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Howl’s Moving Castle作者の訃報

ハウルの動く城の作者、Diana Wynne Jonesさんが3月末にお亡くなりになった。How’s Moving Castleは私にとって、多読のターニングポイントとなった思い入れのある本。2ヶ月で挫折してしまった多読を復活させるきっかけになった本でした。

なんのきっかけでこの本を選んだかは覚えていないけど、宮崎駿作品が嫌いというひねくれ者なので、たぶん本屋で偶然手に取ったぐらいの意味しかなかったと思う。それまでペーパーバックを読めたことなどなかったけれど、この本は引き込まれるように読めた。正直なところ、ハウルとソフィーが始めて街で会ったシーンや、ソフィーがおばあさんに変えられてしまう経緯など詳しいことは分からなかったし、知らない単語もてんこもり。それでも、単語やレベルなど関係なく読みたい本を読めばいいんだと思えた1冊。


以前この本を他の方にお勧めしたところ、”面白くなかった”という感想をいただいて、ひどくガッカリしたものだけど、自分にあう本を探すのは一苦労なのです。好みの本がみつかって、その作者の過去作品をたどっていっても全ての本が面白いかといえばそうでもない。ベストセラーランキングから選んでも、陳腐な恋愛物語だったり、好みに合わないハードボイルド作品だったり。ハウルの動く城が特に気に入ったのは、主人公ソフィーの内向的な性格と自分が重なったからなんだろうと思う。若い女性として家業のお手伝いをしていた頃のソフィーは、どうにもならない環境を諦め、いつもしょうがない、と思いながら過ごしていたし、思っていることを口にだすこともなかったけれど、呪いで90歳のおばあさんににかえられてしまったソフィーは怖い物しらず。中身は同じ女性なんだけど、年をとって周囲の目を気にすることのなくなったソフィーの視点、というのが特にその時に感じていた”なりたい自分”と重なっていた気がする。


その時の自分のレベルを考えると、全然読めるレベルではなかったけど、無理して多読用の本を読まなくても、自分の好きな本を読めばいいんだと気づいたことでその後の多読が加速した。ハウルシリーズは2冊目のCastle in the Airまでは読んだけど、一昨年 House of Many Waysという3作目が出版されていたらしい。作者のDianaさんが亡くなったことで続編を読めなくなったのは残念だけど、訃報を聞いたおかげで3作目に出会うことができた。洋書読書のすばらしさに気づかせてくれたこと、Howlシリーズで楽しませてくれたことに感謝します。


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