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2015年8月のアーカイブ

【オーディオブック】A Man Called Ove

A Man Called Ove (2014)

時間:9時間9分

発音:アメリカ英語

速度:160語/分前後

評価:5 out of 5

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【あらすじ】
住宅街の見回り役を自主的に行っている59歳のOveは頑固で変わり者。近隣住民のささいなルール違反にいつも腹を立てては文句を言っている。

ある日一人暮らしのOveの隣家に若い夫婦が引っ越してきた。旦那は背ばかり高く明らかに脳まで血液が登っていないし、奥さんは3歳7歳の女の子にくわえ、臨月腹を抱えている。しかもイラン人だという。

自分以外の全てが気に入らないOveだったが、グイグイと距離を縮めてくるお隣さんと関わっていくうちに少しずつ変化が現れはじめる。

 

【感想】
切なくて涙が出ました・・・。頑固な偏屈ジジイと思われていたOve(ウーバ)の過去と現在が交互に語られていくにつれ、何故彼がここまで意固地になってしまったのかが少しずつ明かされます。

 

バカ正直で融通がきかないウーバと社会を繋いでいたものが無くなってしまった時。素直に悲しみを表現出来ないウーバの不器用さが切ないのです。

 

この世にたった一人となってしまったウーバが徐々に周囲との関係を築いていく過程が心にしみました。

 

飄々としている主人公のウーバのキャラに合わせたかのように、物語自体も淡々と進んでいくのですが、その中にもユーモア溢れる文章がところどころあり、全く飽きることがありませんでした。「人は生きたように死んでいく」という言葉を実感した物語でした。

 

スウェーデン語からの英訳。ウーバが若いころのムラ社会的な陰湿さ、職場でのいじめや心理描写など、そのまま舞台が日本でも通用しそうです。

 

ミレニアムシリーズ、100歳老人も良かったので、北欧小説をもっと読みたいと思わせてくれた一冊。

A Man Called Ove (English Edition)

YL: 8 (概算)

語数:80,000語(概算)

 

【今日の一枚】

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Renoで見かけた落書き

 

ドラマのスクリプトで単語帳作成するメリット

字幕なしでドラマを観るようになったのが2009年頃、映画は2013年からです。

そういえばこれまでにどれくらい字幕なしでドラマや映画を見たのか気になって数えてみました。

 

 

結果はドラマが1411エピソード。映画は156本でした。

 

そんなに見た憶えがないのですが、結構見ていますね・・・。そのうち、LingQにスクリプトをインポートして勉強したものが約200本でした。

 

 

視聴した全ての作品のスクリプトチェックが出来れば理想なのですが、見たい作品はどんどん出てくるし、全てのスクリプトが揃っているわけではないので、全作品チェックは現実的ではありません。それでも、LingQにインポートしたものはフラッシュカードも作って復習もしたので、調べた分は身についていると思います。

 

 

数年間ドラマや映画のスクリプトを教材にして単語を集めた結果、視聴した全ての作品のスクリプトをチェック出来なくても、集めた単語を丁寧に復習することで、他の作品にも応用が利くことに気づきました。 これまで約5000時間リスニングしました(そのうち4000時間はオーディオブック、ドラマ視聴は×0.5で計算)が、単にリスニング時間を増やした効果ではなく、ドラマなどから集めた単語カードの復習の効果が大きいのではないかと思っています。

 

ドラマや映画から単語カードを作成するメリットを挙げてみます。

 

 1.未知の単語やフレーズを効率的に復習出来る

スクリプトチェックをするのは特に気に入った作品で、少なくとも5回は見ています。お気に入りの映画で数十回見ているものもありますが、そこまでしたいと思える作品の数は多くありません。そこで、新しい単語やフレーズだけを効率的に勉強するために便利なのが自作のフラッシュカードです。

 

単語カードを作成し、セリフを例文としておけば、単語カードのみ何回でも繰り返し復習することが可能になります。お気に入りの作品を数回視聴し、その後その作品を見ることはなくなっても、単語カードにしておけば、分からなかった単語やフレーズをいつでも復習出来るようになります。その作品を丸ごと覚えるのは大変ですが、新出単語やフレーズなら覚えることが出来ます。

 

 2.場面とともに記憶に残る

単語の例文がセリフなので、その単語が使われた状況が場面とともに記憶に残りやすいです。例えば、「riled up」 という単語。初めてこの単語をホワイトカラーで聞いた時は、聞き取れなかった上、意味も分かりませんでした。その後スクリプトチェックをして単語カードを作成し、何回かドラマを視聴して単語を復習することで使われ方を理解することが出来ました。その後、riled up という単語がTrue Bloodで出てきた時、すんなりと聞き取ることが出来ました。単語とそれが使われたシーンがセットになっているので、しばらくたって他のドラマで遭遇した時の認識率が高いです。

