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サイエンスフィクションのアーカイブ

【オーディオブック】The Hitchhiker’s Guide to the Galaxy

The Hitchhiker’s Guide to the Galaxy

時間:5時間51分

発音:イギリス英語。スティーブン・フライ朗読。

速度:140-160語/分前後。

評価:5 out of 5

Screen Shot 2015-02-15 at 6.00.33 PM

 

【あらすじ】
銀河バイパス建設のため、ある日突然地球が取り壊されてしまう。15年間秘密裏に地球で活動していた宇宙人の友人、フォード・プリフェクトに助けられたイギリス人、アーサー・デントは、彼とともに銀河系ヒッチハイクの旅に出る。
 
 

【感想】
バカバカしくて面白かった!銀河系ヒッチハイクのお供は”The Hitchhiker’s Guide to the Galaxy”という電子本とタオル。銀河系ガイドブックの表紙には、”Don’t Panic”と書いてある。何が起こるか分からない宇宙でのヒッチハイクに出かける者にとって、”パニクるな”というのは尤も至極な助言だろう。
 
 

タオルの独創的な使い方にも感心した。暖を取る、体を清潔にする、という以外にも濡らして戦いに挑むという使い方があったとは。本当に宇宙では何が起こるか分からない。
 
 

留まるところを知らない奇想天外な発想に辟易して途中で本を置いてしまう人もいるようだが、この本は各方面に多大な影響を与えているらしい。例えば作中に出てくるBabel Fishという魚。耳にこの黄色い魚を挿せばたちどころに他言語を翻訳してくれるという生き物なのだが、Babel Fishという機械翻訳ソフトがあるらしい。他にも、Pan-Galactic Gargle Blastersという名の飲み物も各種レシピがあるし、Deep Thoughtという人間とチェスの対戦をするコンピューターもあった。さらにはGoogle計算機に”The Answer to the Ultimate Question of Life, The Universe, and Everything”というこの作品のテーマである究極の質問をすると答えが導き出される。Geekたちの想像力を大いに刺激する1冊だったのではないだろうか。
 
 

私はStephen Fry朗読のオーディオブック版を聞いた。淡々としたナレーションの中に何かが起こりそうな雰囲気を忍ばせているところが良い。シニカルなイギリス風ユーモアが各所に散りばめられているところ、そしてそのユーモアが相方の宇宙人には全く通じていない所も微笑ましい。
 
 

次々と起こるトンデモナイ出来事に振り回されつつも、Stephen Fryの飄々としたナレーションで読み上げられるユーモアに笑いっぱなしだった。
 

 

Book Review:  The Hitchhiker’s Guide to the Galaxy

 

On the day of the demolition of the Earth, Arthur Dent was picked up from the planet by his friend, Ford Prefect, an alien researcher working incognito on the revised version of “The Hitchhiker’s Guide to the Galaxy”.

 

The author of this highly acclaimed book put the words, “Don’t Panic” on the cover, which must be an important piece of advice for those who are brave enough to try hitchhiking in the universe. This guidebook also explains, “A towel is about the most massively useful thing an interstellar hitchhiker can have. You can wrap it around you for warmth or wet it for use in hand-to-hand combat.” Now I understand the reason why “Don’t Panic” should be on the cover; anything can happen in the galaxy.

 

Arthur Dent and Ford Prefect, a peculiar pair, escaped the earth, were thrown out of a spaceship, and were picked up by another spaceship against astronomical odds. They then stumbled upon the answer to Life, the Universe and Everything. The plot is rather simple, but I like the way the author, Douglas Adams, put the words together; they are sarcastic and funny. His writing style, along with complete nonsense, set the tone of the story, and somehow made sense. I was awestruck by the answer to the ultimate question, and I found it profound beyond human wisdom.

 

Some readers might feel this story is pure hokum and put the book down, but this book exerted a tremendous impact not only on writers, but also on geeks. “Babel fish” that translates foreign languages became real software, Babel Fish. Pan-Galactic Gargle Blasters is a popular cocktail menu item, and the name Deep Thought, a computer programmed to calculate the answer to the ultimate question, was adopted as a chess computer. Also, when we put the ultimate question to Google Calc, it taps out the answer written in this book.

 

I really love this book, and definitely recommend it to anyone who enjoys Sci-Fi and humor. This is a rare chance to experience hitchhiking in the galaxy, and I wouldn’t miss it for anything.

