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【書評】How To Write Anything

本屋の新刊コーナーで見つけた How to Write Anything: A Complete Guide 。ハードカバーで500ページ超と、見た目は取っつきにくいけれども、なかなかの良書。

 

この本では、日常生活や学校、仕事で遭遇するであろう、ほぼ全てのライティングについて説明されている。結婚/離婚のお知らせ、礼状、ファンレター、お悔やみ、個人ブログ、SNSレビュー、編集長への手紙、ビジネスeメール、履歴書、仕事の応募、学生のエッセイ等多岐にわたる。それぞれの場合において、考慮すべきポイント、良い文例/悪い文例、そしてそれぞれの文例で注意すべき点とその理由が書かれている。

 

また、最初にライティングの一般的な注意点、スムーズに取りかかるためのプロセスが説明されているのが良い。書く目的→読者想定→ブレインストーム→オーガナイズ→下書き→リバイズの各ステップについて詳細に述べられており、どのステップからとりかかっても大事な点を見落とさずに書くことが出来る仕組みになっている。総論で触れられたライティングプロセスは、その後の各論でも意識的に取り入れられている。このライティングプロセスを頭に入れておくと、とりあえず思うがままに書き始めてしまい、途中で何を言いたかったかわからなくなってしまうというありがちな失敗もなくなるのではないだろうか。

 

もう一つ気に入った点は、文法的説明がないこと。ライティング本には、最初に文法的な説明に多くのページを割いている本がけっこうあって、この文法部分がライティング本読破の妨げになる事が多い。その点、この本は実用的であることに徹しているので、より良いライティングのために厳選されたアドバイスのみを知ることが出来る。

 

こちらの本は、英語で高校生レベルの本が読める人が対象になるのではないかと思う。解説文が充実しており、読み物としてもかなりのボリュームがある。英語学習者にとって、初めての洋書、初めてのライティング本としては厳しそうだ。

 

3000円台と値も張るものの、通読してライティングのコツをつかんだ後は、それぞれの英文を書く機会が出てきた時に参考書として使えるので、長く役立つと思う。

 

How to Write Anything: A Complete Guide

 

 

【今日の一枚】デスバレー。

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