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2011年4月のアーカイブ

Who speaks English?

The Economistに掲載されていた Who speaks English という記事 で、第二外国語として英語を学ぶ国々が比較されていました。

この記事で日本は、

Scandinavians are shockingly fluent, while the Japanese lag despite years and billions of yen spent trying.

金と時間をかけた割に(英語が)下手、と英語が出来ない国の代表格に。

これは、EF Education First という会社が44カ国の200万人に行った無料のオンライン英語テストの結果をまとめたもの。

トップ5は

1. ノルウェイ

2.オランダ

3. デンマーク

4. スウェーデン

5. フィンランド

下位の5カ国は、パナマ、コロンビア、タイ、トルコ、カザフスタンでした。(アフリカやシンガポールなどは、十分な参加者がおらず、統計には含まれていません)。日本は44カ国中14位。

英語能力と相関していた要素がいくつか挙げられており、ひとつは経済状況が豊かで国の規模が小さいこと。これは、母国語を話す人数が少ないほど、国際社会で英語を使う必要性が高いからのようです。二つ目は輸出の割合が高いこと。

意外だったのが、英語を習い始める年齢が若ければ若いほどいい、というわけではないこと。10-12歳で英語を開始するデンマークやオランダのほうが、8-11歳で始めるスペインやイタリアよりもテストの結果が良いようです。

教育方法に関しても日本が悪い例として挙げられていて、暗記重視の教育方法が努力の割に結果が出ない理由であろうと結論づけられています。このレポートの結語に、

To gain maximum benefit from time spent studying English, both students and teachers should place the priority on communication, not grammatical correctness. Many adults, having studied in a more traditional English as a Foreign Language context, need extra practice listening and speaking.

英語学習にかけた時間に対して最大の利益を得るためには、文法的な正しさではなくコミュニケーションに重点を置くべきであり、大人の学習者はもっとリスニングとスピーキングに力を入れるべきである、と書かれていました。

金と時間をかけたわりに・・・と、残念な国の代表になっているのがせつない。この記事に挙げられている以外にも日本人が英語が出来ない理由は、英語と日本語の構造の違いが大きい、英語を話せなくても困らない等々いろいろあると思います。が、せっかく時間とお金をかけている以上は成果を出したいものです。

今の英語教育がどうなっているかは知りませんが、私が学生の時は英語教師の説明を聞いている時間が多かったと記憶しています。英語を使う授業というより、文法や構文の説明を聞いて理解する授業。読解もリスニングも、どうやったら上手く読めるか/聞けるか、という方法を教えるのではなく内容の解説でした。大人になって学校教育型の英語学習をする必要がなくなった今でも、英語学習というと時間をかけて文法書を読んだり、問題集を繰り返し解いたりしている人もいまだにいるんじゃないかな。学生時代のやり方で英語を習得出来なかったわけだから、大人になってさらに学校教育型の学習をやり直すことだけがいい方法だとは思えないのです。

大人向けの英語スクールでもTOEIC対策として文法解説や解き方指導などを行っているところがありますが、先生にとっても文法解説がラクなんじゃないかと。英語を上手く使えるようにする指導というと漠然としているし、生徒の個人差もあって難しい。口で簡単に説明出来るものではない。生徒にしても英語を”教えてもらう”という意識があると、解説型の授業が好まれるのではないかと思うわけです。


文法重視からコミュニケーション重視へ。日本も”小国で、輸出の割合が大きい”という、英語能力が高い国の特徴に当てはまります。しかも熱心に勉強している。勉強の仕方を工夫することで今後日本の英語能力が上がり、個人の可能性が広がればいいなと思います。

週末に撮った桜。桜もレンゲも菜の花も満開でした!

Difficulty or Challenge?

