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スティーブさんとのディスカッション備忘録

前回LingQのスティーブさんとお話したのは2012年2月。早いもので、1年半近く経過していたのですね。

 

今回も、困ったときのスティーブさん頼み。アメリカに来て、これまで以上にスピーキング能力を伸ばしたいと考えていたので、何か良い案はないか尋ねてみました。私のスピーキングの目標はというと、多少の訛りはあってもいいけど、アメリカ人に口で負けないくらいガンガン話せるようになりたいのです。アメリカに来てすぐどうにかなるものではないとは分かってはいるものの、だいたいどれくらいの期間がかかるものなのか、語学の達人であるスティーブさんに是非お聞きしたかったのでした。

 

スティーブさんによると、今の段階からさらに1.5年〜2年くらいと。思ったより長かった。。。。。だけど、”それは無理!”と言われなかったのが救いです。頂いたアドバイスは、もう少し話す機会を増やすこと。間違いを恐れて硬くなると、ますます英語が出てこなくなるのでリラックスすること。無理やり暗記で覚えようとせず、たくさん読み、聞き、脳を慣れさせること。LingQでフレーズを保存して、使えるフレーズを増やすこと、だそうです。

 

英語圏にいるからといって、自然にスピーキング能力が爆発的に伸びるわけではないことを痛感しています。今ある語学力以上には話せないので、意識してインプットを増やさないと、いつまでも現状レベル+αのスピーキングのままなのです。

 

あともう一つ、スティーブさんから言われたことではないのですが、スティーブさんの話しぶりを聞いていて気づいたことが一つ。スティーブさんのように、声のトーンを明るくしようと思ったのでした。お悩み相談だったので自分の声が暗かったのもありますが、スティーブさんと比較すると印象が悪いような気がしました。声が明るいと、自信があって気さくな印象を受けたので、まずはそこから改善しようかと。

 

道のりは遠いが、達成不可能というわけではないと思うので、時々フィードバックを受けながら改善を重ねたいと思います。

 

<今日の一枚>

ハイキングの風景。

Mastering the American Accent

Mastering the American Accnet 終了!LingQのLeslie先生と週1回、8ヶ月間レッスンを続けました。本について紹介した記事はコチラ

 

先生について発音レッスンを受けたことで感じた利点は、

・自分では気付かない微妙な発音の違いを指摘してもらえた

・上手く言えない単語を先生に何回も繰り返し発音してもらったり、ゆーっくり発音してもらったりすることで、納得いくまで分からない音を聞くことが出来た

・テキスト以外にドラマのセリフなど持ち込み素材を使って発音チェックしてもらった

 

ことです。母音、子音、リンキング、イントネーション、ストレスなど、8ヶ月で一通り全部おさらいすることが出来ました。一つ一つの母音を丁寧に発音しようとするとリンキングが疎かになり、スムーズさに欠けたりとなかなか一筋縄ではいかなかったものの、始めた頃と比べると一つ一つの音の精度が上がったのではないかと思います。

 

Leslie先生はアメリカで理系の大学院を卒業され、会社で採用人事を担当されていたこともあったとのことで、CVやインタビューの内容についての相談にも乗って頂き大変ありがたかったです。発音レッスンはこれで一区切りですが、後はドラマなどカジュアルな素材を使ってのシャドーイングは続けたいと思います。

 

 

ポルトガルにて。地面の模様は波を表しているらしい。

いまさらですが、How are you?