 

 

3.取りこぼしがない

スクリプトチェックをせずに、楽しみのために視聴している作品のほうが多いのですが、その場合は1エピソードから記憶に残る表現は1-3個です。“You’ve been made!””I could use a drink.” など、初めて聞いたフレーズを作品の内容を追いながら最後まで覚えているのは大変です。字幕を出しながら見てその都度メモするのも良いかもしれませんが、目からの情報に頼ってしまい、あまりリスニングの訓練にはなりません。その点、スクリプトチェックをすれば、視聴しているときには気づかなかったphrasal verbsに気づくこともありますし、新出単語だけではなく、自分では使えそうにない単語まで全て拾うことが出来ます。

 

 

まとめ

とにかく数をこなすために見まくった!というだけでも多少の効果はありそうですが、ワケも分からずただ視聴していた初期の頃よりも、系統だってドラマ内の言い回しを集め出してからのほうが、聞き取れる範囲が広がりました。地道な作業ですが、続けることで視界が開けてくると思います。

映画やドラマで英語学習その3:LingQフラッシュカードで単語を復習する 

映画やドラマで英語学習その2:LingQを用いたスクリプト学習の続きです。これまでドラマや映画のスクリプトを使って勉強してきたなかで、地味に効果があったと感じたのが、新出単語を集めた単語カードの復習です。

 

手書きの単語カードやエクセル打ち込みなど、いろいろな方法があると思いますが、私が利用しているのはLingQのフラッシュカードシステムです。前回記事で、LingQにスクリプトをインポートし、スクリプトを読みつつ単語カードを作成する方法について書きました。今回は、作成した単語カードを復習する方法を紹介します。

 

 

ボキャブラリページを開く

LingQの個人ページ右上にある「学習」メニューから「ボキャブラリ」を選択します。

Screen_Shot_2015-08-06_at_1_53_14_PM

 

 

ボキャブラリページの設定

 

ボキャブラリページを開いたところです。これまでに登録したカードが9146個ありますが、アルファベット順に表示されていると使いにくいので、並び替えとステータスフィルターで覚えていない単語のみを作成日の新しい順に表示させます。

Screen Shot 2015-08-06 at 1.56.18 PM

 

Status Filterで「4」のチェックを外すと、これまで覚えていない単語のみが表示されます。

並べ替えの項目は、デフォルトではアルファベット順になっています。作成日を選びます。

Screen_Shot_2015-08-06_at_1_59_59_PM

 

ステータス4のチェックを外すことで、単語カードがまだ覚えていない単語カード1550枚になりました。

Screen_Shot_2015-08-06_at_2_03_24_PM

 

右側にある1→4の数字は単語クイズに正解するにつれてステータスが1→4と上がっていきます。 単語クイズに2回連続正解するとステータスが1上がり、ステータス4になった単語はフラッシュカードクイズから外れます。

 

フラッシュカードの使い方

 

では実際にフラッシュカードを使ってみましょう。今回は一番左側にある「カード」を使って説明します。他にもClozeや書き取り、多項式選択がありますが、「カード」が一番手書きの単語カードに近い機能です。

Screen_Shot_2015-08-06_at_2_09_19_PM

 

こちらがフラッシュカードの表面です。単語、意味、例文を表示することが出来ます。

Screen Shot 2015-08-06 at 2.12.24 PM

 

 

単語カードの表側に単語の意味を表示させたくない場合は、設定からFrontの「ヒント」のチェックを外します。

Screen_Shot_2015-08-06_at_2_13_40_PM

 

単語の左側にスピーカー印があり、このボタンを押すと音声を聞くことが出来ます。機械音声でたまに間違っていることがありますので、あくまでも参考程度にすると良いと思います。

 

Screen_Shot_2015-08-06_at_2_15_48_PM

 

キーボードのスペースを押すとカードの裏面が表示されます。カード下部に「間違えた」「正解!」という文字がありますので、意味が分かったら「正解!」自信がなければ「間違えた」を押します。

Screen_Shot_2015-08-06_at_2_20_13_PM

 

 

キーボードの→ボタンを押して次のカードに進みます。

 

2回続けて「正解!」することで、そのカードは今回の単語クイズから消えます。また、ステータスが1→2に上がります。

 

 

私は25枚セットを2回確認したら、全部正解になっていなくても復習を終えています。1回の単語学習時間は7-10分程度です。1回のフラッシュカードクイズでステータスを一気に4まで上げず、何日かに分けて徐々に4まで上げていく方が定着しやすいと思います。

 

タグを使ってソートする

 