先日、LingQ のグループディスカッションに参加した時のこと。チューターはカナダ人男性。参加者はロシア人の男性、日本人男性と私。


チューターのトム先生はとにかくネガティブな言葉を避けます。たとえば、”私は30歳です”という場合、”I’m 30 years old.” ではなく”I’m 30 years young.”と言え!と。もちろん英語としては間違っているんだけど、学ぶことに年齢は関係なく、年を取るごとに記憶力が下がって語学を習得しにくくなる・・とか、そういうネガティブモードに入らないようにというグループディスカッション内での決まりごとのようなものです。

正直なところ、そこまでするか・・・?と思っていて、自己紹介する時には単に年齢を言わないようにしていました。ところが先日、これはいいな〜、と素直に思えたポジティブ思考法がありました。参加者のお一人が、”〜が難しい、I have a difficulty〜”というようなことをおっしゃったところ、トム先生が、”difficultyじゃなくて、 challengeと言いなさい”と訂正されました。もちろんdifficultyも正しい使い方だし、challengingを使っても似たような意味合いなのですが、challengeという言葉からはポジティブな印象を受けました。


ただの言葉遊びかもしれないけど。”〜〜が難しい”という言葉は、日常生活でわりとよく耳にするし、自分でもしばしば使う言葉です。特に英会話の時には”英語は難しい”とか。difficulty→challengeに置き換えることで、”難しいがやりがいがある”と言葉によって励まされる気がします。

”言霊”という日本語がありますが、ネガティブなことを言わないだけでなく、一歩進んでポジティブワードに置き換えるくらいの積極性を持ちたいと思いました。

I had a group discussion with tutor Tom the other day. Tom has a unique view on choosing words. For example, he always tells us that we should say, “I’m thirty something years ‘young'” instead of, “I’m thirty something years ‘old'” once we have reached 30 years “old” when introducing ourselves in his discussions.

While we were having a casual conversation, one of the participants said he had a difficulty with something. Tom advised him not to say “difficulty,” but to say “challenge.” I realized that the meaning is the same, but “challenge” has a positive connotation.

It’s not the same, but Japanese have a similar idea that a word carries its own force of will. We have to be careful not to utter negative thoughts; otherwise, it would come true. Although try as we might, we tend to become pessimistic while dwelling on negative thoughts. Becoming constantly aware of word choice will help us sever the vicious cycle of negative thinking.

When looking back, “difficult” often appeared in my conversations. I’m a big believer in the power of words and tried to avoid negative words. It doesn’t seem to be good enough. Replacing “difficulty” with “challenge” will bring me a positive attitude toward life.

Facebookでホストファミリーを発見

Facebookで中学生時代のホストファミリーを見つけてしまった。2○ウン年前にホームステイ先でお世話になったオレゴン州の家族。たった1ヶ月弱だったけど、本当に良くしてもらった。一生忘れられない思い出なんだけど、高校生になって忙しさにかまけて音信不通に。当時はメールなどもなく、気軽に電話をかける方法も知らず、手紙でのやり取りが疎遠になった時点で住所も不明に。ちゃんと記録を取っておけばよかったんだけど、家族の苗字さえも忘れてしまったために、インターネット時代になっても探しだせずにいました。


去年の夏、 The Shackという本を読んだところ、偶然にもホームステイ先の町が舞台でした。読み進めていくうちに段々と記憶が鮮明になり、居ても立ってもおられずFacebookで検索したんだけど、町とファーストネームだけでは探しだせませんでした。

ところが先月、いきなり苗字を思い出したのです。Facebookで検索したところ… いました! 私と同じ年だったホームステイ先の男の子!!! 金髪で相当かっこいい子だったと記憶しているのですが、プロフィール写真で見る彼は当然ながら年をとっており、髪もなぜか黒髪に。しかも生え際も後退している…。記憶とはだいぶ違うが、名前と出身地が一致。かなり小さな田舎町だったし、コンタクトリストにお父さんと妹の名前もあったので、彼に間違いないだろうと確信しました。

ただ1つ気になったのが、お母さんと思われる女性の苗字が変わっていたこと。そして6つ下の弟の名前がないこと。お母さんは離婚しちゃったんだろうなぁ。アメリカ人の若者ならみんなアカウントを持っているであろうFacebookに弟の名がないということは。生きているんだろうか・・・と心配になり、結局まだ連絡を取っていません。

