Sherlock

今はまっているドラマその1.BBCのドラマ Sherlock

最初この二人を見た時は”なんか残念な感じの二人やな・・・”と思ってしまったのですが、動いている二人を見たら一目で好きになってしまいました。

 

舞台は現代。お決まりの帽子にパイプもなし。ワトソン医師が日記に記していた事件簿はなんとブログという形に。シャーロックもScience of Deductionという自身のホームページを持ち、スマートフォンを駆使して事件を解決します。確かにコナン・ドイル原作のシャーロック・ホームズが元になっているのですが、原作の持つイメージを保ちつつ、全く新しいタイプのシャーロック・ホームズ像が出来上がっています。

そして俳優さんも素晴らしい。シャーロックの傲岸不遜な態度、番人受けしなさそうなハンサムさ・・・。シャーロック・ホームズが現代に生きていたらこんな感じだったに違いありません。ワトソンは原作と同じくアフガニスタン帰りの軍医。シャーロックと比べると随分コンパクトで年上なのに可愛らしいです。私が原作で読んだ時は、”ワトソン君”と呼ばれていて助手のような扱いかと思っていたのですが、ドラマでは良きパートナーとなっています。

原作を読んだ時は思いもよらなかったのですが、現代において30を過ぎた独身男二人が同居しているとあらぬ疑いをかけられるわけで。。。女家主さんにベッドルームは2ついるのかと聞かれたり、レストランではワトソンがシャーロックのデート相手と間違われたりと、現代ならではといった感じです。

昨年イギリスで90分3本のミニシリーズとして放映され、今秋シリーズ2が放映されるそうです。日本では8月22日〜24日、BSプレミアムで放映されるようです。

Sherlock

There was a time when I buried my nose in a book. The series I was really into was “Sherlock Holmes”, which was translated for Japanese children. I usually borrowed books from a library, but I asked my parents to buy the series because I was obsessed with the stories, and wanted to own the books. Come to think of it, Sherlock Holmes helped to build my lifetime reading habit in my youth.

When I found the BBC drama “Sherlock”, I was fascinated but afraid of breaking my good old image of the story, although the idea of Sherlock Holmes living in a modern era, owning a website and cracking the case using a mobile phone was too irresistible to ignore. What is more, Doctor Watson writing a blog to introduce cases instead of a dossier, was striking enough to convince me to watch the series.

The program went beyond my expectations. The new Sherlock Holmes was younger, taller and better looking than I had imagined and far more attractive than I had anticipated. Even his impertinence makes him enchanting. What makes the drama interesting was their relationships. I had imagined Dr. Watson was a kind of assistant or an observer, but they are more like good partners in the drama. Besides, in these modern times, two single men in their 30s , living as flatmates, sometimes arouses nosy suspicion . It was funny when the landlady asked Dr. Watson if they needed two bedrooms with a knowing attitude or when he was misunderstood as Sherlock’s date at a restaurant. I had never thought about it when I read the original in my childhood.

I was quite satisfied with the new series and can’t wait to watch series two this autumn. Luckily, more than 20 years have passed since I read the series, and I have forgotten the detailed storyline so I can enjoy the stories as a new work. I’m tempted to read the original again, but it might be better to wait until after season2.

 

あまりに好きすぎて力いっぱい感想を書いてLingQの添削に出したところ、A Japanese perspective on English classical literature and its adaption to the small screen.’というタイトルをつけて頂きました。チューターのコメントはこちら。

”You write really well and you’ve used a lot more conjunctions and extended sentences in this article. Not one error in the first paragraph! Be careful with the use of articles, which you do tend to omit. It’s a great little article, Yuko, which made me want to watch the series. You should think about submitting it to ‘Viewshound’ titled ‘A japanese perspective on English classical literature and its adaption to the small screen.’”

 

シリーズ2が本当に楽しみです!


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Sherlock への4件のフィードバック

  1. マリ のコメント:

    こんばんは!

    うー相変わらずyukoさんのライティングはすごいー。レベルが高い・・・・・・。
    読みやすくてすっきりしてる文章ですよね、素敵です。
    私もいつかこんな文章が書けるようになりたい!とほんとうに憧れます。
    まずはI・・・やWhen・・・から始まるワンパターンな形式を直していきたいです。はい。

    Sherlock、私も買ったブルーレイが届くの楽しみです!!
    明後日くらいかな~待ち遠しいです。
    それでNHKのも見て字幕版と比べてみようと目論んでおります^^
    昔から翻訳ものが苦手で、金田一と少年探偵団、はやみねかおるさん、宮部みゆきさん、
    あと唯一ルパンに夢中だったので原作あまり読んだことが無いのですよねー。
    いつか原書で読みたいなー♪

    英語で世界が広がって最近ますます楽しいです~。

    • yuko のコメント:

      マリさん、お褒めいただきありがとうございます! 私もWhenから始まる文章をよく書きます。ワンパターン化しないように出だしのバリエーションをもうちょっと増やしたいところです。

      Sherlock、届くの楽しみですね\(^o^)/ 私はブルーレイの機械を今週末に注文したのでディスクのほうが早く着きそうです。何十回も見たい〜。Sherlock が癖のあるハンサムなので、みなさんがどう思われるか心配です。私はめっちゃ好みなのですが…。もしビミョーと思ってもその時はなんも言わないでくださいね(T_T)。

  2. kumiko のコメント:

    直されるところが無いなんて、すばらしいですね!!
    第一段落、そのまま自己紹介用に暗記させて頂きます!
    when I buried my nose in a bookという表現、扇風機の脇でひたすら本を読んでいた夏休みが見えるようです。
    いつか私もさらりと使ってみたいです。

    現代版ホームズ、ゆっくり見るのは9月になると思うのですが、待ちきれません。
    ホームズやワトソンのカーチェイスなんかも見たいなぁ。

    ところで、今読んでいる007本でも、スマホ大活躍です。Alex Riderの最終巻ではFace Bookも登場していました。
    この辺に馴染んでおかないと、今後推理小説のトリックが分からなくなってしまうのかも・・・と変な焦りを感じております。

    • yuko のコメント:

      kumikoさんへ。bury one’s nose in a book というのはHouse of Many Waysと他、どこかで見たことのある表現です。私もいつか使いたいと思っていて、やっと今回使う機会がありました。でも電子書籍になったらこの表現は使えなくなるんだろうなーと思いながら書きました。
       
       現代版ホームズ、早くkumikoさんと感想を語り合いたいです!現代版ホームズやるならこの人達!という配役です。素敵♡なのです。しかもですねー、アメリカみたいなカーチェイスは繰り広げられず、いつもタクシー利用なのですよ…。そこもイギリスというかホームズらしい気がしますよね。
       
       Sherlockはスマホ使う時に特殊効果で画面に文字が浮かび上がってくるのが面白いです。見たらきっとkumikoさんも欲しくなると思います。時代に乗り遅れると、”おばあさんが探偵”っていう本ありましたよね、ああいうのしか楽しめなくなるかもと心配しております!? 

       ところでYoung Bondで思い出したのですが、Sherlock役の俳優さん、Benedict Cumberbatchさんが朗読されているHolmesのオーディオブックがあります。残念ながら現代版ではありませんが。朗読が素晴らしいのでよろしければサンプルを聞いてみてくださいませ。低音でポッシュな感じのブリティッシュ英語がたまりません☆ 内容の評価はイマイチでしたが、私は朗読だけでも楽しめました。

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