 

YL: 7 (概算)

語数:55000語(概算)

 


The Hitchhiker’s Guide to the Galaxy

銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)

【今日の一枚】

Starfish

Starfish。

【オーディオブック】The Martian

The Martian   Written by: Andy Weir, Narrated by: R. C. Bray

時間:10時間53分

発音:アメリカ英語。

速度:160-170語/分前後。

オススメ度:4.5 out of 5

 

【あらすじ】火星探索隊6人のうち一番下っ端だったマークは、ミッション中に砂嵐に遭遇し、折れた器具が胸元に突き刺さった状態で消息が途絶えたため、仲間からは死亡したと見なされてしまう。残る5人は火星を脱出したのだが、マークは生きており、火星にただ一人取り残されてしまう。砂嵐でアンテナも壊れてしまい、地球との連絡手段もないため、彼が生きている事は誰も知らないという絶望的な状態で、4年後に次の火星探索隊が到着するまで、およそ1年分の食料と生命維持装置で生き残らればならない。しかも次の探索隊が着地する基地は3200km先。果たしてマークは一人で生き残り、無事に基地に辿りつくことが出来るのか!?

 

【感想】
まさに、”Yeah, Science!”ですよ!1年分の食料で4年間火星で生き残るにはどうすればよいか。主人公のマークは、植物学とエンジニアリングの専門家なので、壊れた機械は自分で直すことが出来るし、感謝祭用にと持ってきたじゃがいもを栽培することも出来ます。ただ、火星には土壌菌もいないし、水も手に入らないので、土作りから自分でしないといけません。そして、酸素と水素ガスから水を作ったり、窒素を分離したり・・・。科学ってこんなふうに役に立つんだ!と、非常に感心しました。

 

仲間に見放されて、ひとり火星に取り残されたら、恨みつらみで過ごしてしまいそうなのに、マークには一切後ろ向きな考えがありません。彼が書いている日記も、とても軽く、科学者の記録というより若者のブログといった感じでジョークもいい感じ。

 

 次から次へと襲いかかってくる困難に、頭と気力を使って立ち向かっていく姿が良かったです。作中に出てくる科学的な記述がどれほど正しいのかは分かりませんが、かなり細かいところまで計算されているところがリアルでした。いくらフィクションとはいえ、こんな過酷な状況では生き残れないでしょう!?と、ドキドキしっぱなしでした。
 火星に一人取り残される!という絶望的な状況にもかかわらず、軽く楽しめた1冊でした。10時間53分を一気聞き!
YL:8(適当)
語数:100,000語(概算)


The Martian: A Novel

 

邦訳は火星の人 (ハヤカワ文庫SF)

 

 

【今日の一枚】

ボストンの路地裏

【オーディオブック】The Android’s Dream

The Android’s Dream Written by: John Scalzi Narrated by: Wil Wheaton

時間:10時間34分

発音:アメリカ英語。

速度:190語/分前後。けっこうな早口。

オススメ度:3.5 out of 5

 

【あらすじ】

地球は宇宙に進出し、様々なエイリアン国家からなる銀河連邦の一員となる。地球とニドゥ族の貿易交渉の場で殺人事件が起こり、放屁でエイリアンを殺害したことで、外交問題に発展してしまう。代償としてニドゥ族が地球に要求したのは、即位の儀式で用いる特別な「羊」だった。

【感想】

放屁でエイリアンを殺すとか…。SFなので発想は自由なんだけど、この殺人おなら兵器には驚いた。生物学的に違う種族なので、何がリーサルウェポンになってもおかしくはないのだけど…。オーディオブックで聞いたのだが、緊張高まる暗殺場面での放屁演技には脱力してしまった。

死んだ親友を元に作られたAI、詐欺から生まれた宗教団体、トカゲのようなニドゥ族の生態、そして「羊」の正体など、1つでも十分奇妙なプロットなのに、奇想天外な発想がいくつも組み合わさり、予想もつかない展開だった。フィクションとはいえ、本当にここまで常識離れしていいのか!?と微妙な感想を持った作品。

邦訳は、「アンドロイドの夢の羊」

 

YL:7.5 (概算)

語数:100,000語(概算)


The Android’s Dream


アンドロイドの夢の羊 (ハヤカワ文庫SF)

 

【今日の一枚】落書き

【オーディオブック】Old Man’s War

Old Man’s War by John Scalzi

時間:9時間58分

発音:アメリカ英語。

速度:140-160語/分前後。初心者には聞き取りにくいかも。

オススメ度:★★★★☆

 

【あらすじ】

ジョン・ペリーは75歳の誕生日にいまは亡き妻の墓参りをしてから軍隊に入った。しかも、地球には二度と戻れないという条件で、75歳以上の男女の入隊しか認めないコロニー防衛軍に。銀河の各惑星に植民をはじめた人類を守るためにコロニー防衛軍は、姿形も考え方も全く異質なエイリアンたちと熾烈な戦争を続けている。老人ばかりを入隊させる防衛軍でのジョンの波瀾万丈の冒険を描いた『宇宙の戦士』の21世紀版登場!2006年ジョン・W・キャンベル賞受賞作。(Amazonより)

 

