今週のディスカッション

アメリカと日本の医療はかなり違うと聞くけれど、実際話を聞くたびに凄いなと思うのは在院日数の短さ。

今週、英語ディスカッションで週2回お世話になっているアメリカ人チューターさんの娘さんが入院されたのですが、脳室-心房シャントが閉塞して救急車の中で呼吸停止、緊急手術になったと聞いたのが月曜か火曜。術後に左肺が虚脱、右肺は肺炎になったと聞いて、”もしかすると最悪の事態になるのでは・・・”と心配していたらば、なんと週末退院したとのこと。回復傾向なので退院許可がおりたとのことでした。


シャントチューブの位置を調整するためにちょっと頭の骨も削ったと聞いたのですが、それでもマイナーな手術なのでしょうか。前回シャント閉塞で手術された時は、手術翌朝4時にはレントゲン等の検査を受けて、朝には退院だったそうです。完全に良くなるまで念の為に経過観察、とかいう概念はなさそう。

2005年のデータではアメリカの平均在院日数は6.5日、日本は35.7日だそうです。長期入院を除いた一般病床の平均在院日数でも19.8日。アメリカでは病院に長居をすれば恐ろしくお金がかかるからでしょう。”そんなに早く帰って、家でなんかあったらどうするんだ”というクレームも、入院費がリーズナブルだからこそだと思いました。

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今週のディスカッション への2件のフィードバック

  1. EBaby のコメント:

    数年前にレッスンを受けていたカナダ在住の人が、盲腸の手術は日帰りみたいなもんだと言って、みんなで驚いたというのがありました。出産もあっという間に退院するとかで、当時一緒に行けていた妊婦さんもビックリなのでした。映画とかだと逆に凄く親切にしてくれてるように映るので、余計ショックだったのを覚えています。だって、ベンケーシーのお国じゃないですか!

    • yuko のコメント:

      盲腸手術日帰りですか(*_*) 盲腸2日入院で100万とか聞きますもんね。
      日本ではゴネればちょっとは退院延期出来ますが、アメリカだと時給1万以上で費用がかさむから、一刻も早く退院したいかも…。

      ところで、ベン・ケーシーは知りませんでした。医療ドラマなんですね。アメリカの医療ドラマは立派で圧倒されますね〜。

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