【オーディオブック】14

14

 

時間:12時間38分

発音:アメリカ英語。

速度:180語-200語/分前後。

オススメ度:★★★☆☆ B級映画っぽい。

 

【あらすじ】主人公ネイトがロス市街地にある、相場よりかなり安いアパートに引っ越してきたところから物語が始まる。ちゃんとした建物なのに相場より安い・・ということはワケあり物件なわけで、開かずの間があったり、蛍光緑色のゴキブリが出たり、自殺者が多数出ていたり…と建物自体に数々の謎があることが分かってくる。ネイトは住人達を巻き込んで、謎解きを始めるわけだが・・・。

【感想】Audibleオススメ、ドラマLOSTのような本と紹介されていたので、期待して聞き始めたのですが、なんだか微妙な本でした。前半半分は普通の感じのミステリー。後半は奇想天外というかなんというか、トンデモ科学本をくっつけたような不思議な仕上がり。それでも建物の秘密を知りたくて最後まで聞いてしまったけど、その不思議さ加減を楽しめる人と、受け入れられない人と評価は分かれるのではないでしょうか。B級映画だったらあまり違和感なかったのかもしれないけど、小説としては”奇妙”な感じ。住人が謎解きをする部分はLOSTと言えなくもないけど、作品としての出来はLOSTには遠く及ばずでした。

 

朗読は非常に良かったです。男性のナレーターでアメリカ英語。インド系女性役のナレーションなど、男性なのに声質までインド系女性!!と分かるほどの声音が変わり、プロのナレーターの素晴らしさを堪能できました。若い住人同士の会話が多いので、オーディオブックにしてはカジュアルで早めの英語でした。

 

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