前回スクリプトをインポートして読む際、drama タグを使用する事をお勧めしました。ボキャブラリページを開くと、これまでに設定したタグで単語を集めることが出来ます。作品ごとにタグを使ってしまうとバラバラになりすぎて大変なので、「ドラマ」「イディオム」「スラング」「英検」「新聞」など大まかなほうが便利です。

Screen_Shot_2015-08-06_at_2_40_43_PM

 

まだ登録単語が少ないうちはソートする必要はありませんが、カード数が増えるにつれ、ジャンルでカードを集められるのは便利です。

 

例えば、私の単語登録数は9146個ですが、ドラマタグで検索すると1746個まで絞ることが出来ます。また、イディオムだけを復習したい、スラングだけ確認したい、というときにもタグを付けておけば後で一括して集められるのが便利です。

 

フラッシュカード学習のコツ

 

1.正しい発音を調べておく

適当な発音で覚えてしまうと、リスニングで聞き取れませんし、自分がその単語を発音したときも分かってもらえません。ずいぶん前に登録した単語で、発音を忘れてしまった場合は、必ず発音を確認します。面倒ですが絶対に必要な作業です。

 

2.例文を音読する

ドラマや映画スクリプトから単語カードを作成した場合、単語カードの例文はセリフから取ったものが多いと思います。俳優さんのセリフをイメージし、出来るだけ同じように例文を読みます。例文を口に出してみることで、自分の脳内イメージとずいぶん違った音が出ることに驚くのではないかと思います。自分が思ったように発音するのではなく、お手本と同じ音を出すことが大事だと思います。

 

3. 単語の意味だけではなくコロケーションも含めて暗記する

英単語→日本語の1対1対応で覚えてしまうと、自分が話す時には応用がききません。例えばstandstill という単語。私が作成した単語カードの例文は、His acting career has been at a standstill. となっています。Standstill=停止、行き詰まりとだけ覚えるのではなく、be at a standstill と塊で覚えるようにします。また、冠詞がいるかいらないか、前置詞は何か、ということにも注意を払います。

 

4.毎日復習する

ボキャビルは忘れてはまた憶えて・・の繰り返しです。完全に記憶したと思っていた単語の意味が分からないとガッカリしますが、それでも毎日繰り返していくうちに少しずつ見覚えのある単語が増えてきます。既知単語が増えると読んだり聞いたりするのが楽になります。私はLingQのフラッシュカードを始めてから年間1000個程度単語を憶えています。「さあ今から単語を1000個憶えましょう!」と言われて単語帳を渡されたらストレスを感じますが、毎日1-2回自分で集めた単語を復習することでコンスタントに年間1000個の単語が憶えられるのであれば、無理せずにボキャビルを続けることが出来ます。

 

 

LingQで単語を管理するメリット

 

LingQは有料ですし、根気のいるサイトなので万人向けとは言えませんが、使えば使うだけ便利なサイトなので非常に重宝しています。ボキャビルは市販の単語帳を使う、自作の単語帳を作るなどいろいろな方法がありますが、LingQを用いた単語管理にはLingQならではのメリットがあります。

 

1.調べた単語にマーカーがつく

一度単語カードを作成すると、次回以降LingQで読む記事で青・黄・点線マーカーが付きます。単語カードで覚えたつもりが意味を忘れていた、自分が覚えた意味以外の使われ方をしていた・・など、その単語に関する意識が高まります。一度登録した単語が他の記事でもハイライトされる機能がLingQの一番のメリットです。

 

2.単語カードの管理が便利

単語カードの数が増えるほど、LingQの単語ソート機能のありがたみが増してきます。LingQを始める前に、手書きの単語カードを作成しようとしてカードを500枚買ったのですが、100枚も書かないうちに挫折してしまいました。

 

現在LingQ上で9000枚ちょっとの単語を登録しましたが、憶えた単語、記憶が曖昧な単語、全く見覚えのない単語を一括でソート出来るのは非常に便利です。また、タグを使うことで、ドラマから集めた単語、エコノミスト誌から集めた単語など、気分を変えて単語の復習をすることが出来るのも利点です。LingQのフラッシュカードアプリもありますので、スマホがあればちょっとしたスキマ時間にフラッシュカードだけ復習することも出来ます。

 

 

まとめ

映画やドラマを字幕なしで聞き取れるようになるまでの道のりは長いですが、一つ一つ単語やフレーズを憶えることで着実に目標に近づきます。不思議なことに、初回は聞き取れなかった部分も、スクリプトをチェックして何と言っているかセリフを目で確認し、文字と音を一致させ、分からない単語は憶えることで、次に聞いた時その部分は楽に聞き取れるようになります。とても地味な作業ですが、「わかる!」という場面を少しずつ増やし、聞き取れる範囲を広げていくのが良いのではないかと感じています。

 

 

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