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2021年2月のアーカイブ

【オーディオブック】The House in the Cerulean Sea (2020)

The House in the Cerulean Sea (2020)

発音:アメリカ英語

時間:12時間12分

評価:4 out of 5

 

 

2020年Goodreads Fantasy部門候補本。Fantasy部門だけれども、冒険も魔法もなく、どちらかというと”Drama” 部門があったならばそちらにカテゴライズされそうな感じ。

 

主人公のライナス・ベイカーは省庁のMagical  Youth部門でケースワーカーとして働く40歳、独身。一軒家に猫と暮らしており、愛読書は「Rules and Regulations」という900ページもある仕事関係の規則本という真面目な男。魔法に関する子供たちの孤児院を管理しているのだが、ある日“Extremely Upper Management” から極秘任務を打診される。Marsyas島にある孤児院に特に危険な児童たち6人が収容されており、ライナスはそこに潜入し、適正運営が為されているか監視するミッションとのこと。

 

ここからネタバレ。

 

「特に危険」とされる6人の子供たちとは、ガーデニングを愛するノームの女の子、森の精霊、ワイバーン、正体不明の緑の塊、ポメラニアンに変身してしまう少年、この世界を滅亡に導くとされるアンチクライストの6歳児(ただし今のところは口が達者なだけのクソガキ)。そしてハンサムだがどこかミステリアスな施設長のアーサー(45)である。

 

この世を滅ぼす恐れがあるほど危険でトップシークレットとして隔離されていた子供たちだが、実際は園長アーサーのもとでごく穏やかに暮らしていた。

 

そして実はアーサーも不死鳥の化身であり、子供時代に孤児院で虐待されていた過去が明かされる。

 

世間や魔法省庁などの権威は「他人と違うこと」を問題視し隔離しようとするけれど、他人と違っていても差別されず幸せに生きる権利は誰にでもある、ということを感じた作品だった。

 

この手の魔法生物が出てくるファンタジーだと子供たちが主役になることが多いのに、なぜ冴えない40歳独身男が主人公なのだろう・・と疑問に思いながら読んだら、ライナスとアーサーのほんのり恋愛ストーリーでもありました。

 

YL:7−8

語数:117,806 (概算)

 

The House in the Cerulean Sea

 

 

【オーディオブック】Midnight Sun (2020)

Midnight  Sun (2020)

発音:アメリカ英語

時間: 25時間49分

評価:4 out of 5

 

Twilightをエドワード・カレンの視点で描いた作品。トワイライトシリーズ全盛期に書かれたものの、出版前の原稿がリークしてしまったため、やむを得ず数チャプターのみを作者のホームページに掲載し、出版は2020年まで延期になっていたとのこと。オーディオブックは25時間49分と長いので、トワイライトサーガ3冊分まとめてかな?と思いきや、なんとトワイライト1作分だった。

 

かつてStephen Kingが、

Twilight is about how important it is to have a boyfriend.

と評したそうで、なんて的確なトワイライト・サーガのまとめ!と感心してしまった。Midnight  Sunも一冊まるまる人間の少女ベラと17歳で時が止まった104歳の吸血鬼エドワードのロマンス。25時間49分のうち25時間はベラに対する想いが綴られていると言っても過言ではないほど。逆に恋心を吐露するだけで1冊本が仕上がってしまうというのが凄い。

 

物語が動き出すのは、嵐の日の吸血鬼野球ゲームで、流れ者の吸血鬼3人組に出会ってベラが命を狙われるところから。

 

ベラ視点だったオリジナルのTwilightと比較すると、人間の女の子に心惹かれていく戸惑いや、ベラを愛しているがゆえに彼女を吸血鬼にしてはいけないという思い、人間のベラとこのまま付き合っても、いずれベラは大人の女性になっていくのに対し、自分はずっと17歳の姿のままだという葛藤があり、甘々すぎない点は良かった。

 

オーディオブック朗読は、エドワードのイメージを崩さず良い感じだったんだけど、せっかくならロバート・パティンソン朗読で聞いてみたかったかな。

 

エドワードは美しく完璧な男性として描かれているが、そんな彼の役を演じることについてロバート・パティンソンはインタビューでこう語っていた。“ベラにとってエドワードが美しく完璧な男性として描かれているのは、ベラがエドワードに恋をしているからだ“と。実際に映画でのエドワードのキラキラぶりは振りは見ているこちらが恥ずかしくなるほど。恋する相手の全てが眩しく、欠点などまるでないかのように見えるティーンの恋愛を忘れていた身としては、乙女心を思い出させてくれる新鮮な解釈だった。

 

YL: 6-7 くらい

語数:197,938 (概算)

 

 


Midnight Sun (English Edition)

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