【感想】

Old Man’s Warシリーズ1冊め、邦題は「老人と宇宙(そら)」。75歳以上の老人で構成される地球防衛軍、と聞いて思い浮かんだのは、湿布の匂い。食事も誤嚥防止のため、きざみ&とろみ食で、膝が痛くて走れない人多数なのでは…と設定を読んで想像してしまったのだが、実際は遺伝子改変により75歳の知恵と20歳の身体を手に入れた超人部隊。地球から他の惑星に移り住んだ人々をエイリアンから守る任務につく。軍隊に志願出来るのは75歳の時のみ。どうやって若返るのか、どんな戦いが待ち受けているのかは事前に知ることは出来ない。一度老人部隊に志願して地球を出てしまうと、10年の兵役を終えたあとも二度と地球には戻れないのだ。

20歳の身体に75歳の知恵と経験、という設定が面白かった。作家や議員、幼稚園の先生など、人生経験豊富な老人ばかり。若返った後の行動も、これまでの経験に基いているのが興味深い。人間の身体を都合のいいように変えてしまっていいのかという倫理的な問題や、コロニーの住人を守るためとはいえ、知的生命体であるエイリアンを殺すことの是非など、主人公が抱えるジレンマを感じられるのが良かった。

 

I once read “Ender’s Game”, and found the idea of an army that consists of 6-year-old elite cadets quite intriguing. The Old Man’s War, however, recruits 75-year-olds for the Colonial Defense Force (CDF). Sometime in the future, the human race emigrates to the other planets, and the colonists have to defend their new lands against aliens.

 

The enrollment is one time only, and to satisfy the criteria, they must be a resident of the earth and 75 years old. Why do people sign up for the army at the age of 75? Because CDF offers them a chance to be young again in exchange for two years of military service that can be extended to ten. The decision is theirs—to die old, probably within 10 years, or to take whatever chances of surviving and live a new life again. Once they enrol, they can never return to the earth, and they will be assigned to one of the colonies to settle in after the military service. Little is known by the general public as to how the CDF rejuvenates old people, and what their chances are of winning against aliens. Since no veterans return to the earth, there is no information about the “new life”.

 

Many 75-year-olds decide to go for it every year, and John Perry is one of them. He lost his wife several years back, and his only son seems to live his life fully with his own family. On his 75th birthday, he visited his wife’s grave, and went to the recruiting office. There is nothing left for him in this life, and that seems to explain the concept of a 75-year-olds’ army.

 

What makes this book interesting is that each of the new recruits has their whole life experience in their 20-year-old body. They had their lives as a writer, senator, philosophy professor, and kindergarten teacher, and their experiences affect how they behave as young people. The typical 20-year-old soldier might be reckless due to inexperience, but a CDF soldier with his/her young genetically-modified body and old mind is invincible.

 

I won’t spoil the storyline after this, but I would like to pick up one episode in particular—the fact that one of the alien species loves to make soup stock with a human’s cervical bones creeps me out. I would think twice before I would jump into the wonderful opportunity to become young again. Is it a risk worth taking? I will not know for sure until I experience what it is like to be 75 years old.


Old Man’s War

語数:80,000語(概算)

YL 7 (概算)


老人と宇宙(そら) (ハヤカワ文庫SF)

 

【今日の一枚】

Nashvilleにて。

【オーディオブック】14

14

 

時間:12時間38分

発音:アメリカ英語。

速度:180語-200語/分前後。

オススメ度:★★★☆☆ B級映画っぽい。

 

【あらすじ】主人公ネイトがロス市街地にある、相場よりかなり安いアパートに引っ越してきたところから物語が始まる。ちゃんとした建物なのに相場より安い・・ということはワケあり物件なわけで、開かずの間があったり、蛍光緑色のゴキブリが出たり、自殺者が多数出ていたり…と建物自体に数々の謎があることが分かってくる。ネイトは住人達を巻き込んで、謎解きを始めるわけだが・・・。

【感想】Audibleオススメ、ドラマLOSTのような本と紹介されていたので、期待して聞き始めたのですが、なんだか微妙な本でした。前半半分は普通の感じのミステリー。後半は奇想天外というかなんというか、トンデモ科学本をくっつけたような不思議な仕上がり。それでも建物の秘密を知りたくて最後まで聞いてしまったけど、その不思議さ加減を楽しめる人と、受け入れられない人と評価は分かれるのではないでしょうか。B級映画だったらあまり違和感なかったのかもしれないけど、小説としては”奇妙”な感じ。住人が謎解きをする部分はLOSTと言えなくもないけど、作品としての出来はLOSTには遠く及ばずでした。

 

朗読は非常に良かったです。男性のナレーターでアメリカ英語。インド系女性役のナレーションなど、男性なのに声質までインド系女性!!と分かるほどの声音が変わり、プロのナレーターの素晴らしさを堪能できました。若い住人同士の会話が多いので、オーディオブックにしてはカジュアルで早めの英語でした。

 

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