【映画】Spider-Man: No Way Home (2021)

Spider-Man: No Way Home (2021)

Casts:  Tom Holland,  Zendaya, Benedict Cumberbatch

<あらすじ>

ピーターがスパイダーマンであるという記憶を全世界から消すために、ドクター・ストレンジにお願いして、記憶を消す呪文を唱えてもらうのだが、ピーターが何度も呪文を変更させたためにマルチバースの扉が開かれてしまう。

 

<感想>

1月7日(金)公開日、IMAXの予約を取りたかったのにほぼ満席で断念。翌日の予約もページアクセス集中で45分後にやっとチケットが取れました。21時〜23時40分の回でほぼ満席。大満足でした!スパイダーマンがSONYで良かった!スパイダーマンシリーズへの愛が溢れていて、きっとスパイダーマンの事が誰よりも好きな人達によって作られたんだろうなと思いました。上映後、会場から拍手がわき起こっていました。

 

ここからネタバレ感想です。Spoiler Alert!

チャーリー・コックスのマット・マードック、デアデビルがピーター・パーカーの弁護士として出てきた時は、歓喜の声を上げてしまいそうになりました。Netflixのデアデビルシリーズが終了し、もう二度とチャーリー・コックスのデアデビルを見られないのかと思っていたので、今後の展開に希望が持てて良かった。ありがとうSONY!

 

さらに、トビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドのスパイダーマン達も登場。それぞれのスパイダーマンシリーズが終わっても、それぞれの人生は続いており、皆の人生も進んでいたんだな、と実感して胸が熱くなりました。そして過去のスパイダーマンに救いが用意されていたのが良かった。MJを救えなかった事でトラウマを抱え、一人で生きているらしいアンドリュー・ガーフィールド演じるスパイダーマンが、ゼンデイヤ演じるトム・ホランド君のMJを救ったシーン。その瞬間のアンドリューの表情に、過去のシーンが脳裏に蘇り感無量でした。

 

そしてよくもこんなに過去のヴィラン達が集まったよね?というレベルの豪華キャスト。ウィレム・デフォーまで!20年経っているのに全然姿が変わっていないような。あんな姿なのによく出演しようと思いましたよね・・。二重人格の表現が見事でした。

 

おおむね大満足だったのですが、少しだけ不満点もありました。トビー・マグワイアのスパイダーマンはベンおじさんを亡くし、アンドリュー・ガーフィールドはMJを亡くしてしまった。それならトム・ホランド版スパイダーマンが失うのはメイおばさんだな!という前提ありきでストーリーラインが決まってしまったような強引さがありました。”With great power comes great responsibility” のセリフを言えるのはメイおばさんしかいないでしょうけれど。いくらトムホ君のスパイダーマンが子供っぽいとは言っても、そこまでアホの子だとは思いませんでした。そこだけが少しガッカリした点です。

 

MJやネッドの記憶も消え、次作からは精神的に成長して少し大人びたスパイダーマンになるのかな。高校生たちがわちゃわちゃしているスパイダーマンも楽しかったけど、いつまでも子供のままではいられないし。それにネッドやアイアンマンからの助けがない分、デアデビルの出番が増える事を期待します。

 

トムホ君のスパイダーマンだけではなく、過去のスパイダーマンシリーズの復習をしていったほうがより楽しめるかも。

 

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【映画】Spider-Man: No Way Home (2021) への2件のフィードバック

  1. kov のコメント:

    SONYありがとう…と何度も心の中で繰り返しながら見ていました。不意打ちの出演者に私も思わず声を上げそうになりました。
    今後どのように展開していくのかとても楽しみです。

    • Yuko のコメント:

      Kovさん。20年越しに救済されたような気分でしたね。今まで明るくてアベンジャーズの中で末っ子的な存在のトムホ君が可愛いくて好きだったけど、これからは落ち着いていくのでしょうか。

      トニー・スタークの後継者としてふさわしい年齢になるまで頑張ってくれたらいいな〜。

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