京都旅行

なおこさんが期間限定で京都にいるうちに行かねばならぬと一念発起し、えみこさんと共に京都に行ってきました。お二人は英語学習を通じてネットで知り合い、今では日々のいろいろをゆるく共有する大事な友人です。

 

八坂神社ー円山公園ー長楽寺を回って長楽館でアフタヌーンティー、その後ライトアップされた知恩院を回りました。翌日定期観光バスで金閣寺と銀閣寺へ。今年は紅葉が遅れていたせいで、11月下旬の今が見頃でした。正直なところ、そこまで紅葉を見たかったわけではなかったのですが、日頃室内でばかり過ごしているせいか、自然の彩りを目にし、季節の移り変わりを体感することができてリフレッシュできました。

 

なおこさんは1年ほどの期間限定で京都にいるとはいえ、活動ぶりが凄いんですよ。あちこち出かけてはスケッチし、ブログに記録を残していらっしゃるので、その活動量に圧倒されます。今回実際に会ってこちらまでエネルギーがチャージされました。

 

現在「死ぬまでに観たい映画1001作品」チャレンジをしていますが、元気なうちに行くべき景勝地や体感しておくべきものも結構あると思うんですよね。銀閣寺は銀のピカピカした建物だと勘違いしていましたので、死ぬまでに気付けて良かったです。行っておきたい場所もリストアップしてみようかな。

 

 

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ブックサンタ2024

ブックサンタ2024に参加しました。

ブックサンタとは、

本来、クリスマスや誕生日は子ども達が胸を弾ませ、ワクワクする一大イベントのはずです。
でも実は、そのお祝いをすることが難しかったり、お祝いにしんどさを抱える家庭の子ども達がいます。その数、日本国内に推計約200万人。
ブックサンタは、こうした子どもたちに本を届けることを目的として2017年から活動を始めました。2024年9月時点で、参加書店は1,868店舗。これまで269,333冊の本が寄付されています。しかし、現実は、まだまだ行き渡っていません。
ぜひ、あなたの力をお貸しいただけたら、うれしいです。

というイベントです。全国の参加書店で本を選び、レジで精算の際に「ブックサンタお願いします」と言えば買った本が寄付されます。

 

今年は三省堂本店でYAフェアをやっていたので、そこから選びました。

無人島、研究と冒険、半分半分 という本で、鳥類学者さんが南硫黄島で行った調査と研究を紹介した本です。ヤングアダルトコーナーにあったので、中高生が安心して読める内容の本かなと。

見知らぬ誰かがワクワクしてくれると良いな。

 

ステッカーが貰えます。

 

 

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iPhone13 Pro Maxバッテリー交換

3年前に購入したiPhone13 Pro Maxのバッテリーが80%になったので、アップルストア新宿でバッテリー交換してきました。

 

ちょうどiPhone16 が出た時期ですが、iphone16 Pro Maxは189800円。洗濯機や冷蔵庫より高いなんて・・・。バッテリー交換前に「買い換えませんか?」と声がかかるのですが、iPhone13 Pro Max 256Gの下取り価格が6万6000円と聞いて心が揺らいでしまいました。でも洗濯機2−3年ごとに買い換えないしな、と踏み止まりました。

 

受け付けてから引き渡しまで3時間半。めちゃくちゃ混んでました。郵送すると1週間ほどかかる上、データが消されるらしいので、待ち時間は長くても持ち込みの方が良いかな。

 

次回新作は円高で安くなっていますように!

