LingQ ディスカッション備忘録 1/29

じりさ先生のグループディスカッションに参加。3人の日本人メンバーとドイツ人男性でした。ドイツ人の方は確か2−3年前に何度かお話ししたことのある方。60代、ドイツ在住でご自分のことをShrinkとおしゃったので、縮むって何??と思ったのですが、精神科医のことでした。psychiatristという単語しか知らなかった!


最初は無難に天気の話などしたのですが、ドイツの方が”村上春樹のファンだ”と言い出しまして、日本文学の話になりました。村上春樹が海外で人気だというのはよく聞くんだけど、実際に好きだという方に出会ったのは初めて。彼は村上春樹を読み始めて日が浅いのですが、すでに最近の本を数冊ドイツ語か英語で読んだそうです。それまでは日本がどこにあるかさえあやふやだったのが、彼の本を読むことで、現代日本に興味を持つきっかけになったと。小説に出てくる日本の街並み、人々の生活、ガジェットなどが特に面白いと感じるそうです。

川上弘美さんの”真鶴”も読まれたそう。せっかく著者と本の名前を出してくれたのに、読んでおらず話を共有できなかったのが残念でした。著者が生物学者であることなどを教えてもらいました。外国の方に自分の国の作家や作品について教えてもらうとは・・・。


村上春樹さんの本はAudibleに10冊ほど置いてあって、長らくWish Listにいれたままになっていました。せっかく日本に興味を持って話を振ってくれたのだから、もうちょっとマシな情報を提供できるよう、オーディオブックを聞こうと思います。聞きたいオーディオブックが次々と出てくるので、耳が6つくらい欲しいところです…。

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LingQ ディスカッション備忘録 1/29 への4件のフィードバック

  1. kumiko のコメント:

    そうなんですよね、上村春樹さんが好きな外国の方多いみたいです。私はノルウェーの森が「?」だったので、それ以来読んでいませんでした。韓国のブログをうろついていると「上村春樹を読みたくて日本語クラスをとった」という人がかなりいて、話の種にと読んだりしました。でも、未だにどこが良いのかよく分かりません。韓国語版について「韓国語は日本語とよく似ているので独特の冷たい温度感がよく訳出されている」という評を見たことがあります。この「冷たい温度感」が好きかどうかで決まるのかもしれません。

    • yuko のコメント:

      kumikoさんへ。村上春樹が人気とは聞いていても、実際に外国人の方から話を聞いたのは初めてでした。その方は、日本人の私なんぞよりだいぶ詳しくて、ドイツ人から情報を頂いてしまいました。
       ”冷たい温度感”・・・ですか。そういうこと考えたこともなかった・・。あんまり理解できそうにないです。

  2. kumiko のコメント:

    うわー、私、20余年間「村上」という文字を見ながら「うえむら」と発音していました。恥ずかしい。

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