記憶の中にある幸せな5人家族のイメージを壊したくない。でも近況を知りたい。2週間ほど悩んでいたけど、とりあえずメッセージを送ってみようかなと思い始めています。ホームステイに行ったころはほとんど英語が理解できなくて、感謝の気持ちを伝えきれたかどうか自信がありません。たぶん分かってくれてたとは思うけど。今も元気でいること、英語を勉強していることと、あの時伝えきれなかった感謝を伝えることが出来れば。


A home-stay experience in Oregon is the highlight of my junior high school memory. It was my first time to take a flight, and everything was foreign to me. I’d never talked to foreigners nor seen porcupines on the road. I was especially lucky to be hosted by a family of five, one of whom was the same age as me. They took me to various places to experience as much American culture in 25 days as possible. To my regret, it was my second year in learning English, and I couldn’t thank them enough with my poor English. The gratitude I had felt was genuine, but somehow, the strong feeling has faded over time, and I lost the contact information for them.

Ever since I started Facebook 2 years ago, I have been trying to find them on the website. The longing became stronger when I read The Shack which had its setting in Enterprise where I stayed the summer 20 years ago. I didn’t have their address, and what is worse, forgot their family name. I tried searching on the internet by their first names, town, host-father’s occupation, but to no avail. 

Last month, the name “Sa○○○” popped out from my head, and there he was! I found the boy I had been looking for! He isn’t a boy anymore because he looked as old as I am now. He used to have fair hair, but it looked darker andmuch thinner. His name and hometown were the same, and he had his father and sister on his contact list. I found the host-mother’s name, but her family name was different, and his little brother didn’t seem to have an account. I wonder what happened to them. I was excited to find them at last, but hesitant to send a message. The parents must have divorced, and I don’t know whether his little brother is alive. Almost all young people in America seem to have an account on Facebook. I fear the worst scenario. 

I’m wondering if it’s OK to send a message to the boy for the first time in 20 years. Isn’t it creepy if someonesearches for me on the internet and sends a message? Will he think that I have an ulterior motive to have contact with him all of a sudden? Or is he active on Facebook andfinds my message? Or worse, what if he forgot about me? I contemplated for almost 2 weeks and resolved to send a short message to him. It will hurt if he ignores me, but I hope it won’t taint the fond memory I want to carry for the rest of my life.

太陽光発電に関するレクチャー

Entrepreneurial Thought Leaders, Bill Gross氏のレクチャー。1996年以降75以上の会社の起業にかかわってきたIdealabのCEOが起業について話した講義ですが、その中の一部、クリーンエネルギーについての解説が分かりやすかったので紹介します。


現在、世界中で15テラワットの電気が使われており、2050年には50テラワットの電力が必要になると予想されている。それは人口増加が原因というより、人々の生活が豊かになってより多くの電力が必要になるため。では差分35テラワットをどうやって準備するか。もし原子力発電で全部賄うとすれば、2050年までに1日おきに新しい原子力発電所を作り続けなければ間に合わないとか。ただし、原子力発電所を作るには7年はかかるので、この案は現実的ではない。

では風力発電は?地球上の風力の強い場所全てにタービンを置いたとしても全部で3テラワットしか得られない。潮力発電、バイオマスの総力を結集して3テラワット。太陽光発電なら15,000テラワット得られ、十分不足分を補える。


じゃあなぜ太陽光発電をどんどん利用しないのか?それはコストがかかりすぎるから。2000年頃、化石燃料に対して太陽光発電は4倍のコストがかかった。この10年でずいぶんテクノロジーが進化したが、それでもまだ2倍コストがかかる。なので、今後化石燃料などが少なくなるにつれ値段が高くなり、太陽光発電と立場が逆転するまで待たなければならないだろう。


以上がだいたいの要約。これは起業を志す学生に対しての講義なので、”だから今ベンチャー企業で太陽光発電を研究し、いいタイミングが来たときに備えているんだ”という商売のお話でした。東北の大地震、福島原発の事故があって、”どうしてもっと早く原発以外の代替エネルギーに切り替えないんだろう?”という疑問を持っていましたが、そう簡単に切り替えられるものではないんだな、ということがわかりました。

