【ドラマ】The Mandalorian

マンダロリアンシーズン1、2を観ました。

 

何ですかこの可愛い生き物は!!!愛らしすぎてキュン死しそうでした。

 

ドラマ「マンダロリアン」とは、2019年からディズニー+で放映されているスターウォーズシリーズの一つで、エピソード6 /ジェダイの帰還の5年後が舞台です。帝国が崩壊し、ファースト・オーダーが出現する頃の時代設定で、賞金稼ぎのマンダロリアン、ディン・ジャリンが主人公。

 

賞金稼ぎのギルドに仕事を斡旋されたマンダロリアンは、50歳のターゲットの捕獲または殺害を依頼されます。マンダロリアンはターゲットを確保し、依頼主に生きたまま届けますが、この50歳のターゲットが、ヨーダと同じ種族の“赤ちゃん”なのです・・・。賞金首を依頼主に送り届けたものの、赤ちゃんの姿を見て罪悪感をおぼえたマンダロリアンは、掟を破り依頼主からベビー・ヨーダを奪還します。ギルドや依頼主などから追われる身となったマンダロリアンが、ザ・チャイルドの帰るべきところを探して各地を旅する物語です。子連れ狼+西部劇&スターウォーズといった雰囲気で、アクションが素晴らしいだけでなく、ディン・ジャリンが属する謎の戦闘集団「マンダロリアン」の謎とディン・ジャリンの過去が明かされていく過程や、一匹狼だったディン・ジャリンとザ・チャイルドが徐々に親子のような信頼関係を築いていくストーリー展開も非常に良いのです。

 

ここからはネタバレ感想です。

スターウォーズの本編では、ルーク・スカイウォーカーとダース・ベイターは実の父子でありながら、帝国軍と反乱同盟軍として戦い、アナキンの死の間際に一瞬だけやっと心が通いあったという悲しい関係でした。マンダロリアンでは、ディン・ジャリンとザ・チャイルドはfoundling (拾った子) で種族も違うにも拘らず、強い親子の愛情で結ばれているように見えます。決して他人に素顔を見せてはならないというマンダロリアンの掟を固く守っていたディン・ジャリンが、ザ・チャイルドを守るためにマスクを取って作戦を決行する姿がとても感動的でした。

 

砂漠や宇宙、溶岩の川など景色も素晴らしく、世界中で撮影したのかと思いきや、巨大なLEDスクリーンの屋根、壁を作り、リアルタイムで背景を映しながら俳優と撮影したようなのです。メイキングのドキュメンタリーで技術が紹介されていて、昔ながらの青や緑の無地スクリーンで虚空を見つめながら演技するのではなく、リアルに移り変わっていく背景を見ながら作品世界にイマージョンする素晴らしさが語られていました。

 

マンダロリアンを演じたペドロ・パスカル氏は殆ど顔は出ないのですが、とにかく声が良いのです。私は声で俳優さんを好きになるので、彼の心地良い声を聞いてすっかりファンになりました。

 

メイキングドキュメンタリーも革新的な技術やスターウォーズに対する情熱が語られていて面白かったです。

 

ディズニープラスでとても楽しみにしていたドラマLOKIがどうしようもなく面白くなくて、いくらトムヒファンでもポジティブな言葉も出てこないほどのガッカリさだったので、ディズニープラスのドラマは全くチェックしていませんでした。マンダロリアンから始まるスターウォーズの新ドラマシリーズたちは安心して見られそうな気がします。

 

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【和書】映画を見ると得をする(1987)

映画を見ると得をする

1987年に刊行された池波正太郎氏の映画エッセイ。「死ぬまでに見るべき1001本の映画」活動で古い映画作品を見ているので、昭和62年に映画を見ていた人の日常を知りたいと思い読んでみました。

 

映画は封切りで1300円の時代です。週1回は映画館で映画を見るべきという主張の本なのですが、かなり驚いたのが次の一節。「目撃者」というアメリカの映画を観た時のエピソードです。

ところが映画自体はそれほどよくないわけだ。こりゃ少しおかしいと。それなら是非、その原作の戯曲を読んでみたいというふうに好奇心を起こすんだな。

当時、これは日本では翻訳が出ていなかったから、ぼくらの先輩なんかで好きなやつは、アメリカから原書を取り寄せるわけだ。丸善に頼んでね。僕らは英語読めないから、ガリ版で全部自分で翻訳して、ぼくらに暮れたりする。それをぼくらは読むでしょう。

 

丸善に頼んで取り寄せ!自主翻訳してガリ版!!いにしえのオタクは大変な労力をかけて映画の原作本を読んでいたんですね。ガリ版、言葉としては知っているけど実際使ったことはありません。今では日本公開されるような作品の原作本は本屋さんに置いてあることも多いし、洋書もネットやオーディブルサイトでサクッと入手出来ます。メイキングや監督・俳優のインタビュー動画も簡単に見ることができるようになりました。映画ファンにとっては本当に良い時代になったなぁと思いながら読みました。

