またまた家探し

アメリカに来て二軒目のシェアハウスの契約が来月で6ヶ月を迎えるので、このまま契約を延長するか悩んだ結果、新しくルームシェアを探すことにしました。現在の家は、アメリカ人女性Aさん44歳とその娘Kちゃん20歳と3人でシェア。お金持ちのドクターが森の中に建てた別荘なので、家の造りも素敵で、犬も2匹居たことからベストな条件だったのですが、決定的にガマン出来ない点が出てきたので。

 

部屋を借りた当初は、Aさんに特定の彼氏はいなかったのですが、10月にお母さんのAさんのほうに彼氏が出来、その彼氏が週の半分この家に住むようになったことで、かなり居心地が悪くなりました。しかも、この家にはシャワールームが1つしかなく、私がシャワーを使うには、Aさんの寝室を通らないといけないのです。夜21時には、彼女もパジャマ姿でベッドでくつろいでいるので、部屋を横切るのは申し訳ないなとは思っていたのですが、女同士なら問題なかったのです。

 

彼氏が来るようになってからは、早くから二人で寝室に入っているので、シャワールームを使えなくなってしまいました。2人が寝室でトランプをしているのならば私だって遠慮しないのですが・・・。彼女達のいる2階の部屋は吹き抜けで、部屋にドアがないので朝と夜にエッチな事をしている音が筒抜けなのです(´・ω・`)。事が事だけに、非常にリクエストを伝えづらく、その他にも色々と気になっている事があったので、他に部屋を探す事にしました。

 

Aさんの部屋を通らないとシャワーにいけないというのが今回の決定打だったのですが、これまでにも出て行く程ではないが気になっていた点がいくつか。

 

1. 特定の彼氏が出来る前、色々とお試し期間中だったらしく、親子がそれぞれ毎週違う男を家に連れてきて、キッチンカウンターでワインを飲みながら、ウフフ♥グフフとイチャつくので台所が使い難かった。こちらがパジャマで寛ぎたい夜の時間帯に、毎週違う男が家をウロウロしているので気が休まらない。

2. 私の部屋の下、半地下に住んでいるKちゃんは昼夜逆転していて、夜中の1時頃に大声でギターの弾き語りをする。自作の歌らしく、同じフレーズを何十分も繰り返すので壊れているんじゃないかと疑うほど。

3. Kちゃんが連れてくる男友達がウルサイ。夜が活動時間帯なので、ガンガン音楽をかけて盛り上がられると迷惑。

 

4.Kちゃんとトイレを共有しているのだが、彼女は絶対にトイレットペーパーを補充しないし彼女が使った汚物入れも放置。ペーパーを私が補充し、彼女が使いきって補充しないので、必ず私の時に紙が切れる…。

 

5.台所のシンクに3日間洗い物を放置。ディッシュウォッシャーがないので、手洗いなのですが、3日目には蛇口から水も汲めないくらい洗い物で一杯になるので、シンクを使うために私が洗い物をすることも。1.5L の牛乳を買った翌朝に8割がた飲まれていてとても悲しかったことも…。

 

6.ゴミ捨てルールが曖昧で、キッチンのゴミ箱から溢れても外のゴミ箱に入れないので私が回収していた。ゴミ回収の日も忘れられているので、結局私が毎週ゴミ出しに行っていた。

 

これらのことは、その場でお願いすれば”OK!”と明るく返事してくれるのですが、結局守られることはなく。というか、毎回口に出して要求を伝えないといけないのが疲れます。日本人のような気遣いを期待するのは間違いだけど、あまりにも他人に対する気遣いがなく自分勝手に思えてしまいました。自由なのは結構ですが、責任感の伴わない自由はよろしくありません。

 

”自分がされたらイヤな事は他人にしない”っていう程度の気遣いで十分なんですけどねぇ。”他人の事は気にしない”というのがこんなにも大変な事だったとは…。NY出身の人に、Sex and the City の話をしたら、”現実にはそんなの絶対ない!!”って言われたことがあるけど、ここはSATCどころじゃなかったんじゃないかなぁ。Share house じゃなくて、Whore houseか!ってくらい。いろいろとお話出来たのは楽しかったし、アメリカ人の暮らしを近くで見させてもらったのは良かったのですが、今度は男出入りが激しくなく、バスルームへの道が確保されている部屋を探します。

 

<今日の一枚>

八つ当たりしたい。

カテゴリー: 生活 パーマリンク