日曜日の公園にて。
忍者タートルが木から吊り下げられ、棒を持った子供たちに叩かれていました。
めった打ちにされる忍者亀の人形。これは現代版浦島太郎・・・?
と、辛い気持ちで見守っていたところ、忍者タートルズの下半身が割れ、中から小さなお菓子がバラバラと出てきました。
これは、Piñata と呼ばれる、アメリカではポピュラーな、お誕生日パーティの出し物のようです。
一緒にBBQをしていた日本人の家族連れに伺ったところ、アメリカに住んでいる日本人家族も、子供の誕生日パーティでPinata人形を用意するそうなのですが、子供の教育に悪いということで、ヒト型や動物などではなく、3歳なら3という形の張りぼてなどを用意しているということでした。
アメリカの子供たち、めっちゃ楽しそうに亀を叩き割ってましたが、日本人の感覚からすると、人形とはいえ動物を叩くのは胸が痛みます。忍者タートルズの他、スパイダーマンなどもよくボコられるそうですよ。
中に入っていたのはキャンディやチョコレート。
珍しそうに見ていたら、お菓子をたくさん拾った子供が1つ分けてくれました。見た目からの予想どおり、とても微妙なお味でした。日本にはない感じ。
人形に魂が宿る、という感覚は日本特有のものなのかな?と不思議に思いました。ホラー映画「チャイルド・プレイ」のチャッキーにも魂が宿っていて、悪の限りを尽くしますが、チャッキーは日本製という設定だそうです…。
【今日の一枚】
のどかなオレゴンの風景。