Early career へのアドバイス

学会１日目、Early careerへのアドバイスという講演を聞きに行きました。４名の講演者のうち、最後の一人しか聞けなかったため、Early careerの定義を聞き逃してしまったのですが、”中堅どころ”あたりのことではないかと思います。

講演者が強調されていたのは、メンターを選びなさい ということ。新卒研修を終了してひとり立ちすると、師と仰ぐ人がいなくなる人も多いと思います。また、自分の意に反する人に指導されている人もいるかもしれません。自分が何を学びたいか、その人から学ぶべきことは何かを自分で選ぶことが重要です。実際に”メンター”という人が付いていなくても、自分がなりたい人をイメージしてみてもいいのかなと思いました。

自分と向かい合う時間を取ること。忙しいかもしれないけれど、毎日少しずつでもいいから時間を取って、自分がいかに恵まれているか考えることが大切です。毎日流されるままに生きていくのではなく、振り返りの時間を取ることが重要だということを再認識しました。

最後に 自分より若い人を教えること。教えることで自らも成長します。また自分がメンターを選ぶように、自分も若い人から選ばれるような人になることを意識する必要があると思いました。

日本の学会では学術的な講演はあるけど、こういった若い人へのアドバイス的な講演を聞いたことはなかったので、とても為になりました。会場は若手メンバーで満員状態、立ち見も出るくらいでした。いろいろ迷いはあっても、折り入って先輩や上司に聞く機会はないので、こういった機会に各国の大先輩から貴重なアドバイスを聞くことができてよかったです。