時間:20時間39分
発音:アメリカ英語
速度:132分(平均)かなりゆっくり!
オススメ度:★★★★☆ ファンタジー好きなら。
11歳のAzothは、ギルドと呼ばれる子供たちのスラム街で暮らしていた。貧困、年上の仲間からの暴力により、年端もいかぬ子供たちが虫けらのように扱われ死んでいく世界。Azothはスラム生活から抜け出すため、町で一番の殺し屋であるDurzoに弟子入りを志願する。Durzoが提示した条件は、ギルドの少年ボスを殺すことだった。Durzoの弟子となったAzothは、Kylar Sternとして新しいidentityを与えられ、assassinとしての訓練が始まった。
暗殺者もの。普通に剣や体術、変装などの訓練もありますが、”タレント”という特殊な魔法能力がないと、Wet boy というプロ中のプロの暗殺者にはなれません。師匠のDurzoの正体は1巻では詳しく明かされませんが、何やら伝説の暗殺者らしい。ド貧乏で孤児の少年が魔法や剣術でのし上がっていく・・というと、どうしてもThe Name of the Wind: The Kingkiller Chronicle: Day One と比べてしまいます。主人公のかっこ良さは、ダントツでThe Name of the Wind のほうが良かったかな。
Goodreadsのオススメ本として紹介されていて、表紙がいい感じだったので購入してみました。朗読はかなりゆっくりめ。最初に音声を聞いた時は、間違ってスピード1/2ボタンを押してしまったかと確認してしまったくらい。普通のAudiobookは160語/分以上なので、130語/分前後だと間延びしているようでした。かといって語彙は子供向けではないので、ある程度本は読めるがリスニングに自信がない人にはいいかも。
The Way of ShadowsはThe Night Angel Trilogyという3部作の第一巻です。最初10時間程は世界観や人物像の説明等でごちゃごちゃしてましたが、残り半分でやっと面白くなってきた感じ。3部作なのに、なぜか1巻しかAudibleには置いてありません。2,3巻はAmazonかiTunesで30ドル近く出して買うしかなさそう。続きが気になったので、iTunesで2巻目のAudiobookも購入しました。