 

 

 

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【オーディオブック】The Butchering Art (2017)

The Butchering Art

評価:4/5

 

外科手術時の消毒法を開発したジョセフ・リスター医師の伝記です。

 

1846年にエーテル麻酔が発明される前、無麻酔での手術は困難を極めたそうです。患者の痛みを最小限にするため、手術は早ければ早いほど良く、30秒で脚を切断できる外科医がいたそうです。ただし、あまりの早技で脚だけでなく患者の睾丸と助手の指3本も切り落とされたこともあったとか。残念ながら、その患者と助手は創傷感染がもとで亡くなってしまったようです。

 

麻酔が発明されたことで手術件数は増えたのですが、まだ消毒の概念が無かったため、術後に感染症で亡くなる人の数も劇的に増えました。外科医が前日に2人手術し翌朝回診すると2人とも亡くなっていたこともあったそうです。今なら大問題ですよね。

 

当時は感染症は空気感染すると信じられていたので、外科医は手も洗わず、手術器具もボロ布で拭う程度でした。病死した人を解剖したその手でお産を扱うので、産褥熱で亡くなる女性が後をたちませんでした。リスター医師は、下水処理に用いられていたCarbolic Acid(フェノール)が周術期の感染予防に役立つのではないかと考え、自分の患者に実践し始めます。ただ、フェノール自体に腐食作用があり、創傷部位の組織を傷めてしまうため、オイルで適切な濃度にまで薄めるなどの試行錯誤が必要でした。

 

リスター医師がフェノールを使い始める前の1866年は手術35件のうち死亡16件、フェノール消毒導入後は手術40件のうち死亡6件と、死亡率はかなり減少しました。しかし、当時は感染の原因は細菌であり、外科医を通して患者から次の患者に拡まっているという概念自体が無かったため、死亡率が減り始めてからも消毒法に対する批判が多く、消毒はなかなか広まらなかったようです。

 

アメリカではリスター医師の消毒法を禁止する病院さえありました。リスター医師がフィラデルフィアで講演を行い、感銘を受けた一部の人々が消毒法を実践し効果をあげたことでアメリカでも手術時の消毒が行われるようになりました。

 

マウスウォッシュ製品として有名なリステリンは、アメリカでの講演を聞いた医師が考案したものだそうです。リスター→リステリンが由来だったことを初めて知りました。他にもジョンソン&ジョンソン兄弟もリスター医師の講演を聞き、消毒済の創傷被覆剤と縫合器具を売り出したのが会社の始まりだったようです。

 

外科手術での消毒法が考案されるのが遅ければ、外科医の存在自体危うかったかもしれません。開放骨折で手術すると高確率で死亡し、傷口のない単純骨折は予後が良いことは当時知られていたようですので、大変な思いをして手術しても死ぬならば、何もしないで死んだ方が良いという風潮になっていたかもしれません。

 

YL:7.5くらい

語数:76000語

 

 

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死ぬまでに観るべき映画1001本ー501本め通過

2021年1月に開始した、死ぬまでに観るべき映画1001作品ですが、2024年6月23日にキートンの探偵学入門で501本めでした。3年5ヶ月あっという間に折り返しです!

 

たしか始める前にTwitterで1001作品について呟いたところ、映画好きな方が「リストをチェックしたら340本ほど見ていた」と教えてくださいました。この方、“常に映画を見ていて作品に関する知識が凄い!」と尊敬している方です。1001作品を特に意識せず映画を見まくっての340本と、1001作品を中心に見て501本では映画の基礎体力がだいぶ違うとは思うのですが、あまりにも何も知らなさすぎるので名作を中心に見て少しでも作品を深く味わえるようになりたい!

 

なにしろ、1001作品を鑑賞し始める前は、バスター・キートンもマルクス兄弟も聞いたことさえありませんでした。チャップリンは名前だけは聞いたことがあったものの、作品は1本も見たことがなかった状態でした。白黒のサイレント映画なんてつまらないに違いない、という印象を持っていたのですが、この頃の作品は創意工夫が凄いのです。

 

マルクス兄弟の音楽演奏や、バスター・キートンのアクションスタントは、息を呑む素晴らしさでした。今のように娯楽もなく、SNSに時間や意識を取られることもなく、芸に打ち込むと恐ろしいほどの技術を習得できるのだな、と感動しました。

 

昔の映画を見始めてから、近代の作品への影響を感じることができて面白いです。1001本見終える頃にはどんな変化が待ち受けているのか、今から楽しみです。

 

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