infamous skilled thief, Royce Melborn, and his partner in crime, Hadrian Blackwater, are known as Riyria in Kingdoms of Avryn. When they set out to steal a sword from Melengar castle, they are framed for killing the King.

 

This book is the first book in the Riyria Revelations series written by Michael J. Sullivan. This high fantasy novel is one of my favorites, but I almost gave up on this book at first; it starts really slow, and I had to wade through a Shakespearean-like quaint part before it really got started.

 

Royce and Hadrian are the antipodes: Royce is a reticent and agile guy who grew up on the streets. Hadrian is chatty, and proficient in ancient swordplay. They successfully stole countless valuables, but they are not evil. As I read, I came to like them very much; the way they conduct misdeeds is elegant, and they help people with their skills. I was fascinated by their illustrious adventures.

 

All in all, this book is a must read for people who enjoy high fantasy books.

 

The author said that he intended to start small and end big. This book starts with the conspiracy in a kingdom, but it unravels the mystery of political parties in Avryn, the world of elves, and gods along with the story of Riyria.

 

This book is the beginning of a grandiose story, and I can’t wait to know more about their world.

 

YL: 7.5

語数:200,000語(概算)

Theft of Swords (Riyria Revelations)

 


王都の二人組 (盗賊ロイス&ハドリアン)

 

【今日の一枚】

ワイオミングの景色

ワイオミングの景色。

【オーディオブック】Firefight( Reckoners, Book 2)

Firefight: Reckoners, Book 2

時間:11時間39分

発音:アメリカ英語。

速度:150-160語/分前後。

評価:3.5 out of 5.

Firefight

 

【あらすじ】

スティールハート駆逐後、レッコナー達はかつてのマンハッタンの跡地、Babylonに目を向ける。そこはリゲリアと呼ばれるハイ・エピックにより支配され、人々は惨めな生活を送っていた。

 

【感想】ネタバレあり

Reckonersシリーズ2作目。1作目、Steelheartの感想

 

1作目のSteelheartが良かっただけに、期待が大きすぎたのかも。作品の前半はとにかく戦闘シーンが多く、あまり物語が進まなかったのでもう諦めようかと思いました。

 

リゲリアを追いながらも、前回敵側のスパイであったことが判明したメーガンとコンタクトをとり続けるDavid。後半Firefightの謎が明かされるにつれ、徐々に面白くなってきました。エピックであるメーガンは、能力を使いつつも良心を保ちつつけることが出来るのか。

 

また、今回は”カラミティ”が実在するエピックであることが明らかになります。カラミティが何故エピック達を作ったのか、彼は何者かという謎が気になりました。これは次巻に持ち越しかな。

 

作品の前半を読んでいた時は、もう続きは読まない!と思ったものの後半で盛り返し、やはり続きが読みたくなりました。

 

YL:8 (概算)

語数:105,000語(概算)

 


Firefight: A Reckoners Novel

 

【今日の一枚】

Southern Gerenuk

Southern Gerenuk. ジェレヌク。首が長く、遠目に見ると地面から首が生えているようでした。

【映画】Into the Woods (2014) / イントゥ・ザ・ウッド

Into the Woods (2014)

主演:アナ・ケンドリック、メリル・ストリープ、クリス・パイン、エミリー・ブラント

評価:1 out of 10

 

【あらすじ】

「赤ずきん」「シンデレラ」「ラプンツェル」「ジャックと豆の木」といった世界的に有名なおとぎ話の主人公たちのその後を描く、ディズニー製作のミュージカル。ブロードウェイで上演され、トニー賞を受賞したミュージカルを基に、『シカゴ』『NINE』などのロブ・マーシャルが映画化。魔女をオスカー常連のメリル・ストリープが演じるほか、ジョニー・デップ、エミリー・ブラントらが出演。ハリウッドが誇る人気も実力も兼ね備えたスタッフやキャスト陣による作品に魅了される。

(シネマトゥデイより)

 

 

【感想】ネタバレありです。

2014年映画館49本目。ミュージカル映画でした。久々に全く良さが分からなかった映画。これはジョークというより、ふざけてるの・・・?と思うほど。

以下に気になった点を挙げてみます。

 

1. とにかくせわしなかった。

場面展開が早いというよりは、せわしない印象。そしてやたらとテンションが高い!赤ずきん、シンデレラ、ジャックと豆の木、ラプンツェルをまとめちゃったので、とにかくグイグイ進まないと!という製作陣の鼻息を感じるほど。せっかくお伽話の世界が実写化されたのだから、幻想的な雰囲気にひたらせてほしかった。

 

2. 真面目なのかふざけてるのか分からない。

クリス・パイン演じるシンデレラの王子様や、ジョニー・デップのオオカミなど、ジョークのつもりなのか大まじめにやったうえでスベってるのか分かりませんでした。この人達は”痛い人たち”として描かれているのか・・・。ジョニー・デップは、ローン・レンジャーといい、この映画でのオオカミ役といい、ディズニーに弱みを握られて次々と変な役で出演せざるを得ないんじゃないかとさえ疑ってしまいました。

 

クリス・パインはイケメンなのですが、ディズニープリンスなのにヒゲが濃い。ラプンツェルの王子と共に川辺で熱唱する場面は、カッコイイのか笑うべきところなのか迷いました。そしてディズニープリンスは浮気したらイカンと思います。”I was raised to be charming, not sincere.” には笑ってしまいましたけど。

 

メリル・ストリープの魔女役が上手だったこと、エミリー・ブラントが美しかったことがせめてもの救いです。所々に良いシーンはあったものの、全体として”なんだかなぁ”という印象を拭えない作品でした。2時間の上映中、「もう許して・・・」と何度思ったことか。。。英語の先生は絶賛していたので好みの問題かとは思いますが、私には悪趣味に思えました。IMDbの感想を見ても、高評価の中にもけっこう1/10の厳しい点数も混ざっているので、好みの分かれる映画なのかもしれません。

 

日本公開は2015年3月14日。

 

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