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【オーディオブック】 Extraordinary, Ordinary People: A Memoir of Family

Extraordinary, Ordinary People: A Memoir of Family

時間:8時間56分

発音:アメリカ英語

速度:190語/分と早め。発音は明瞭で聴きやすい。

オススメ度:★★★★★ 自伝ですが自己啓発書好きな方も好きかも。女性にもオススメ。

 

ブッシュ政権時代にNational Security Adviser, Secretary of State を務められた、コンドリーザ・ライスさんの自伝です。先月アメリカのテレビで偶然ライスさんが出演していたインタビュー番組を観たのですが、ライスさんがあまりにも感じの良い方で、興味を持ったのでさっそく自伝を聞いてみることにしました。本人による朗読で、幼少期からNational Security Adviserになる手前までのお話です。

 

本のタイトルに、Extraordinary, Ordinaryと、「普通」を強調してらっしゃいますが、全然普通じゃありません!ライスさんの素晴らしい活躍、出世ぶりに、ただ聞いているだけの私まで胸が踊りました。ライスさんはアメリカ南部のアラバマ州生まれ。子供の頃はまだ人種差別も激しく、黒人分離政策もありました。黒人が入れないレストランや施設があり、トイレも人種別の時代です。教師と牧師だった両親は、教育とハードワーク、完璧な英語、白人文化の理解が人種差別から身を守る”鎧”であると考え、ライスさんに最高の教育を与えようと考えました。

 

ライスさんは子供の頃から優秀で努力家、15歳で大学に入学します。プロのピアニストになろうと考えていましたが、大学1年の時、どう頑張ってもピアノ教師にしかなれないと自分の才能の限界を悟ったため、ポリティカルサイエンスに専攻を変更し、ソビエト外交の専門家を目指します。ライスさんは、メンターを持つことの重要性を早くから知っていました。スタンフォード大学でポスドク中には、大学の重要人物を知り合いになりメンターになってもらうよう心がけました。また、ステップアップの機会があれば積極的に応募し、ペンタゴンでの経験を皮切りに、政府機関でソビエト外交の専門家として経験を積みました。30代でスタンフォード大学教授としてのテニュアを獲得、30代後半には学長職にも抜擢されます。そして、テキサス州の知事だったブッシュ氏が大統領選に出馬する際には、外交問題のアドバイザーとして請われて選挙活動に参加し、ブッシュ氏当選後はNational Security Adviser, Secretary of State と着実にステップアップしていったのです。

 

ライスさんは優秀なだけではなく、人とのコネクション形成を大事にすること、優れたメンターから素直に学ぶ姿勢を持っていたこと、重要な事が行われている場所に居合わせたこと、これらのことが全部重なって素晴らしいキャリアを歩むことが出来たのではないかと思いました。デンバー大学出身の彼女がそのまま地元に留まっていれば、これらのチャンスには巡り会えなかったのではないかと思います。スタンフォード大学でポスドクをしたことでアシスタント・プロフェッサーのチャンスを得、そこで力を発揮したことでテニュアを獲得。それだけにはととまらず、スタンフォード在籍中に国務省でも働いたことで、重要人物とのコネクションが出来たようです。

 

黒人女性であることをハンデと思うことなく、前向きに自分の人生を切り開いていこうとする姿勢に感銘を受けました。人生前向きに行きていこう!と思える本でした。

 

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