ちょっと前に、Twitterで”How are you? は死語、ネイティブは誰もhow are you なんて言わない” 、というのが出回っていたので、オンライン英会話の先生2人に聞いてみました。

 

先生は2人ともアメリカ人女性で年齢はちょっと高め。もちろんHow are you ? って言うわよ!とのこと。オンライン英会話の挨拶も毎回、Hello! How are you? で始まりますしね。How are you ? は死語、の元になったブログを見てみると、日本在住の外国人講師たちによる座談会でした。そちらでは、たとえビジネスシーンであっても、”How are you?” とは言わないと。”Hey” や、”What’s up? ” を使うと言っていました。ただし、私が質問したアメリカ人女性2人はそれには反対。30過ぎた大人がビジネスの場でいきなり”ヘイ!”なんて言ってはいけないとのことでした。確かに、実際に初対面のアメリカ人と話をする時も、”How are you?” や、”Nice to meet you.”と言われました。アメリカのドラマでは、若い人同士の挨拶は、”Hey” や、”What’s up?” ”How’s it going?” と言うことが多いと思いますが、自分が使うならば、親しい同年代の人同士に限ったほうがよいと感じています。

ただ、日本人は、”How are you?” と聞くと、ほとんどの場合”I’m fine, thank you. And you?” と答えるそうですが、この”and you?” は奇妙に聞こえるということでした。”I’m fine, thank you. How are you?” とちゃんと聞き返すのが感じがよいようです。Yahoo Answers に、What is the best response to “how are you”? という質問がありました。いろいろとバリエーションがあるようですが、ネガティブな返答をしない、というのがお約束のようです。

 

後もう一つ聞いてみたかったのが、”How do you do?”。 中学校の教科書では、初対面の人には”How do you do?” と挨拶するよう習ったと思うのですが、私は実際には”How do you do?” というやり取りを聞いたことがありません。アメリカ人チューターに聞いてみると、アメリカでは”How do you do?” とは言わない、とのことでした。1人のアメリカ人は、とってもエライ人にたいしては”How do you do?” と言ってもいいかもね、とのことでしたが。普通は”Nice to meet you.” 程度で良いようです。

 

言葉は誰に習うか、どの地域で話されているか等によって色々なバリエーションがあるので、私が聞いた先生たちも、”絶対に正しい”といえるわけではないと思いますが、外国語としての英語を話す時、多少古くさくても、礼儀正しく安全な言葉遣いを心がけたいと思いました。たぶん私の年齢で、初対面の人に”ツァップ?” と言ったら、イタイ人と思われることでしょう…。

 

<今日の一枚>

地元の海で一昨年撮ったダイビング写真。こんなに魚がたくさんいると、自分は侵入者だという気分になって怖かった!

TTBOOKへのメール

  お気に入りのインターネットラジオ番組 “To The Best of Our Knowledge”、通称TTBOOKにメールを出してみました。ウィスコンシン公共ラジオの番組で、本の著者を招いてインタビューを行う番組です。週2回配信で、毎回テーマにそって3−4人の著者がインタビューされています。面白そうな本を選ぶ際の参考になるし、本を読まなくても、作者が本のエッセンスを語ってくれるので、色々な分野の面白い話が聞けます。ここのインタビュアーで、ジム・フレミングさんという方がいらっしゃるのですが、とっても素敵なのです。声もいいし、話し方もよい。難しい問題を嫌味なく聞き出す様子も好き。英語学習友にも勧めたいのですが、スクリプトがなかったのがネックでした。

 

 ところが番組HPを見てみると、いつの間にやらスクリプトが。全エピソードではないのですが、スクリプトがあれるものだけでも、MP3とともにLingQに取り込めば、お気に入りエピソード集を作ることが出来そうです。公共ラジオだし、他の人とシェア出来るかもしれないと思い、コピーライトの文章を探してみたのですが、どこにも書かれていない。勝手にシェアするわけにもいかないので、番組あてにメールを書いて、LingQにスクリプトとMP3を貼り付けて友達とシェアしたい旨を伝えました。番組へのちょっとした感想と、いつもとっても楽しみにしているということも。誰あてにすればよいかわからなかったので、とりあえず番組エディターさんへ出してみました。断られたり、無視されたりしたら嫌だなー、とは思ったものの、とりあえず訊ねるだけなら害はないかと。

 