 

 

 

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2022年4月英語活動のまとめ

2022年4月、英語活動のまとめです。

 

LingQではインポートしたThe Economistの記事読み84本、81,252語でした。記事読みは年間1000本、語数100万語以上が目標なので、やや足りない。

 

リスニングはオーディオブック94時間。The Wheel of Timeという全14巻のファンタジーシリーズの10巻目まで読んでいて、94時間でもやっと本3冊分です。まだまだ先は長い・・。

 

映画は映画館で11本、家で19本でした。このうち非英語が4本。英語のものは字幕なしで見ていますが、これをリスニングに含めるのは気が引けるのでただの趣味として。

 

最近アウトプットなし。話したいことが枯渇していてヤバい。定額制のところは全然元が取れそうにないので、割高でもスポットで入れるところでリハビリ的に練習しようかと検討中です。

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【映画】Casting By (2012)キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性

キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性

 

原題はCasting  By。2012年の作品ですが、今回渋谷シアター・イメージフォーラムで公開されたので観に行きました。

 

「映画監督の仕事の9割はキャスティングの質で決まる」とマーティン・スコセッシは述べています。重要な仕事の一つでありながら、最も知られていなかった仕事=キャスティングに焦点を当てたドキュメンタリー。

 

1940年代の映画界は、配給会社が役者を雇用しており、映画制作の際は、俳優リストから選んで配役していました。これまで荒くれ者の役が多ければ次回も荒くれ者、前作で医師の役が上手ければ次回も医師というように、それぞれの役者はタイプ毎に役割が決まっていました。また、「スター」女優がいれば、次作はその女優さんの人柄に合っていようがいまいが、そのスター俳優さんを配役するのがお決まりでした。

キャスティングの先駆者マリオン・ドハティ(1923ー2011)は、第二次世界大戦後、テレビの配役アシスタントとして業界に入ります。テレビの生放送ドラマ枠に俳優を起用するために、NYのオフブロードウェイに出演している俳優たちをスカウトしていきました。ドハティは俳優との面談でそれぞれの個性や特徴をメモし、本人さえも気づいていなかったような“良さ”を見出すのが上手かったようです。また、たとえオーディションでは上手く演技出来なくても、面接での直感を信じ、「この人なら絶対に敵役」と、監督や製作会社を説き伏せ、作品を成功させていきました。

 

ロバート・デュヴァルから元ルームメイトのダスティン・ホフマンを紹介されたドハティは、原作では金髪碧眼の典型的な白人ハンサムの設定であった「卒業」の主役として、彼をオーディションに紹介します。ちょうど先週「死ぬまでに見るべき1001映画作品」の一つとして「卒業」を見たばかりだったので、ダスティン・ホフマンの背が低くて苦悩、暗さが滲み出ているような繊細な演技はまさに適役だと思いました。白人ハンサムだったら深みはなかったのではないかと思います。

 

また、リーサル・ウェポンでメル・ギブソンの相手役としてダニー・グローヴァーを推薦した時は、「相手役が黒人!?」と監督に驚かれたそうです。ドハティは「相棒の肌の色は設定に書かれていない。黒人ではダメだという決まりはない」と説得し、後に監督に感謝されています。白人と黒人のバディ・ムービーが当たり前ではなかった時代もあったというのも驚きですが、先入観にとらわれず、役者さんたちの適性や相性などを見抜き、説得力を持って提案できる力量に感動しました。

 

キャスティング・ディレクターにアカデミー賞を授与する案は却下され、マリオン・ドハティへの功労賞案も実現しなかったのは残念な事ですが、彼女の50年にわたるキャリアを知る事が出来て良かったです。映画好きにはおススメです。

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Kickstarter A Year of Sandersonに課金してみた

2023年にBrandon  Sanderson氏の本が4冊届く企画です。

COVIDー19ロックダウン中に、本を4冊書き上げたらしいです。いつもながら、書くの早いですよね。読むのが追いつかないくらい!

 

The Way of KingsMistborn シーリズなどEpicファンタジーが好きなので申し込んでみました。

E Book4冊なら40ドル、オーディオブックだけなら60ドルですが、せっかくなので紙本を含めた全てのフォーマット4冊で220ドルのものを選択しました。

 

全てのフォーマットにSwag Box8回分で500ドルも気になるのですが、アメリカのSwag  Boxの景品ってデザインも使い心地もイマイチな気がするので本のみのセットにしました。

 

売れっ子作家なのになぜKickstarterなのか。本屋さんではYear of Sanderson企画のようなセット売りが難かしいからだそうです。普通に本屋さんやAudibleで売ってくれれば必ず買うのだけれど、本のSubscriptionは初めてなので企画に申し込んでみる事にしました。初回配本は2023年。届く頃には忘れていてびっくりしてしまいそうですが楽しみです。

 

 

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