7月の読書まとめ

7月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1903ページ
ナイス数:0ナイス

 

 読んだ本とオーディオブックあわせて6冊。聞くほうが圧倒的にラクなので、オーディオブック優位なんだけど、新しい表現を覚えるには本で読んだほうが定着しやすい。8月は読むほうを増やしたい。

 

Dearly Devoted Dexter (Vintage Crime/Black Lizard)Dearly Devoted Dexter (Vintage Crime/Black Lizard)
Dexterシリーズ2巻目。今回は、ドークスが軍隊時代にエルサルバドルで関わったミッションにまつわる話。ドラマシーズン2とはストーリーが異なるが、Dexterとドークスの敵対関係が軸となる部分は同じ。ドラマとオリジナル、別物として両方楽しめるのが良い。
読了日:07月29日 著者:Jeff Lindsay

 

 


Darkly Dreaming Dexter (Vintage Crime/Black Lizard)Darkly Dreaming Dexter (Vintage Crime/Black Lizard)
Showtimeのドラマ、Dexterの原作。昼間のDexterはマイアミ警察の鑑識課で働く、Blood Spatterアナリスト。夜は自らが他の殺人者達を”処刑”する連続殺人犯、という設定。Dexterは極めてAnti social な連続殺人犯でありながら、好きにならずにはいられない魅力がある。  ドラマは基本的には原作を踏襲した作りになっているが、ドラマのほうがプロットが複雑で面白かった。オーディオブックは作者による朗読。プロの朗読家なみに上手だった。
読了日:07月24日 著者:Jeff Lindsay

 

 


Most Talkative: Stories from the Front Lines of Pop CultureMost Talkative: Stories from the Front Lines of Pop Culture
小さい頃からテレビドラマが大好きで、テレビに関わるキャリアを突き進んだ結果、”Real Housewives” という、アメリカで大人気のリアリティショーのプロデューサーになった、アンディ・コーエンの自伝。底なしに明るいゲイの筆者の青春時代が面白おかしく語られている。外交的で全く物怖じせず、自分の好きなこと、やりたいことをグイグイ進めていく姿勢を見習いたいと思った。オーディオブックは作者による朗読。とにかくおしゃべりで、筆者の性格が良く出た話し方だと思った。自分と全く違うバックグラウンドを持った人の話なので、何を聞いても珍しく、楽しむことが出来た。
読了日:07月20日 著者:Andy Cohen

 

 


The Mythology of Supernatural: The Signs and Symbols Behind the Popular TV ShowThe Mythology of Supernatural: The Signs and Symbols Behind the Popular TV Show
ドラマ”スーパーナチュラル”にまつわる神話。ドラマに出てくるEpisodeは聖書に基づくものが多いため、この本を読んで、背景知識を得ることで、ドラマをより楽しむことが出来そう。キリスト教信者の方なら常識として知っている聖書のエピソードを知ることが出来たのもよかった。
読了日:07月15日 著者:Nathan Robert Brown

 

 


Drop Dead Healthy: One Man's Humble Quest for Bodily PerfectionDrop Dead Healthy: One Man’s Humble Quest for Bodily Perfection
旅先で肺炎にかかり入院をした反省から、”世界で一番健康な人間になる!”ことを目標として、ありとあらゆる健康法を試したお話。この本の良い所は、巷のトンデモ健康法に惑わされず、1つの健康法にたいして、賛成/反対両方の立場の論文を読んだうえで客観的に判断していること。  始める前は、スタンディングオベーションで立つのも嫌な程の運動嫌いであった作者なのだが、2年間の健康プロジェクトが終わる頃には、トレッドミルをしながら原稿を書き、トライアスロンに挑戦する程の健康オタクに変身。自分にも出来るかも・・と前向きな気持ちにさせてくれる1冊。オーディオブックバージョンは、作者本人による朗読。ソフトな語り口がいい感じだった。
読了日:07月11日 著者:A. J. Jacobs

 

 


Finding Freedom: The Untold Story of Joshua Glover, Runaway SlaveFinding Freedom: The Untold Story of Joshua Glover, Runaway Slave
1852年、ミズーリ州の主のもとから逃げ出した黒人奴隷ジョシュア・グラバーの物語。1850年台アメリカから逃亡したジョシュアが1880年台のカナダで81年の生涯を終えるまでを、当時の新聞、日記、買い物の帳簿などを元にまとめたもの。

 彼がカナダに逃げるまで、多くの白人たちが関わり、手助けをした。当時、逃亡奴隷に手を貸す行為は犯罪であり、逮捕、投獄され、奴隷の持ち主から法外な法外な賠償金を要求されることもあった。ハックルベリー・フィンの物語で、ハックが逃亡奴隷の手助けをすることに良心の呵責を感じるシーンがあったのだが、人道的な事をしているのにどうしてそんなに悩むのだろう、と思ったことがあった。この本でジョシュア・グラバーと奴隷制度廃止活動家たちの苦境を知り、ハックとジムの旅がただの冒険ではなく、命を賭けた逃亡劇だったということがわかった。
読了日:07月04日 著者:Ruby West Jackson,Walter T. McDonald

2012年7月の読書メーターまとめ詳細
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7月の読書まとめ への1件のコメント

  1. ピンバック: 多読パンダ

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