日本はエネルギーの29%を原発から得ているそうです。今回の事故があったからといって、”すぐにでも原発やめます”とは言えないのですね。今後新しい原発を作るには反対が多いだろうし、今ある原発も40年という寿命がある。でも、原発を作るのにも廃棄するにも莫大なお金がかかるでしょうから、そのお金を太陽光発電の研究資金や大規模な太陽光発電所や各家庭のソーラーパネル設置への補助金などに回せないのでしょうか。


各個人が節電の意識を高めることも大事だと感じました。先進国で典型的な4人家族が使う電力を馬に換算すると、24頭の馬を24時間目一杯働かせて作り出すエネルギーと同等なんだとか。お金さえ払えばスイッチ一つで簡単に手に入る電気だけど、この電力を自分で用意するには24頭の馬の餌やり、糞尿の世話などしなければならない・・・そう考えると、電気の無駄遣いにもっと敏感になるかもしれない。普段電力がどうやって作られているか意識することはないけれど、石油や石炭を採掘する際の事故で命を落とす方が40年で35,000人程いらっしゃったそうですし、今回日本で原発の事故があるまでは、こんな大きな危険と引き換えに便利な生活を手に入れていたことに気付きもしませんでした。電気代も4人家族で1万円かからない程度でしょうが、馬24頭を使役することを考えたら、とても1万円でまかなえるものではありません。自分の身に直接振りかかることならば、出来ればお世話する馬を24頭から12頭まで減らせないかと色々節電の工夫をするのではないでしょうか。


原発反対、でも便利な生活も諦めたくないし、これ以上お金を払いたくない・・というのはワガママだということに気づいて態度を改めなければ、と感じました。

ライティング強化企画10,000語到達

高まるライティング熱を抑えきれず、エミコフ画伯にライティング達成バナーを作成してもらったのが8月。12月までに10,000語達成する!と宣言していましたが、ズルズルとのびて4月になってしまいました。8ヶ月かかって10,000語到達です。


LingQの記録をみると、添削してもらった英作文の単語数が5年間で43,940語。リーディングやリスニングと比べると圧倒的な少なさです。だからこそ、常に目標をたてて意識して訓練しないといつまでたっても上達しません。とにかく書いて、添削してもらって間違いをその都度直すこと。読んでもらうことを意識して、わかりやすい表現を心がけること。この2つが特に大事だと考えているので、積極的に添削をしてもらっています。ある程度の文法知識はあるつもりだけど、実際書いてみると anotherの後を複数形にしてしまっていたりして凡ミスが目立ちます。

英語学習初期のころは、瞬間英作文とか和文英訳などが英作文の練習だと思っていましたが、そこにある他人の文章を英語に訳すのと、自分の考えを表現することは違う。いざ書こうとすると、頭の中が空っぽ…ということに気づいたのです。


あともう一つ強く感じたことは、ある程度まとまった量の英語の”ストック”がなければ自然な英文が書けないという点。これは英語の論文作成を他の人と一緒にしていて気づいたのですが、英語の文章を書くときに、品詞分解をして文法的なことを考えながら、日本語→英語に変換しつつ、右へ右へと単語を連ねていく方法で英作文する人がいます。確かに文法的には正しいのかもしれない。だけどちぐはくな印象を受けるのです。ネイティブが書いた文章を読んで”なるほど!こう表現すればいいんだ!” と思うことが多々ありますが、日本語的な考えで書かれた文章でもある程度の説明はできるけど、それを短い言葉でダイレクトに、しかもわかりやすく表現するには沢山の文章を読んでナチュラルな表現のストックを積み上げていくしかありません。

Stephen Kingがライティングのコツを書いたOn Writingという本に

You have to read a lot, and you have to write a lot.

という一文があります。確かに日本語でも、本を全然読まないのに文章が上手に書けるということはないと思います。今は頭の中でもやもやと言いたいことがあるんだけど、それを上手く表現する力がない状態。たくさん読むことで表現豊かな文章を書けるようになりたい。そしてたくさん読むことで好奇心が刺激されて、書きたいこと、自分の言葉で伝えたいことがどんどん出てくるんじゃないかなと思っています。


エミコさんに描いてもらったホラー熊シリーズ。せっかくなので、記念にバナーを全部貼っておきます。5000語の苦悩グマ、8000語の不健康グマ、ゴールのスプラッタ熊が特にお気に入り。

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