2013年多読まとめ

Goodreads 2013年のReading Challenge で設定した目標は洋書50冊。今年は42冊読みました。目標には及ばなかったけど、面白い本をたくさん読めたので満足。

 

2006年から目で読んだ本の語数は1150万2913語、オーディオブックで聞いた本の語数は1960万0040語、合計で3129万0953語になりました。いつのまにかオーディオブックで読んだ本のほうが多くなっていたことに驚きました。Audibleリスニングは多読の補助のつもりで始めたのですが、今ではすっかりメインです。忙しくて本を読む時間が取れなくても、目が疲れていて本を読むのがつらい時にも、オーディオブックなら気軽に本を読むことができるし、通勤時間や歩く時間も読書時間になります。オーディオブックリスニングのスキルは英語を学ぶ過程で身につけた副産物ですが、出来るようになって本当に良かったです。

 

今年読んだ本のなかで一番のお気に入りは、ジェフリー・アーチャーの Kane and Abel。30年も前に出版された本ですが、今更夢中になって読みました。ポーランドとアメリカ、遠く離れた場所で生まれた男2人の人生が次第に交差していく過程が良かったです。お互い激しく憎みあい、意地を張り合う2人ですが、本当は一番の理解者になれるのに・・・と裏事情全てを知っている読者として、心を痛めながら読みました。その後ジェフリー・アーチャー本を何冊か読みましたが、Kane and Abelは別格で良かった。

 

ちょっと難しかったけど、読んで良かったと思えたのはTeslaの伝記。交流電流を発明した人です。天才ですが、相当変わった人だったようで、今でも偉大なるgeek として崇められている様子。新聞記事を読んでいても時々テスラの名前を目にしますし、ヘンテコなサイエンス・フィクションだった14にもテスラが引用されていました。20世紀初頭、電気をめぐる発明競争の経緯などを読んでいたおかげで、その他の本に時々出てくるマルコーニ、エジソンとの関係も理解出来るようになりました。本で読んだ知識が色々なところに繋がっていると実感出来た本。

 

今年読んだ本のリスト。

No Higher Honor: A Memoir of My Years in Washington

Tesla: Man Out of Time

14

Only Time Will Tell

The Sins of the Father (The Clifton Chronicles)

Kane and Abel

The Count of Monte Cristo (Penguin Classics)

The World Until Yesterday: What Can We Learn from Traditional Societies?

Wicked: The Life and Times of the Wicked Witch of the West (Wicked Years)

Q and A

Best Kept Secret (Clifton Chronicles)

The Great Gatsby

Let’s Explore Diabetes with Owls

The Shining

The Prodigal Daughter

Jane Eyre (Penguin Classics)

Shall We Tell the President?

The Mortal Instruments 1: City of Bones

City of Ashes (Mortal Instruments)

The Ocean at the End of the Lane: A Novel
City of Glass: Shadowhunters: The Mortal Instruments Series, Book 3

City of Fallen Angels (The Mortal Instruments)

The Digital Photography Book: Part 1 (2nd Edition)

Travels with Charley in Search of America

The Story of Doctor Dolittle

The Moment It Clicks: Photography secrets from one of the world’s top shooters

City of Lost Souls (The Mortal Instruments)

Croak
Doctor Sleep: A Novel (The Shining)

Killing Jesus: A History

Steelheart: Steelheart Series, Book 1

Allegiant (Divergent)

The Lies of Locke Lamora: The Gentleman Bastard Sequence Series, Book 1 (Gentleman Bastards)

Ender’s Game

Storm Front (The Dresden Files, Book 1): Book one of The Dresden Files

Fool Moon: Book two of The Dresden Files

The Art of Being Unmistakable

Grave Peril (The Dresden Files)

Summer Knight: Book four of The Dresden Files

Death Masks: Book Five of The Dresden Files

Red Seas Under Red Skies: The Gentleman Bastard Sequence Series, Book 2 (Gentleman Bastards)

An Appetite For Wonder: The Making of a Scientist

 

洋書多読で語数をカウントすることを、”記録目的で読んでいるなんて!”と批判しているのをネットで目にしてショックを受けたのですが、別に読んだ自慢をしたくて記録しているわけではないのですよ。”100万語多読”という言葉を初めて知って、100万語読んだらどんな変化が起こるだろう!!とワクワクしながら多読を始めた時の習慣が今も続いているだけなのです。100万語、500万語、1000万語のマイルストーンは、多読を始めた頃の自分にとっては特別な数字でしたし、”自分にも出来るだろうか”と、半信半疑で始めたにもかかわらず、7年経っても続いているのは、読書の楽しさにくわえ、数字でこれまでの軌跡や進歩を確かめるのが楽しみだったから、というのもあります。多読を始めた時、1000万語読んだ人の体験談もネット上で探して読みましたし、自分もこれから多読を始める人の参考になることが出来ればいいなと思います。

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