Howl’s Moving Castle, Castle in the Airに続く3作目、House of Many Waysです。2作目のCastle in the Airではハウル達の活躍場面はあまりありませんでした。この本でも4割ほど読み進めたところでやっとハウルとソフィーが出てきます。そこまでが長かった!
主人公はCharmainというパン屋の娘さん。遠い親戚にあたる宮廷魔法使いのウィリアム大伯父さんが病気で長期療養する間、家の管理を任されます。同時にかねてから希望していた、王室図書館でのお手伝いの仕事が決まります。魔法使いの家はみかけは普通でしたが、1つの空間があちこちに繋がっていて、山や洞窟、過去にも通じていました。伯父さんの飼い犬、突然現れた魔法使いの弟子希望の男の子と留守を守る間に、小さな青い召使い達、国家侵略を狙う紫色の生き物に遭遇。そして王宮では、ある謎を解決するためにソフィとハウルが招かれ、Charmainたちと問題解決に挑むというストーリー。
本の虫で家事手伝いなど何もしたことのなかったCharmainが魔法使いの不思議な家で暮らす間に魔法の才能に目覚め、活動的で魅力的な女の子に成長していく姿が微笑ましいです。この作者さんの本は一文が長いせいか、だいぶ読みにくく感じます。なのに対象年齢10歳以上…。”ホビットの冒険”もかなり難しいと感じたのに、知り合いのイギリス人が小学生の時に読んだと聞いたときにも凹みました。短文で読みやすい今時のベストセラー本に慣れてしまっているせいでしょう。それでも内容が面白かったので後半は最後まで一気に読みました。
3巻のエンディングは続きがありそうな余韻を残していると感じたのですが、作者がお亡くなりになったのでこの巻が最後になるのでしょうか。続きが読めないのが寂しいです。
YL7.5(概算)、語数 69,837語 (Scholastic Reading Count調べ)
計 810万9152語
対象年齢10歳以上なの?
この手のお話はちょっと苦手なので手を出してないの〜。
続きが読めないっていうのは残念だね。
対象年齢10歳以上って書かれてるとちょっと傷つくわ。10歳も色々だろうから、本を読む習慣のある子じゃないと読めなさそうだけどね。
大人用のベストセラーのほうが意外と簡単だった。
対象年齢10歳以上って書かれてるとちょっと傷つくわ。10歳も色々だろうから、本を読む習慣のある子じゃないと読めなさそうだけどね。
大人用のベストセラーのほうが意外と簡単だった。
対象年齢10歳以上って書かれてるとちょっと傷つくわ。10歳も色々だろうから、本を読む習慣のある子じゃないと読めなさそうだけどね。
大人用のベストセラーのほうが意外と簡単だった。