Book Club 7冊目 The Grapes of Wrath

Julie先生のBook Club discussion 7冊目の課題本は John Steinbeck の The Grapes of Wrath (怒りの葡萄)です。TIME誌の 100 Best English-Language Novelsや、Modern Libraryの 100 Best Novelsの10位にも選ばれています。ずっと気になっていたのですが、なかなか読む機会がありませんでした。今回、課題本を選ぶ時にメキシコ人メンバーさんが、アメリカ文学のクラシックがいいと希望されたためこの本を読むことにしました。

昔の文章は、切れ目がわかりにくくて読みにくいです。それに、高速道路をノロノロと歩いているうちにトラックに当てられて回転したカメが、人間の苦境を暗喩しているとか…。わかりやすい現代文に慣れているためか思わず、”Get to the point!” とシビレをきらして言ってしまいました。

ジュリー先生は、高校生の時に授業で読んだとのこと。先生が学生の頃は、毎日1時間ずつLiterature の時間があり、アメリカ文学の本を1冊ずつ読んでレポートを書かなければならなかったそうです。最近聞いたオーディオブックでも、アメリカ人の高校生が1984などの課題本を読んで、クラスメートとディスカッションしている場面がありました。自分が高校生だった頃を思い出してみると、日本でも古典や近代文学の素材を使っていますが、1冊全部を読むことはなく、問題を解くための抜粋だったように記憶しています。

400P超あるので、今までの音読ペースだと1年以上かかってしまいます。あまり時間をかけると飽きてしまうので今回から、1章自分たちで自習して、次の1章を音読する方針となりました。予習が2倍になって大変ですが、あらかじめ読んで理解しておかないとディスカッションが出来ないので、頑張らないといけません。わかりにくい部分はじゅりー先生が解説してくれるので、まるで高校の授業を受けているような、懐かしい感じです。この本を読み終える頃にはBook Clubも丸3年になります。どんな変化が起こるのか楽しみです。

<今日の一枚>

煮崩れた感じのたぁぼう.JPG

くつろぎすぎて、煮崩れてしまった感じのたぁぼう。

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Book Club 7冊目 The Grapes of Wrath への2件のフィードバック

  1. エミコフ のコメント:

    私のパートはカメでした。
    近所にカメがアホみたいにいる川があって、よく川沿いの道路で轢かれているので、読んでいる最中にその事ばかり頭に浮かんできた!

    名作と言われているのに読んだことがないという本が言語を問わずたくさんあります。今回はとてもいい機会なので楽しみたいです。

    • yukomillennium のコメント:

       エミコフさんへ。カメ轢くの!? 甲羅の上に乗ったらガッタン!ってなりそう。

      名作は読みにくいね〜。読んでいくうちに、この本の良さが理解できるといいなと思っています。
      4人でいろんなことを話し合えたらいいね。

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