 そうしたらなんと、数日後、大好きなジム・フレミングさんからお返事が来ました!結局、LingQで他人とシェアすることは出来ないとのことだったのですが、番組を楽しんでくれていて嬉しい、とメッセージがありました。うわーーーん、大感動!大好き、楽しみにしている、というメッセージが伝わったことがうれしい。今の時代、インターネットでなんでも無料で聞けることを当たり前と思ってしまいがちなのですが、素晴らしい番組を提供してくれていることに感謝の気持ちを述べる機会を持てて良かったです。

 

 I sent an email to a radio program called “To The Best of Our Knowledge”, an internet radio program produced by Wisconsin Public Radio, to see if it was OK to share their scripts on LingQ. I happened to find this program when I was searching for a podcast for my English study in 2008, and I became a huge fan of this program. In this program, the host invites several book authors to discuss their books. It helped me a lot to find good books to read, and their intellectual conversations inspired me to learn about various topics related to the books. Besides, I love the interviewer’s voice, the way he talks, and how he asks difficult questions without offending the author.

 

 I recommended this program to my fellow English learners before, but the contents seemed difficult for ESL students to understand without transcripts. Then, I realized that some of the new episodes have transcripts on the website. I thought it would be helpful to other people if we could share their transcripts and MP3 recordings on LingQ. As I couldn’t find a copyright statement on the website, I decided to ask for permission by email. I was hesitant to send an email for fear of being ignored or rejected, but even if the reply would be disappointing, I could still use the downloaded materials without violating copyright infringement if I used them for personal use only. I wrote about how I came to know their program, how much I appreciated it, and how helpful it was not only for my English study but also for my life along with the permission request. I didn’t know who to send my email to, so I addressed the email to the editor of the program.

 

 Several days later, I received a reply from the program. To my astonishment, it was from Mr. Jim Fleming, the host of the program whom I admire so much! Although, I couldn’t get permission to use the transcripts and MP3s on LingQ, the email made my day. He wrote that they are glad to know that I am listening to their program and enjoying it so much. I am soooo excited that he wrote me back, and felt extremely happy that I had a good opportunity to tell them about my appreciation of the program.

文頭のBut

Starting Sentences with Conjunctions

 

 English teachers used to teach us that we should never start sentences with “And” or “But”. I kept the rule in my mind, and avoided starting sentences with conjunctions no matter what. However, I’m not sure if this rule still applies these days as I sometimes read sentences with “And” or “But” at the beginning. 

 

 For example, I often see sentences starting with conjunctions on personal blogs. It is OK because these blogs are mostly personal, and an informal style suits them. What is more, I often see “But” at the beginning of the sentences in The Economist articles. I thought the British were strict on grammatical rules. I tentatively used “But” at the beginning of a sentence in my LingQ submission today, but the teacher didn’t correct me. At that time, “but” seemed a better choice than “however”. Is it OK to use conjunctions at the beginning of sentences in informal situations?

 

 文頭のButについて。文章の最初に、and や but などの接続詞は使ってはいけないと習ったので、長いことどんな状況でもButを文頭に用いないように気を使ってきました。ですが実際ネイティブが書いた文章では結構文頭のButを見かけます。ブログや小説など、話し言葉がそのまま文章になったようなinformalな状況では文頭のButも大丈夫なんだと思いますが、意外なことにThe Economist で文頭のButを時々見かけるんですよね〜。イギリス人は文法にうるさいのかと思っていました。ただし、学術的な論文では文頭のButはみかけませんし、Andが文の最初にくる例はブログやカジュアルな文章でもあまりみかけません。文頭にButを使っていいかどうかの判断についてずっと気になっていたので、カナダ人の先生とアメリカ人の先生に聞いてみました。

 

 お二人とも、昔のように絶対に使ってはいけないというような厳しさはなくなってきていると思う、と仰っていました。ブログ、小説、email, エディトリアルはOKだけど、カバーレターや、テストの英作文、学術的な文章には使わないほうがよいだろうとのこと。”絶対にダメ”とルールにこだわって、クリエイティビティを損なわないように、とアドバイスをいただきました。文頭のButは、使い過ぎると幼稚な文章になってしまいますが、前の文章との違いを強く出したい時などは使ってもいいのではないかと感じました。

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