The Android’s Dream Written by: John Scalzi Narrated by: Wil Wheaton
時間:10時間34分
発音:アメリカ英語。
速度:190語/分前後。けっこうな早口。
オススメ度:3.5 out of 5
【あらすじ】
地球は宇宙に進出し、様々なエイリアン国家からなる銀河連邦の一員となる。地球とニドゥ族の貿易交渉の場で殺人事件が起こり、放屁でエイリアンを殺害したことで、外交問題に発展してしまう。代償としてニドゥ族が地球に要求したのは、即位の儀式で用いる特別な「羊」だった。
【感想】
放屁でエイリアンを殺すとか…。SFなので発想は自由なんだけど、この殺人おなら兵器には驚いた。生物学的に違う種族なので、何がリーサルウェポンになってもおかしくはないのだけど…。オーディオブックで聞いたのだが、緊張高まる暗殺場面での放屁演技には脱力してしまった。
死んだ親友を元に作られたAI、詐欺から生まれた宗教団体、トカゲのようなニドゥ族の生態、そして「羊」の正体など、1つでも十分奇妙なプロットなのに、奇想天外な発想がいくつも組み合わさり、予想もつかない展開だった。フィクションとはいえ、本当にここまで常識離れしていいのか!?と微妙な感想を持った作品。
邦訳は、「アンドロイドの夢の羊」
YL:7.5 (概算)
語数:100,000語(概算)
【今日の一枚】落書き