Blood Song: Raven’s Shadow, Book 1
- Written by: Anthony Ryan
- Narrated by: Steven Brand
時間:23時間8分
発音:イギリス英語。
速度:180語/分前後。
オススメ度: 5 out of 5 ファンタジー好きに
【あらすじ】
ベイリン・アル・ソナは、10歳の時に第6騎士団の一員となる。入隊後は家族との縁も切り、15年間の任務を終えるまで、騎士団のBrotherたちと寝食を共にし、厳しい訓練を受ける。訓練は厳しく、卒業までに脱落したり、命を落とすものも多数出てくる。そのため、卒業出来た団員は、血脈を超えた固い絆で結ばれる。
主人公のベイリンには特殊な能力があり、そのために何者かに命を狙われる。暗殺者の行方と、自身の特殊能力の謎を追っていくうちに、はるか昔に消滅したと思われていた第7の騎士団が、現在も存在していることを知る。ベイリンの命を狙い、王国を戦争に導いている力は何なのか。彼に優れた剣の能力と生存のための直感を与えるBlood Songの謎とは?
【感想】
とても満足度の高い作品だった。A Song of Ice and Fireや、The Name of the Wind と同じくらい好き。主人公のベイリンと、騎士団の仲間たちの絆が良い。10歳頃に入団した彼らが共に成長していく過程や、その後の戦争で活躍する姿、そして様々な形での別れ。どの瞬間も丁寧に描写されていて、主人公たちと共に時代を共有しているような気持ちになった。
Audibleでも4.5/5.0の高評価。第二巻は2014年7月初旬発売。
YL:8.5 (概算)
語数:160,000語(概算)