海外旅行に行ったら現地の映画館で映画を見ることにしています。映画館やお客さんの雰囲気が違っていて面白い。”なんでそこで笑う!?”と笑いのツボが違うところもまた楽しみ。
カルガリーの街を歩いていたら国際映画祭のshort filmの告知を発見。19時からの作品を見るため映画館へ。昼間通りがかったときは空いていたのに、映画館の前は長蛇の列!
とりあえず並んで待つことにしたんだけど、20分程待っても列は全く動かない。心配になってきて、隣に一人で並んでいた現地の女性に”このままここにいて中に入れると思う?”と聞いてみた。受付で聞いてみましょうか、ということになり二人で列を抜けて受付へ。やはり国際映画祭は人気のようで長時間並ばないと入れない様子。外で待っている人たちは映画祭というイベントそのものを楽しんでいるようで、長蛇の列にも文句を言う事もなく幸せそう。通常の映画は並ばずに観られるとのことだったので、”Leslie My Name is Evil” という映画をみることに。というか他に選択肢なし…。
ベトナム戦争時代のアメリカでヒッピーになってカルト集団に入り、集団殺人に加わった少女の話。カルト集団が罪の無い人を殺すことと、ベトナムに枯葉剤を撒いて大量殺戮を行うことに違いはあるのか…というようなテーマ。やはり笑う部分が違う。外人さんたちが大声で笑っている部分のどこが面白いのかわからないが、笑っている外人さんたちが面白いという…。
まぁ、外国で映画館に入って普段は観ない類の映画をみるっていうことが一つのイベントだからいいか。